当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、世界的なIT需要の拡大や設備投資需要の回復を背景とした輸出の増加など、製造業を中心に回復の動きはあるものの、新型コロナウイルス感染症の対策としての緊急事態宣言の発令やまん延防止等重点措置が継続的に実施されるなど、一進一退の状況が続いております。
染色加工業界におきましても、長期的にはワクチン接種の加速化に伴い、個人消費を中心に回復の兆しが見込まれますが、当面は、新型コロナウイルス感染症拡大防止策としての活動制限が重石となり消費回復は見込めず、厳しい状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは国内染色加工事業にて、市場のニーズに対応した、抗菌・抗ウイルス、光触媒加工などの特殊加工素材の提案や商品開発に注力しました。海外におきましても、厳しい状況が続く中、機能商品の提案、生産・品質管理の向上、コストダウン活動に注力しました。
また、縫製品販売事業では、当社の加工技術を活かしたユニフォームマスク、抗菌・抗ウイルス素材や肌にやさしいガーゼ素材を使用した商品の提案・販売に注力しました。
また、これら商品を広く一般消費者の方々に知って頂くため、ソーシャルメディアを活用した情報配信による広報活動など、販路拡大にも努めております。
保育サービス事業では、感染症対策に万全を期すとともに、企業内(病院内)保育所の運営受託、自治体の要請に応じた認可保育園公募への参加および事業エリアの拡大に注力しております。
洗濯事業では、既存客先との取組強化、新規客先開拓を進めるとともに、生産体制の見直しやコスト削減に努めました。
これらの結果、売上高は2,611百万円(前年同期比12.4%減、371百万円減)となり、営業損失は30百万円(前年同期は営業損失40百万円)、経常利益は0百万円(前年同期比99.1%減、31百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は28百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失73百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
a.染色加工事業
染色加工事業は、売上高は1,890百万円(前年同期比7.8%減、159百万円減)となり、営業利益は22百万円(前年同期は営業損失15百万円)となりました。
染色加工事業における部門別(加工料部門、テキスタイル販売部門)の業績は次のとおりであります。
(加工料部門)
国内では、資材用途受注が回復傾向にあったこと、および、抗菌等特殊加工の受注を取り込んだことにより、増収となりました。海外では、インドネシア子会社においては、新型コロナウイルス感染症の影響により、感染症拡大前であった前年同期の水準までは受注回復しておらず、減収となりました。タイ国子会社においては、感染症再拡大の影響を大きく受けており、個人消費の低迷、客先の在庫過多による受注減から、大幅な減収となりました。これらの結果、加工料部門の売上高は1,601百万円(前年同期比7.9%増、116百万円増)となりました。
(テキスタイル販売部門)
国内では、カジュアル用途販売の低迷に加え、マスク用途のガーゼ生地販売の受注が減少したため、減収となりました。海外においても、マスク用途のガーゼ生地受注の減少、感染症再拡大の影響により減収となりました。
これらの結果、テキスタイル販売部門の売上高は288百万円(前年同期比48.9%減、276百万円減)となりました。
b.縫製品販売事業
縫製品販売事業は、光触媒マスク(抗菌・抗ウイルス)やユニフォームマスクなどの販売に取り組みましたが、イベント関連商品や量販店向け販売の低迷に加え、ガーゼ・不織布マスクの販売が減少した結果、売上高は46百万円(前年同期比84.1%減、247百万円減)、営業損失は8百万円(前年同期は営業利益22百万円)となりました。
c.保育サービス事業
保育サービス事業は、新規拠点開設により売上は増加しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響による利用者減少、新規拠点開設やエリア拡大のための費用を計上した結果、売上高は627百万円(前年同期比5.7%増、34百万円増)、営業損失は53百万円(前年同期は営業損失57百万円)となりました。
d.倉庫事業
倉庫事業は、新規客先開拓、各種費用の見直しを実施した結果、売上高は57百万円(前年同期比11.0%増、5百万円増)、営業利益は7百万円(前年同期比212.1%増、5百万円増)となりました。
e.機械販売事業
機械販売事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、海外における営業活動を実施できないことから、海外向け設備の受注が減少し、売上高は4百万円(前年同期比69.3%減、10百万円減)、営業損失は11百万円(前年同期は営業利益4百万円)となりました。
f.洗濯事業
洗濯事業は、インバウンド需要の消滅により、ホテルリネンは大幅減少しており厳しい状況は続いておりますが、新規顧客開拓や、生産体制の見直し、各種コスト削減を実施した結果、売上高は19百万円(前年同期比36.7%増、5百万円増)、営業損失は4百万円(前年同期は営業損失17百万円)となりました。
g.その他事業
当セグメントには、システム事業、不動産賃貸事業が含まれており、売上高は21百万円(前年同期比14.6%減、3百万円減)、営業利益は17百万円(前年同期比15.7%減、3百万円減)となりました。
②財政状態
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、12,576百万円(前連結会計年度末比2.6%減、330百万円減)となりました。これは主に現金及び預金の減少233百万円、受取手形及び売掛金の減少46百万円、原材料及び貯蔵品の増加48百万円、建設仮勘定の減少122百万円等によるものです。
負債は、5,686百万円(前連結会計年度末比6.0%減、361百万円減)となりました。これは主に支払手形及び買掛金の減少109百万円、短期借入金の減少30百万円、賞与引当金の減少50百万円、長期借入金の減少160百万円等によるものです。
純資産は、6,890百万円(前連結会計年度末比0.4%増、30百万円増)となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失による減少28百万円、配当金の支払いによる減少64百万円、為替換算調整勘定の増加58百万円、非支配株主持分の増加68百万円等によるものです。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、16百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。