当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境や企業収益の改善等により緩やかな回復基調にあるものの、海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの主要取引先であります紙パルプ業界は、国内においては需要の縮小等により、依然として厳しい状況が継続しております。海外においては、米中貿易摩擦の影響等による一部地域の景気後退に伴う需要減や競争激化により、不安定な状況で推移しております。
このような状況の中、当社グループの連結売上高は5,933百万円(前年同期比5.2%減)となりました。損益の状況につきましては、売上高の減少に加え売上原価の増加により、連結営業利益は108百万円(前年同期比75.1%減)、連結経常利益は165百万円(前年同期比66.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は108百万円(前年同期比65.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
<抄紙用具関連事業>
(日本)
内需につきましては、厳しい市場環境が続く中、抄紙用フエルトの販売数量は増加いたしましたが、抄紙用ベルトの販売数量は減少いたしました。輸出につきましては、懸命な受注活動に努めましたが、抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトの販売数量は減少いたしました。この結果、売上高は4,120百万円(前年同期比4.4%減)、セグメント利益は956百万円(前年同期比7.5%増)となりました。
(北米)
抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトともに販売数量が減少したことに加え、ドル安の影響により、売上高は578百万円(前年同期比25.0%減)、セグメント利益は11百万円(前年同期比77.8%減)となりました。
(欧州)
ユーロ安の影響がありましたが、抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトの販売数量が増加したことにより、売上高は729百万円(前年同期比11.8%増)、セグメント利益は46百万円(前年同期比736.0%増)となりました。
(中国)
抄紙用ベルトの販売数量は横ばいで推移いたしましたが、抄紙用フエルトの販売数量が減少したことにより、売上高は142百万円(前年同期比33.2%減)、セグメント利益は0百万円(前年同期比98.8%減)となりました。
(タイ)
2018年7月に設立いたしましたICHIKAWA ASIA CO.,LTD.が、東南アジアを中心に抄紙用フエルト、抄紙用ベルトの販売活動を推進いたしました。この結果、売上高は、95百万円(前年同期5百万円)、セグメント利益は0百万円(前年同期18百万円)となりました。
<工業用事業>
内需につきましては横ばいで推移いたしましたが、輸出につきましては増加したことにより、売上高は267百万円(前年同期比11.5%減)、セグメント利益は28百万円(前年同期比27.2%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ798百万円減少し、24,825百万円となりました。これは主として有形固定資産が417百万円増加した一方、現金及び預金が294百万円、受取手形及び売掛金が591百万円、投資有価証券が229百万円減少したことによるものです。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ302百万円減少し、6,886百万円となりました。これは主として支払手形及び買掛金が164百万円減少したことによるものです。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ496百万円減少し、17,938百万円となりました。これは主として自己株式が300百万円増加した一方、その他有価証券評価差額金が147百万円減少したことによるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ297百万円減少し、3,943百万円(前年度末比7.0%減)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は以下のとおりです。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費を源泉とした収入588百万円などにより995百万円の収入(前年同期比178百万円の収入増)となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出825百万円などにより772百万円の支出(前年同期比680百万円の支出増)となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出302百万円及び配当金の支払による支出144百万円などにより496百万円の支出(前年同期比334百万円の支出増)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は164百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。