当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の防止策を講じつつ、政府による経済再生に向けた各種政策の効果や海外経済の改善により持ち直しの動きが期待されるものの、感染症再拡大に伴う緊急事態宣言等による制限措置もあり、一進一退を繰り返す状況となっております。
当社グループの主要取引先であります紙パルプ業界の動向は、国内につきましては板紙及び衛生用紙等の需要は横ばいで推移しておりますが、新型コロナウイルス禍の影響、それに伴う紙のデジタル化により、新聞用紙及び印刷情報用紙は、需要の減少が見込まれております。海外につきましては、通販市場の拡大に伴う板紙及び衛生用紙の需要が旺盛なアジア地域に期待があるものの、新型コロナウイルス感染症の拡大による世界的な経済活動停滞の影響により国内同様、新聞用紙及び印刷情報用紙の需要減が見込まれる等、不安定な状況が継続しております。これを受け、当社は世界的な紙の需要減を見込み、フエルトの生産体制の適正化を図ってまいりました。
このような状況の中、当社グループの連結売上高は5,859百万円(前年同期比0.4%増)となりました。損益の状況につきましては、売上高の増加及び前年度の売上原価に計上した棚卸資産評価損が減少し、連結営業利益は218百万円(前年同期比914.4%増)、雇用調整助成金の収入もあり 連結経常利益は346百万円(前年同期比171.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は270百万円(前年同期比91.8%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
<抄紙用具関連事業>
(日本)
内需につきましては、厳しい市場環境が続く中、懸命な受注活動が奏功し抄紙用フエルトの販売数量は増加いたしましたが、市場競争激化により抄紙用ベルトの販売数量は減少いたしました。輸出につきましては、東南アジアでの市場競争激化により抄紙用ベルトの販売数量は減少いたしました。この結果、売上高は3,830百万円(前年同期比1.0%増)、セグメント利益は756百万円(前年同期比34.9%増)となりました。
(北米)
南米の新規顧客を獲得するなど受注活動を推進しましたが、厳しい市場環境により一時的に需要が減退し抄紙用ベルトの販売数量は減少いたしました。この結果、ドル高の影響を受けたものの、売上高は590百万円(前年同期比4.9%減)、セグメント利益は8百万円(前年同期比86.5%減)となりました。
(欧州)
新型コロナウイルスの影響に伴うフエルト減産により販売数量を調整することで抄紙用フエルトの販売数量は減少いたしました。また、市場競争激化により抄紙用ベルトの販売数量は減少いたしました。この結果、ユーロ高の影響を受けたものの、売上高は796百万円(前年同期比8.1%減)、セグメント利益は37百万円(前年同期比44.9%減)となりました。
(中国)
懸命な受注活動が奏功し抄紙用フエルト及び抄紙用ベルトの販売数量が増加したことにより、売上高は263百万円(前年同期比30.8%増)、セグメント利益は36百万円(前年同期比94.7%増)となりました。
(タイ)
新型コロナウイルスの影響に伴うフエルト減産により販売数量を調整することで抄紙用フエルトの販売数量は減少いたしました。一方、懸命な受注活動が奏功し抄紙用ベルトの販売数量は増加いたしました。この結果、売上高は118百万円(前年同期比3.2%増)、セグメント利益は16百万円(前年同期比48.7%減)となりました。
<工業用事業>
内需は横ばいで推移しましたが輸出が増加したことにより、売上高は260百万円(前年同期比9.5%増)、セグメント利益は40百万円(前年同期比80.4%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ63百万円増加し、25,356百万円となりました。これは主として現金及び預金が343百万円増加した一方、有形固定資産が199百万円減少したことによるものです。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ44百万円増加し、6,838百万円となりました。これは主として流動負債その他が121百万円増加した一方、繰延税金負債が86百万円減少したことによるものです。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ18百万円増加し、18,518百万円となりました。これは主として利益剰余金が24百万円増加したことによるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ340百万円増加し、3,955百万円(前年度末比9.4%増)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は以下のとおりです。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益348百万円の計上、非資金費用である減価償却費の計上494百万円、法人税等の支払による支出110百万円等により778百万円の収入(前年同期比342百万円の収入減)となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出258百万円などにより261百万円の支出(前年同期比436百万円の支出減)となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払による支出139百万円などにより189百万円の支出(前年同期比9百万円の支出減)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は151百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。