第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境や企業収益の改善等により緩やかな回復基調にあるものの、海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。

当社グループの主要取引先であります紙パルプ業界におきましては、国内需要の低迷等により、依然として厳しい状況が継続しておりますが、海外需要はアジア地域の経済成長やEC(電子商取引)市場の拡大により堅調に推移しております。

このような状況の中、当社グループの連結売上高は9,275百万円(前年同期比10.3%増)となりました。損益の状況につきましては、売上高の増加に加え継続的なコスト削減対策により、連結営業利益は581百万円(前年同期比140.6%増)、連結経常利益は605百万円(前年同期比168.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は364百万円(前年同期比388.7%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりです。

<抄紙用具関連事業>

(日本)

内需につきましては、懸命な受注活動に努めましたものの、厳しい市場環境により抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトともに販売数量は減少いたしました。輸出につきましては、積極的な拡販活動が奏功し、抄紙用ベルトの販売数量は横ばいで推移いたしましたが抄紙用フエルトの販売数量は増加いたしました。この結果、売上高は6,492百万円(前年同期比6.0%増)、セグメント利益は1,236百万円(前年同期比17.3%増)となりました。

(北米)

抄紙用ベルトの販売数量は横ばいで推移いたしましたが、抄紙用フエルトの販売数量が増加したことにより、売上高は981百万円(前年同期比2.1%増)、セグメント利益は40百万円(前年同期比7.4%減)となりました。

(欧州)

抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトともに販売数量が増加したことに加え、ユーロ高の影響により、売上高は1,046百万円(前年同期比27.7%増)、セグメント利益は30百万円(前年同期はセグメント損失65百万円)となりました。

(中国)

抄紙用ベルト及び抄紙用フエルトの販売数量が増加したことにより、売上高は359百万円(前年同期比77.4%増)、セグメント利益は47百万円(前年同期比46.7%増)となりました。

<工業用事業>

内需及び輸出ともに増加したことにより、売上高は396百万円(前年同期比34.1%増)、セグメント利益は46百万円(前年同期はセグメント損失31百万円)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,274百万円増加し、26,238百万円となりました。これは主として、有形固定資産が707百万円減少した一方、現金及び預金が1,016百万円、投資有価証券が744百万円それぞれ増加したことによるものです。

負債につきましては、前連結会計年度末に比べ514百万円増加し7,370百万円となりました。これは主として、流動負債のリース債務が430百万円減少した一方、短期借入金が500百万円、買掛金が259百万円それぞれ増加したことによるものです。

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ759百万円増加し、18,867百万円となりました。これは主として、その他有価証券評価差額金が540百万円、利益剰余金が79百万円それぞれ増加したことによるものです。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は312百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。