第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な雇用・所得環境を背景に底堅く推移いたしましたが、米中間の貿易摩擦の激化による中国経済の減速など、世界経済の不確実性は高まっており、先行き不透明な状況で推移しました。

 繊維業界においては、消費者の節約志向・生活防衛意識は依然として根強く、これらに加え異常気象や消費増税を控え、個人消費は引き続き力強さに欠ける状況が続き、厳しい環境にあります。

 このような状況において当社グループは、現在取り組んでいる中期経営計画『ATSUGI VISION 2020』で掲げている「企画・開発と営業戦略の融合」「繊維事業におけるバランスの改革」「製造原価の低減」「女性の美と快適に「健康」をプラス」「生産性の向上」の5つの課題への対策は引き続き進めていくとともに、これらを着実に推進していくために、2019年度からの概ね5年の期間で「コスト構造改革」、「業務構造改革」、「事業構造改革」の3つの構造改革に取り組んでまいります。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は9,874百万円(前年同四半期比9.6%減)、営業損失は284百万円(前年同四半期は28百万円の損失)、経常損失は180百万円(前年同四半期は88百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は195百万円(前年同四半期は43百万円の利益)となりました。

 

 セグメント別の経営成績を示すと、次の通りであります。

[繊維事業]

 レッグウエア分野は流通の変化への対応の遅れ、プレーンストッキングの伸び悩みなど、全般的に厳しく、同分野の売上高は7,476百万円(前年同四半期比14.2%減)となりました。

 インナーウエア分野はスポーツインナー関連が順調に推移したほか、主力のブラジャーおよびショーツも好調に推移し、同分野の売上高は1,766百万円(前年同四半期比9.1%増)となりました。

 これらの結果、繊維事業の売上高は9,242百万円(前年同四半期比10.5%減)、営業損失は371百万円(前年同四半期は269百万円の損失)となりました。

 

[不動産事業]

 保有資産の有効活用を進めておりますが、当事業の売上高は285百万円(前年同四半期比2.1%減)、営業利益は110百万円(前年同四半期比46.5%減)となりました。

 

[その他]

 その他の事業につきましては、介護用品の販売が堅調に推移したほか、太陽光発電による売電も順調に推移しました。これらの結果、当事業の売上高は346百万円(前年同四半期比14.2%増)、営業利益は34百万円(前年同四半期比4.1%減)となりました。

 

②財政状態の状況

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は49,814百万円となり、前連結会計年度末に比べ964百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金の減少564百万円、有形固定資産の減少333百万円、投資有価証券の減少180百万円およびたな卸資産の増加449百万円等によるものであります。

 負債の部は7,121百万円となり、前連結会計年度末に比べ357百万円増加いたしました。これは主に、仕入債務の増加551百万円、繰延税金負債の減少159百万円等によるものであります。

 純資産の部は42,693百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,321百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失195百万円の計上や、前期決算に係る配当金481百万円による減少およびその他の包括利益累計額の減少640百万円等によるものであります。

 この結果、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は85.5%(前連結会計年度末は86.4%)となりました。

 

③キャッシュ・フローの状況

[営業活動によるキャッシュ・フロー]

 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純損失187百万円、減価償却費401百万円、仕入債務の増加566百万円等がありましたが、たな卸資産の増加520百万円等により、差引386百万円の収入(前年同四半期は428百万円の支出)となりました。

 

[投資活動によるキャッシュ・フロー]

 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得251百万円等により、361百万円の支出(前年同四半期は207百万円の支出)となりました。

 

[財務活動によるキャッシュ・フロー]

 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い等により、482百万円の支出(前年同四半期は490百万円の支出)となりました。

 この結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ594百万円減少し、6,644百万円となりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた問題はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は239百万円であります。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。