第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、経済及び社会 活動が大幅に停滞したことで、国内経済が急速に悪化し極めて厳しい状況となりました。 

 繊維産業におきましては、昨年10月の消費税増税により消費の落ち込みが懸念されていた中において、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発令もあり、外出自粛、商業施設の休業等の影響が大きく、衣料消費が大幅に冷え込んだことや受注活動が停滞したこと等により、極めて厳しい市場環境となり、依然その状況が続いております。

 このような事業環境のもと、当社グループは、優れた感性と技術で新しい「価値」を創造するとともにグローバル展開を図り、安定的・持続的成長の実現を目指しております。
  当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高22億8千1百万円(前年同期比27.7%減)、営業損失1億1千万円(前年同期は営業利益2億6百万円)、経常損失5千8百万円(前年同期は経常利益2億6千万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失9千1百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益1億7千8百万円)となりました。

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります

 (染色加工事業)

 昨年の暖冬の影響により、秋冬物の受注減が懸念されていた中で、新型コロナウイルス感染症拡大による百貨店等の商業施設の休業等の影響を受けて、期中での受注が大幅に減少したこと等により、織物が8億6千6百万円(前年同期比21.0%減)、ニットが6億7百万円(前年同期比34.9%減)となり、売上高14億7千3百万円(前年同期比27.4%減)、営業損益につきましては、設備費等の固定費の削減を図ってまいりましたが、大幅な売上減少の影響により、営業損失1億6千3百万円(前年同期は営業利益1億1百万円)となりました。

 (テキスタイル事業)

 昨年10月の消費税増税や暖冬の影響により厳しい受注環境が予想されていた中で新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、染色加工事業と同様に、市場の低迷等の影響が大きく、売上高6億7千4百万円(前年同期比32.1%減)、営業損失5千1百万円(前年同期は営業損失0百万円)となりました。

 (不動産事業)
 売上高1億3千3百万円(前年同期比0.2%減)、営業利益1億3百万円(前年同期比1.4%減)となりました。

 

②財政状態の状況

(資産)

当第1四半期連結会計期間の資産は、前連結会計年度に比べ1億3千万円減少し、162億3千2百万円となりました。主な要因は、投資有価証券が3億3千8百万円増加しましたが、受取手形及び売掛金が1億9千8百万円減少、現金及び預金が1億1千4百万円減少、繰延税金資産が7千7百万円減少したことであります。

(負債)

当第1四半期連結会計期間の負債は、前連結会計年度に比べ8千3百万円減少し、25億3千2百万円となりました。主な要因は、未払費用が7千5百万円増加、繰延税金負債が4千3百万円増加しましたが、支払手形及び買掛金が1億8百万円減少したことであります。

(純資産)

当第1四半期連結会計期間の純資産は、前連結会計年度に比べ4千6百万円減少し、137億円となりました。主な要因は、その他有価証券評価差額金が2億3千7百万円増加しましたが、配当金の支払1億9千万円及び親会社株主に帰属する四半期純損失9千1百万円を計上したことにより、利益剰余金が2億8千2百万円減少したことであります。

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、2千2百万円であります。
 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)生産、受注及び販売の状況

当第1四半期連結累計期間において、前年同期で染色加工事業セグメント並びにテキスタイル事業セグメントにおける受注及び販売の実績に著しい減少がありました。その内容については「①経営成績の状況」に記載しております。

 
 (6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。