なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢に改善が見られるなど、緩やかな回復基調が続いているものの、海外景気の下振れ懸念もあり先行き不透明な状況で推移しました。
当社グループの主要取引先であります紙パルプ業界におきましては、国内需要の低迷や輸入原材料価格の上昇等により、依然として厳しい状況が継続しております。
このような状況の中、当社グループの連結売上高は8,901百万円(前年同期比4.3%減)となりました。損益の状況につきましては、継続的なコスト削減に努めたものの、売上高の減少等により、連結営業利益は440百万円(前年同期比42.6%減)、連結経常利益は455百万円(前年同期比37.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は287百万円(前年同期比31.6%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
<抄紙用具関連事業>
(日本)
内需につきましては、厳しい市場環境により、抄紙用フエルトの販売数量は減少いたしましたが、懸命な受注活動が奏功し、抄紙用ベルトの販売数量は増加いたしました。輸出につきましては、積極的な拡販活動が奏功し、抄紙用フエルトの販売数量は増加いたしましたが、抄紙用ベルトの販売数量は減少いたしました。この結果、売上高は5,957百万円(前年同期比3.8%減)、セグメント利益は1,229百万円(前年同期比18.0%減)となりました。
(北米)
抄紙用ベルトの販売数量は減少いたしましたが、抄紙用フエルトの販売数量が増加したことにより、売上高は1,257百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は103百万円(前年同期比47.1%増)となりました。
(欧州)
抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトともに販売数量が減少したことに加え、ユーロ安の影響により、売上高は923百万円(前年同期比25.2%減)、セグメント損失は22百万円(前年同期はセグメント利益42百万円)となりました。
(中国)
抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトともに販売数量が増加したことにより、売上高は378百万円(前年同期比36.3%増)、セグメント利益は27百万円(前年同期比26.7%減)となりました。
<工業用事業>
輸出は増加いたしましたが、内需が減少したことにより、売上高は384百万円(前年同期比4.5%減)、セグメント損失は5百万円(前年同期はセグメント利益11百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ567百万円減少し、26,255百万円となりました。これは主として商品及び製品が188百万円増加した一方、現金及び預金が843百万円減少したことによるものです。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ652百万円減少し、7,776百万円となりました。これは主として流動負債のリース債務が503百万円増加した一方、固定負債のリース債務が802百万円、未払法人税等が305百万円それぞれ減少したことによるものです。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ85百万円増加し、18,479百万円となりました。これは主としてその他有価証券評価差額金が115百万円増加したことによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は332百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。