当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、雇用環境、企業収益の改善が続くなかで、緩やかな回復傾向にあるものの、米中通商問題といった海外経済の不確実性など、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの主要な得意先であります紙・パルプ業界は、電子媒体へのシフトや人口減など構造的な需要変化により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況におきまして、当社グループは迅速かつきめ細やかな営業活動・技術サービスを提供するとともに生産の効率化に努めてまいりましたが、売上高は5,432百万円(前年同期比4.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は221百万円(前年同期比26.8%減)となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より、賃貸不動産収益の金額的重要性が増していることから、受取賃貸料は「営業外収益」、賃貸費用については「営業外費用」に計上していたものを、売上高および売上原価に計上する方法に変更しております。また、この変更に伴い、従来「フェルト製品および付随商品」の単一セグメントとしていたものを、第1四半期連結会計期間より「フェルト事業」と「不動産賃貸事業」の区分に変更いたしました。詳細は「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)および(セグメント情報等)」をご参照ください。
セグメントごとの業績は以下のとおりであります。
①フェルト事業
紙・パルプ用フェルトの売上高につきましては、国内については高シェアを維持できたものの、需要の減少により3,313百万円(前年同期比6.7%減)となりました。国外の売上高につきましては865百万円(前年同期比0.3%減)となりました。工業用その他の売上高につきましては、主にフィルターの販売不振により1,023百万円(前年同期比8.2%減)となりました。この結果、セグメント利益は497百万円(前年同期比25.3%減)となりました。
②不動産賃貸事業
前連結会計年度末に新たに稼動した賃貸物件が2件あり、第1四半期連結会計期間より本格的に収益が発生し、売上高は230百万円(前年同期比40.7%増)となりました。この結果、セグメント利益は103百万円(前年同期比17.6%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ585百万円減少しております。
これは、受取手形及び売掛金が919百万円、仕掛品が58百万円、原材料及び貯蔵品が27百万円、投資有価証券が505百万円減少した一方、現金及び預金が534百万円、流動資産その他が73百万円、有形固定資産が253百万円、繰延税金資産が131百万円増加したことなどによるものです。
負債は前連結会計年度末に比べ291百万円減少しております。
これは、支払手形及び買掛金が122百万円、流動負債その他が84百万円、リース債務(流動及び固定)が63百万円、退職給付に係る負債が29百万円減少した一方、受入保証金が34百万円増加したことなどによるものです。
純資産は前連結会計年度末に比べ294百万円減少しております。
これは、その他有価証券評価差額金が307百万円、為替換算調整勘定が25百万円減少した一方、利益剰余金が83百万円増加したことなどによるものです。また、自己株式の取得を65百万円、譲渡制限付株式報酬として21百万円の自己株式の処分をしております。
なお、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は75.4%となり、前連結会計年度末に比べ0.7ポイント上昇いたしました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ537百万円増加し、3,335百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は1,275百万円(前年同期は333百万円の収入)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益が330百万円、減価償却費が298百万円、売上債権の減少が915百万円となった一方、仕入債務の減少が121百万円、法人税等の支払が92百万円あったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、454百万円の支出(前年同期は286百万円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が566百万円となった一方、投資有価証券の売却による収入が102百万円あったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、272百万円の支出(前年同期は201百万円の支出)となりました。これは、自己株式の取得による支出が65百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出が63百万円、配当金の支払が134百万円あったことなどによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、67百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。