第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。
 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

 当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に、景気の緩やかな回復が見られましたが、物価上昇に加えて米国の関税政策や地政学的リスクの影響等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 繊維産業におきましては、消費者物価上昇による節約志向により高級衣料品の売上減少が懸念されているのに加えて、製品在庫の削減、見込み生産の縮小の動きが見られ、業界を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続くものと思われます。

 このような事業環境のもと、当社グループは優れた感性と技術で新しい「価値」を創造し、市場領域及び輸出の拡大を営業戦略として、安定的・持続的成長の実現を目指しております。また、「地球は着替えることができないから」とする当社の環境理念のもと、環境負荷低減活動に取り組むとともに、地域社会やステークホルダーとの共存共栄を図るなど、SDGs活動を積極的に進めてまいります。

 当中間連結会計期間の経営成績は、売上高58億3千7百万円(前中間連結会計期間比5.1%増)、営業利益1億4百万円(前中間連結会計期間比30.0%減)、経常利益1億7千9百万円(前中間連結会計期間比18.6%減)、親会社株主に帰属する中間純利益につきましては、補助金収入1億3千4百万円、投資有価証券売却益1億1百万円を計上したこと等により、2億8千8百万円(前中間連結会計期間比26.3%減)となりました。

 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

 (染色加工事業)

 暖冬やファッショントレンドの変化により、婦人コート地を中心とするウール素材の受注が減少していること、ニットや紳士物についても、完成品在庫の増加に伴う生産調整やSDGsの観点からの見込生産の縮小に加えて、安価な中国製品の流入の影響もあり、織物が18億5千4百万円(前中間連結会計期間比1.7%減)、ニットが13億8百万円(前中間連結会計期間比0.5%減)となり、売上高31億6千2百万円(前中間連結会計期間比1.2%減)、営業利益につきましては、売上高の減少及び原材料の値上りや減価償却費の増加等により、営業損失1億5千7百万円(前中間連結会計期間は営業損失8千5百万円)となりました。

 (製品販売事業

 製品販売事業の内、テキスタイル販売につきましては、染色加工事業と同じく厳しい市場環境が続いており、前

年同期比減収減益となりましたが、アパレル製品販売につきまして、本年1月に子会社化した2社の収益が寄与し

たことにより、売上高24億3千2百万円(前中間連結会計期間比14.1%増)、営業利益につきましては、1億1千5百万円(前中間連結会計期間比34.7%増)となりました。

 (不動産事業)

 売上高2億4千2百万円(前中間連結会計期間比9.7%増)、営業利益1億4千6百万円(前中間連結会計期間比1.5%減)となりました。

 

 

②財政状態の状況

(資産)

当中間連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べ3億5千7百万円増加し、202億7千3百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が3億7千万円、完成品が1億3千万円減少しましたが、投資有価証券が5億1千8百万円、建設仮勘定が3億3百万円増加したことであります。

(負債)

当中間連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ1億1千3百万円減少し、49億7千5百万円となりました。主な要因は、繰延税金負債が3億5千7百万円増加しましたが、支払手形及び買掛金が2億5千6百万円、その他に含まれる未払金等が1億6千6百万円、長期借入金が8千4百万円減少したことであります。

(純資産)

当中間連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ4億7千1百万円増加し、152億9千8百万円となりました。主な要因は、配当金の支払いにより3億2千7百万円減少しましたが、その他有価証券評価差額金が5億1千6百万円増加したこと、親会社株主に帰属する中間純利益2億8千8百万円を計上したことであります。

 

③キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、6億3千8百万円の増加(前中間連結会計期間は1億4千2百万円の増加)となりました。主な増加要因は、税金等調整前中間純利益4億1千5百万円、減価償却費3億7千万円、棚卸資産の減少2億5百万円、未払消費税等の増加1億2千1百万円であり、主な減少要因は、売上債権の増加2億6千8百万円、仕入債務の減少2億5千6百万円であります。 
 投資活動によるキャッシュ・フローは、5億1千7百万円の減少(前中間連結会計期間は8億7千2百万円の減少)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出7億3千万円、主な増加要因は、投資有価証券の売却による収入2億1千5百万円であります。

 財務活動によるキャッシュ・フローは、4億8千9百万円の減少(前中間連結会計期間は6億1千7百万円の減少)となりました。主な減少要因は、配当金の支払額3億2千5百万円、長期借入金の返済による支出9千6百万円、短期借入金の減少6千万円であります。 
 この結果、現金及び現金同等物の当中間連結会計期間末残高は、前連結会計年度と比べ3億7千万円減少し、15億2千3百万円となりました。

 

(2)経営方針・経営戦略等

当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当中間連結会計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当中間連結会計期間の研究開発費の総額は、5千4百万円であります。
 なお、当中間連結会計期間末において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)生産、受注及び販売の状況

当中間連結会計期間において、前年同期で染色加工事業セグメント並びに製品販売事業セグメントにおける受注及び販売の内容については「(1)財政状態及び経営成績の状況①経営成績の状況」に記載しております。

 

(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

3 【重要な契約等】

(連結子会社間の吸収合併)

 2025年7月16日開催の株式会社ジェノ及びG-STAGE・JAPAN株式会社の取締役会において、連結子会社である株式会社ジェノを存続会社、同じく連結子会社であるG-STAGE・JAPAN株式会社を消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、2025年10月1日付で合併いたしました。

 詳細は、「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表 (1)中間連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)(連結子会社間の吸収合併)」に記載のとおりであります。

 

第3 【提出会社の状況】

 

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

60,000,000

60,000,000

 

 

② 【発行済株式】

 

種類

中間会計期間末
現在発行数(株)
(2025年9月30日)

提出日現在
発行数(株)
(2025年11月14日)

上場金融商品取引所
名又は登録認可金融
商品取引業協会名

内容

普通株式

13,933,757

13,933,757

東京証券取引所
スタンダード市場
名古屋証券取引所
プレミア市場

単元株式数は100株であります。

13,933,757

13,933,757

 

 

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。

 

(3)  【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。

 

(4)  【発行済株式総数、資本金等の推移】

 

年月日

発行済株式 総数増減数
(千株)

発行済株式 総数残高
(千株)

資本金増減額
(千円)

資本金残高
(千円)

資本準備金 増減額
(千円)

資本準備金 残高
(千円)

2025年9月30日

13,933

100,000

359,224