なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境や企業収益の改善等により緩やかな回復基調にあるものの、各国の通商政策の動向や金融資本市場の変動の影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの主要取引先であります紙パルプ業界におきましては、国内需要の低迷等により、依然として厳しい状況が継続しておりますが、海外需要はアジア地域の経済成長や通販市場の拡大により、堅調に推移しております。
このような状況の中、当社グループの連結売上高は9,227百万円(前年同期比0.5%減)となりました。損益の状況につきましては、継続的なコスト削減に努めましたものの、売上高の減少に加え販売費及び一般管理費の増加により、連結営業利益は571百万円(前年同期比1.8%減)となりましたが、為替差損益の良化等により、連結経常利益は689百万円(前年同期比14.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は437百万円(前年同期比19.8%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
<抄紙用具関連事業>
(日本)
内需につきましては、厳しい市場環境が続く中、抄紙用フエルトの販売数量は減少いたしましたが、抄紙用ベルトの販売数量は横ばいで推移いたしました。輸出につきましては、抄紙用フエルトの販売数量は横ばいで推移いたしましたが、懸命な受注活動が奏功し、抄紙用ベルトの販売数量は増加いたしました。この結果、売上高は6,374百万円(前年同期比1.8%減)、セグメント利益は1,320百万円(前年同期比6.8%増)となりました。
(北米)
抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトともに販売数量が増加したことにより、売上高は1,085百万円(前年同期比10.6%増)、セグメント利益は67百万円(前年同期比67.5%増)となりました。
(欧州)
抄紙用ベルトの販売数量は増加いたしましたが、抄紙用フエルトの販売数量が減少したことに加え、ユーロ安の影響により、売上高は961百万円(前年同期比8.1%減)、セグメント利益は6百万円(前年同期比79.4%減)となりました。
(中国)
抄紙用フエルトの販売数量は増加いたしましたが、抄紙用ベルトの販売数量が減少したことにより、売上高は323百万円(前年同期比9.9%減)、セグメント利益は33百万円(前年同期比30.4%減)となりました。
(タイ)
平成30年7月に設立いたしましたICHIKAWA ASIA CO.,LTD.が、東南アジアを中心に抄紙用フエルト、抄紙用ベルトの販売活動を推進いたしました。
<工業用事業>
内需につきましては横ばいで推移いたしましたが、輸出につきましては増加したことにより、売上高は469百万円(前年同期比18.5%増)、セグメント利益は57百万円(前年同期比25.6%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ920百万円減少し、24,951百万円となりました。これは主として現金及び預金が554百万円増加した一方、投資有価証券が761百万円、有形固定資産が602百万円減少したことによるものです。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ600百万円減少し、6,619百万円となりました。これは主として繰延税金負債が167百万円、買掛金が131百万円減少したことによるものです。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ320百万円減少し、18,331百万円となりました。これは主として利益剰余金が149百万円増加した一方、その他有価証券評価差額金が549百万円減少したことによるものです。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は246百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。