第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 ①経営成績

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延により経済活動は大きな影響を受けており、引き続き厳しい状況で推移しました。

 変異株等の発生に伴い緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が再発令されるなど、景気回復の遅れが懸念される状況が続いておりますが、10月以降の緊急事態宣言の解除やワクチン接種率の増加及び感染予防対策の浸透などによる景気回復への動きが期待されます。

 このような状況のもと、当社グループは国内染色加工事業では、コロナ禍に対応した新たなニーズや幅広い需要に対応するため、抗菌・抗ウイルス・光触媒加工などを用いた素材提案や商品開発に注力しました。

 また、SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた取組みとして、CO₂排出量の削減、薬品使用量の削減や再利用など、環境への取組みを進めております。

 海外では、インドネシア子会社においては、既存客先との一層の取組み強化や新規市場・顧客開拓、生産性向上、コストダウン活動の推進に注力しました。タイ国子会社においては、収益改善を図るため、受注環境に応じた生産体制への転換を図っております。

 縫製品販売事業では、コロナ禍にて海外縫製品の輸入・販売が苦戦するなか、当社の加工技術を活かし、抗菌・抗ウイルス、肌にやさしい商品の提案・販売に注力しました。

 また、これら商品を広く一般の方々にも知って頂くため、ソーシャルメディアを活用した情報配信・広報活動を実施するなど、販売拡大に努めております。

 保育サービス事業では、認可保育園3件、企業内保育所4件の新規開園を完了しており、今後も企業内保育所の運営受託、認可保育園への公募、事業エリア拡大に注力します。

 洗濯事業では、ビジネス用途のホテルリネンが苦戦するなか、新規ルート・アイテムの取込み、既存先との取組強化による数量増加、コスト削減に努めました。

 これらの結果、売上高は5,150百万円(前年同期比3.7%減、200百万円減)となり、営業損失は53百万円(前年同期は営業損失224百万円)、経常損失は23百万円(前年同期は経常損失156百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失256百万円)となりました。

 

  セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

a.染色加工事業

 染色加工事業は、売上高は3,644百万円(前年同期比0.6%減、20百万円減)となり、営業損失は40百万円(前年同期は営業損失219百万円)となりました。

 染色加工事業における部門別(加工料部門、テキスタイル販売部門)の業績は次のとおりであります。

(加工料部門)

 国内では、資材用途やユニフォーム関連、抗菌・抗ウイルスなどの特殊加工受注を取り込み、大幅増収となりました。海外では、インドネシア子会社においては、新型コロナウイルス感染拡大対策としての活動制限に一定の緩和が為されたことから、前年同期に比べ売上数量は14.8%増となり、増収となりました。タイ国子会社においては、輸出や個人消費の低迷など、新型コロナウイルス感染症の影響は依然として大きく、大幅減収となりました。

 これらの結果、加工料部門の売上高は3,089百万円(前年同期比13.5%増、366百万円増)となりました。

(テキスタイル販売部門)

 国内では、カジュアル・ユニフォーム用途の販売不振、前年同期はマスク用のガーゼ生地特需があったため、大幅減収となりました。海外においても、マスク用途のガーゼ生地販売が減少したことに加え、新型コロナウイルス感染症再拡大の影響もあり大幅減収となりました。

 これらの結果、テキスタイル販売部門の売上高は555百万円(前年同期比41.1%減、386百万円減)となりました。

 

b.縫製品販売事業

 縫製品販売事業は、光触媒・ユニフォームマスクなどの販売に取り組みましたが、各地でのイベントの中止に伴う関連商品の販売やガーゼ・不織布マスク販売が大幅に減少した結果、売上高は101百万円(前年同期比70.6%減、245百万円減)、営業損失は12百万円(前年同期は営業利益25百万円)となりました。

c.保育サービス事業

 保育サービス事業は、新型コロナウイルス感染症の影響による利用者減少はあったものの、新規拠点7件の開設により売上高は増加しました。しかしながら、新規拠点開設やエリア拡大のための費用を計上した結果、売上高は1,302百万円(前年同期比5.5%増、67百万円増)、営業損失は27百万円(前年同期は営業損失43百万円)となりました。

d.倉庫事業

 倉庫事業は、新規客先開拓による収入の増加や、各種費用の見直しを実施した結果、売上高は117百万円(前年同期比13.3%増、13百万円増)、営業利益は12百万円(前年同期比370.6%増、9百万円増)となりました。

e.機械販売事業

 機械販売事業は、新型コロナウイルス感染症の影響による海外渡航制限から、保守・点検や営業活動の実施が不可能となり、設備の受注・販売が減少した結果、売上高は19百万円(前年同期比83.5%減、99百万円減)、営業損失は13百万円(前年同期は営業利益32百万円)となりました。

f.洗濯事業

 洗濯事業は、ホテルリネンは、ビジネス用途は低迷したものの、レジャー用途が回復しております。また、アイテム数の増加や生産体制の見直しを実施した結果、売上高は42百万円(前年同期比51.4%増、14百万円増)、営業損失は6百万円(前年同期は営業損失33百万円)となりました。

g.その他事業

 当セグメントには、システム事業、不動産賃貸事業が含まれており、売上高は43百万円(前年同期比14.6%減、7百万円減)、営業利益は34百万円(前年同期比16.2%減、6百万円減)となりました。

 

 ②財政状態

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、12,933百万円(前連結会計年度末比0.2%増、25百万円増)となりました。これは主に現金及び預金の増加247百万円、受取手形及び売掛金の減少163百万円、原材料及び貯蔵品の増加44百万円、仕掛品の増加50百万円、建設仮勘定の減少133百万円等によるものです。
 負債は、6,015百万円(前連結会計年度末比0.5%減、31百万円減)となりました。これは主に支払手形及び買掛金の減少114百万円、短期借入金の増加40百万円、修繕引当金の減少34百万円、長期借入金の増加80百万円等によるものです。
 純資産は、6,917百万円(前連結会計年度末比0.8%増、56百万円増)となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加7百万円、配当金の支払による減少64百万円、投資有価証券の時価評価に伴うその他有価証券評価差額金の減少11百万円、為替換算調整勘定の増加47百万円、非支配株主持分の増加76百万円等によるものです。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、営業活動により131百万円の増加、投資活動により108百万円の増加、財務活動により0百万円の増加となった結果、2,416百万円となりました。
 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 税金等調整前四半期純利益77百万円の計上、減価償却費207百万円、売上債権の減少174百万円、仕入債務の減少90百万円等により、131百万円の収入(前年同期は211百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 有形固定資産の取得による支出130百万円、国庫補助金の受入による収入71百万円等、投資有価証券の売却による収入133百万円により、108百万円の収入(前年同期は266百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 長期借入れによる収入500百万円、長期借入金の返済による支出380百万円、配当金の支払額64百万円等により、0百万円の収入(前年同期は352百万円の収入)となりました。

 

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、30百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。