第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き緩やかな回復基調にあるものの、海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況で推移しました。

当社グループの主要取引先であります紙パルプ業界におきましては、国内需要の低迷等により、依然として厳しい状況が続いております。

このような状況の中、当社グループの連結売上高は8,406百万円(前年同期比5.6%減)となりました。損益の状況につきましては、継続的なコスト削減に努めたものの、売上高の減少に加え営業外損益において為替差損等を計上したことにより、連結営業利益は241百万円(前年同期比45.1%減)、連結経常利益は225百万円(前年同期比50.5%減)となりました。また、法人税等の負担率の増加などから、親会社株主に帰属する四半期純利益は74百万円(前年同期比74.0%減)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりです。

<抄紙用具関連事業>

(日本)

内需につきましては、厳しい市場環境が続く中、抄紙用フエルトの販売数量は横ばいで推移いたしましたが、懸命な受注活動が奏功し、抄紙用ベルトの販売数量は増加いたしました。輸出につきましても、積極的な拡販活動が奏功し、抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトともに販売数量は増加いたしました。この結果、売上高は6,127百万円(前年同期比2.9%増)、セグメント利益は1,054百万円(前年同期比14.2%減)となりました。

(北米)

抄紙用ベルトの販売数量は増加いたしましたが、抄紙用フエルトの販売数量が減少したことに加え、ドル安の影響により、売上高は961百万円(前年同期比23.6%減)、セグメント利益は43百万円(前年同期比57.9%減)となりました。

(欧州)

抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトともに販売数量が減少したことに加え、ユーロ安の影響により、売上高は819百万円(前年同期比11.3%減)、セグメント損失は65百万円(前年同期はセグメント損失22百万円)となりました。

(中国)

抄紙用ベルトの販売数量は増加いたしましたが、抄紙用フエルトの販売数量が減少したことに加え、人民元安の影響により、売上高は202百万円(前年同期比46.5%減)、セグメント利益は32百万円(前年同期比19.5%増)となりました。

<工業用事業>

内需及び輸出ともに減少したことにより、売上高は295百万円(前年同期比23.1%減)、セグメント損失は31百万円(前年同期はセグメント損失5百万円)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ283百万円減少し、24,861百万円となりました。これは主として、投資有価証券が621百万円、受取手形及び売掛金が347百万円それぞれ増加した一方、現金及び預金が846百万円、有形固定資産が617百万円それぞれ減少したことによるものです。

負債につきましては、前連結会計年度末に比べ619百万円減少し、6,923百万円となりました。これは主として固定負債のリース債務が479百万円、流動負債のリース債務が324百万円それぞれ減少したことによるものです。

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ335百万円増加し、17,937百万円となりました。これは主として、利益剰余金が229百万円減少した一方、その他有価証券評価差額金が466百万円増加したことによるものです。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は312百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。