第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。
 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の位置づけが「5類」に移行し、社会経済活動が正常化に向かい景気が緩やかに回復してまいりましたが、円安やウクライナ情勢の長期化によるエネルギー及び原材料価格の高騰に伴う物価上昇により個人消費の落ち込みが懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 繊維産業におきましては、規制が緩和されたこと等により、百貨店等での衣料販売が回復し明るい兆しが見えておりますが、エネルギー及び原材料価格の高騰や消費者物価上昇による衣料消費の落ち込みが懸念されるなど、業界を取り巻く環境は依然予断を許さない状況が続いています。

 このような事業環境のもと、当社グループは優れた感性と技術で新しい「価値」を創造し、市場領域の拡大とグローバル展開を図り、安定的・持続的成長の実現を目指しております。また、「地球は着替えることができないから」を当社の環境理念として環境負荷低減活動に取り組むとともに、地域社会やステークホルダーとの共存共栄を図るなど、SDGs活動を積極的に進めてまいります。

 当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高58億1千1百万円(前年同期比12.4%増)、営業利益3億9千4百万円(前年同期は営業損失1億5千9百万円)、経常利益4億5千2百万円(前年同期は経常損失9千2百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、投資有価証券売却益8千3百万円及び補助金収入7千7百万円を計上したこと等により、5億7千9百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失2億3千4百万円)となりました。

 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

 (染色加工事業)

 婦人物を中心とする紡毛織物の加工数量が予想以上に落ち込んだこと及びニットの受注数量も前年比マイナスとなりましたが、紳士物やフォーマルの受注数量が回復したことに加えて、加工料金の是正が進んだことにより、織物が21億6千8百万円(前年同期比24.8%増)、ニットが14億3千8百万円(前年同期比2.6%増)となり、売上高36億6百万円(前年同期比14.9%増)、営業損益につきましては、国の対策である電気・ガス価格激変緩和措置や加工料金の是正が進んだこと及び工場集約効果により、営業利益1億6千8百万円(前年同期は営業損失3億1千9百万円)となりました。

 (テキスタイル事業)

 既存得意先との取組み及び輸出を強化したこと等により、売上高19億9千7百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益8千6百万円(前年同期比22.1%増)となりました。

 (不動産事業)

 昨年10月より群馬県伊勢崎市の土地と店舗の賃貸を新たに開始したこと等により、売上高2億7百万円(前年同期比40.7%増)、営業利益1億3千9百万円(前年同期比58.5%増)となりました。

 

②財政状態の状況

(資産)

当第2四半期連結会計期間の資産は、前連結会計年度末に比べ13億9千9百万円増加し、158億1千2百万円となりました。主な要因は、有価証券が1億9千9百万円減少しましたが、投資有価証券が8億5千2百万円増加、受取手形及び売掛金が5億8千万円増加、建物及び構築物が1億8千万円増加したことであります。

(負債)

当第2四半期連結会計期間の負債は、前連結会計年度末に比べ4億1千5百万円増加し、42億6千万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金が1億5千4百万円減少しましたが、繰延税金負債が3億4千3百万円増加、1年内返済予定のものを含む長期借入金が2億4千4百万円増加したことであります。

(純資産)

当第2四半期連結会計期間の純資産は、前連結会計年度末に比べ9億8千4百万円増加し、115億5千2百万円となりました。主な要因は、配当金の支払い1億3千9百万円に対して、親会社株主に帰属する四半期純利益5億7千9百万円を計上したこと、その他有価証券評価差額金が5億5千万円増加したことであります。

 

③キャッシュ・フローの状況

  営業活動によるキャッシュ・フローは、7千4百万円の増加(前年同期は6億3千8百万円の減少)となりました。主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益6億1千6百万円、減価償却費2億7千9百万円であり、主な減少要因は、売上債権の増加5億8千万円、仕入債務の減少1億5千4百万円、投資有価証券売却益8千3百万円であります。
 投資活動によるキャッシュ・フローは、1億7千2百万円の減少(前年同期は5億5千3百万円の減少)となりました。主な増加要因は、有価証券の償還による収入2億円、投資有価証券の売却による収入1億1千3百万円であり、主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出4億6千5百万円であります。
 財務活動によるキャッシュ・フローは、1億6千万円の増加(前年同期は1億2千7百万円の減少)となりました。主な増加要因は、長期借入による収入3億円であり、主な減少要因は、配当金の支払額1億4千万円であります。
  この結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結累計期間末残高は、前連結会計年度と比べ6千3百万円増加し、10億9百万円となりました。

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、5千8百万円であります。
 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)生産、受注及び販売の状況

当第2四半期連結累計期間において、前年同期で染色加工事業セグメント並びにテキスタイル事業セグメントにおける受注及び販売の内容については「(1)財政状態及び経営成績の状況①経営成績の状況」に記載しております。

 

(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

第3 【提出会社の状況】

 

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

60,000,000

60,000,000

 

 

② 【発行済株式】

 

種類

第2四半期会計期間末
現在発行数(株)
(2023年9月30日)

提出日現在
発行数(株)
(2023年11月14日)

上場金融商品取引所
名又は登録認可金融
商品取引業協会名

内容

普通株式

13,933,757

13,933,757

東京証券取引所
スタンダード市場
名古屋証券取引所
プレミア市場

単元株式数は100株であります。

13,933,757

13,933,757

 

 

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。

 

(3)  【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。

 

(4)  【発行済株式総数、資本金等の推移】

 

年月日

発行済株式
総数増減数
(千株)

発行済株式
総数残高
(千株)

資本金増減額
(千円)

資本金残高
(千円)

資本準備金
増減額
(千円)

資本準備金
残高
(千円)

2023年7月1日~
2023年9月30日

13,933

△3,024,199

100,000

359,244

 

(注)2023年6月28日開催の定時株主総会の決議に基づき、2023年8月1日付で減資の効力が発生し、

   資本金から3,024,199千円をその他資本剰余金に振り替えております。