第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 ①経営成績

 当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、経済・社会活動が停滞し、急速に悪化の様相を見せており、極めて厳しい状況が続いております。

 染色加工業界におきましても、新型コロナウイルス感染拡大防止ための外出自粛や、各自治体からの営業自粛要請等により繊維製品販売は低迷を極めており、経営環境は一層厳しい状況が続いております。

 このような状況のもと、当社グループでは、従業員の新型コロナウイルス感染拡大防止策として、時差出勤、テレワーク、出張などの長距離移動の自粛、マスク配布・着用や日常の手洗い・消毒・検温などを実施しました。

 染色加工事業では、新型コロナウイルスの感染拡大以前から衣料品市場の大幅な落込みを想定し、事業規模縮小を実施済みではありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による変化に対応するため、更なる施策が必要と考え、当四半期にて実施しました。

 また、縫製品販売事業では、国内のマスク需要に対応するため不織布マスク・ガーゼマスクの販売に注力しました。保育サービス事業では、自粛期間中も医療従事者支援のため、企業内(病院内)保育所を継続運営しました。洗濯事業では、インバウンド需要の低迷によるホテルリネンの大幅な減少など、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受ける結果となりました。

 当第1四半期連結累計期間は、売上高2,982百万円(前年同期比13.2%減、453百万円減)、営業損失40百万円(前年同期は営業利益123百万円)、経常利益は31百万円(前年同期比73.6%減、88百万円減)となりました。

 親会社株主に帰属する四半期純損失は73百万円(前年同期比44百万円減)となりました。

 

  セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。

a.染色加工事業

 染色加工事業は、売上高は2,049百万円(前年同期比22.8%減、606百万円減)となり、営業損失は15百万円(前年同期は、営業利益104百万円)となりました。

 染色加工事業における部門別(加工料部門、テキスタイル販売部門)の業績は次のとおりであります。

(加工料部門)

 国内では、政府のマスク不足解消に向けた施策やマスク用途によるガーゼ生地の加工はありましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための店舗休業や営業自粛により定番品が低迷し、大幅な減収となりました。これからの「ウィズ(with)コロナ時代」に対応するため、素材・加工提案を進め、収益性改善に努めております。

 海外では、新型コロナウイルス感染症の影響は軽微ではありましたが、市況・受注の低迷により減収となりました。

 これらの結果、加工料部門の売上高は1,484百万円(前年同期比30.7%減、658百万円減)となりました。

(テキスタイル販売部門)

 国内では、カジュアル向け販売が新型コロナウイルス感染症の影響で低迷しましたが、マスク用途のガーゼ生地販売が好調に推移したため大幅増収となりました。海外では、国内同様にガーゼ生地の販売は好調に推移したものの、その他の落ち込みにより減収となりました。

 これらにより、テキスタイル販売部門の売上高は565百万円(前年同期比10.1%増、51百万円増)となりました。

b.縫製品販売事業

 縫製品販売事業は、量販店向けの販売は低調に推移しましたが、マスク販売が好調に推移し、売上高は294百万円(前年同期比249.0%増、210百万円増)、営業利益は22百万円(前年同期は営業損失6百万円)となりました。

c.保育サービス事業

 保育サービス事業は、新型コロナウイルス感染症の影響から、イベント関係の中止や利用者の利用控えによる売上減少、事業エリア拡大のための先行投資により、売上高は593百万円(前年同期比6.4%減、40百万円減)、営業損失は57百万円(前年同期は営業利益11百万円)となりました。

d.倉庫事業

 倉庫事業は、ニット製品の荷扱量減少はありましたが、費用見直し等により売上高は52百万円(前年同期比10.2%減、5百万円減)、営業利益は2百万円(前年同期は営業損失2百万円)となりました。

e.機械販売事業

 機械販売事業は、染色加工関連設備の海外向け売上が減少したことにより、売上高は14百万円(前年同期比79.5%減、57百万円減)、営業利益は4百万円(前年同期比71.6%減、10百万円減)となりました。

f.洗濯事業

 洗濯事業は、新型コロナウイルス感染症の影響からインバウンド需要が壊滅的な影響を受け、ホテルリネンが大幅に減少しており、非常に厳しい状況が続き、売上高は14百万円(前年同期比54.3%減、17百万円減)、営業損失は17百万円(前年同期比11百万円減)となりました。

g.その他事業

 当セグメントには、システム事業、不動産賃貸事業が含まれており、売上高は25百万円(前年同期比20.5%減、6百万円減)となり、営業利益は20百万円(前年同期比22.0%減、5百万円減)となりました。

 

 ②財政状態

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、13,285百万円(前連結会計年度末比4.6%減、641百万円減)となりました。これは主に現金及び預金の減少289百万円、受取手形及び売掛金の減少74百万円、商品及び製品の減少43百万円、原材料及び貯蔵品の減少42百万円、機械装置及び運搬具の減少47百万円等によるものです。

 負債は、6,590百万円(前連結会計年度末比2.1%減、140百万円減)となりました。これは主に支払手形及び買掛金の減少244百万円、短期借入金の減少120百万円、賞与引当金の減少64百万円、その他流動負債の減少187百万円、長期借入金の増加505百万円等によるものです。

 純資産は、6,694百万円(前連結会計年度末比7.0%減、501百万円減)となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失による減少73百万円、配当金の支払いによる減少64百万円、為替換算調整勘定の減少190百万円等によるものです。

 

 (2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。

 

 (3)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、14百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。