なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き緩やかな回復基調にあるものの、海外景気の下振れ懸念や年明けからの大幅な為替変動等により、企業収益の改善に足踏みがみられるなど、先行き不透明な状況で推移しました。
当社グループの主要取引先であります紙パルプ業界におきましては、国内需要の低迷等により、依然として厳しい状況が継続しております。
このような状況の中、当社グループの連結売上高は5,669百万円(前年同期比7.4%減)となりました。損益の状況につきましては、継続的なコスト削減に努めましたものの、売上高の減少に加え営業外損益において為替差損等を計上したことにより、連結営業利益は142百万円(前年同期比56.8%減)、連結経常利益は93百万円(前年同期比71.4%減)となりました。また、投資有価証券評価損を特別損失に計上したことに加え、法人税等の負担率の増加などから、親会社株主に帰属する四半期純利益は2百万円(前年同期比99.2%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
<抄紙用具関連事業>
(日本)
内需につきましては、厳しい市場環境が続く中、抄紙用フエルトの販売数量は横ばいで推移し、抄紙用ベルトの販売数量が増加したことにより、増収となりました。輸出につきましては、積極的な拡販活動が奏功し、抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトともに販売数量は増加いたしましたが、円高の影響により減収となりました。この結果、売上高は4,195百万円(前年同期比1.4%増)、セグメント利益は812百万円(前年同期比22.1%減)となりました。
(北米)
抄紙用ベルトの販売数量は増加いたしましたが、抄紙用フエルトの販売数量が減少したことに加え、ドル安の影響により、売上高は567百万円(前年同期比28.1%減)、セグメント利益は28百万円(前年同期比56.5%減)となりました。
(欧州)
抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトともに販売数量が減少したことに加え、ユーロ安の影響により、売上高は571百万円(前年同期比18.1%減)、セグメント損失は43百万円(前年同期はセグメント利益0百万円)となりました。
(中国)
抄紙用ベルトの販売数量は増加いたしましたが、抄紙用フエルトの販売数量が減少したことにより、売上高は131百万円(前年同期比48.8%減)、セグメント利益は18百万円(前年同期比7.9%減)となりました。
<工業用事業>
内需及び輸出ともに減少したことにより、売上高は203百万円(前年同期比14.8%減)、セグメント損失は20百万円(前年同期はセグメント損失9百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ619百万円減少し、24,526百万円となりました。これは主として、有形固定資産が309百万円、現金及び預金が172百万円それぞれ減少したことによるものです。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ431百万円減少し、7,112百万円となりました。これは主として、固定負債のリース債務が476百万円減少したことによるものです。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ188百万円減少し、17,413百万円となりました。これは主として、利益剰余金が140百万円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ172百万円減少し、1,515百万円(前年度末比10.2%減)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は以下のとおりです。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費を源泉とした収入635百万円などにより890百万円の収入(前年同期比500百万円の収入増)となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出590百万円などにより593百万円の支出(前年同期比15百万円の支出減)となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
財務活動によるキャッシュ・フローは、ファイナンス・リース債務の返済による支出181百万円、配当金の支払による支出141百万円などにより424百万円の支出(前年同期比25百万円の支出減)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は211百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。