第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、一部に回復の動きが見られるものの、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあります。

 当社グループの主要な得意先であります紙・パルプ業界は、電子媒体へのシフトや人口減など構造的な変化に加え、感染拡大による経済活動の停滞により、需要減少が顕著になっております。

 このような状況におきまして、当社グループは、限られた活動範囲の中、懸命な営業・技術サービスの提供に努めてまいりましたが、売上高は4,954百万円(前年同期比8.8%減)親会社株主に帰属する四半期純利益は161百万円(前年同期比27.0%減)となりました。

 

セグメントごとの業績は以下のとおりであります。

①フェルト事業

 紙・パルプ用フェルトの売上高につきましては、国内は高シェアを維持できたものの、需要の減少により2,846百万円(前年同期比14.1%減)となりました。国外の主要な取引先であるアジア諸国の製紙会社では、新型コロナウイルス感染拡大による操業への影響は比較的少なく870百万円(前年同期比0.5%増)となりました。工業用その他の売上高は、959百万円(前年同期比6.2%減)となりました。その結果、セグメント利益は344百万円(前年同期比30.7%減)となりました。

②不動産賃貸事業

 当連結会計年度から本格的に収益が発生した賃貸物件により、売上高は277百万円(前年同期比20.6%増)となりました。この結果、セグメント利益は141百万円(前年同期比37.0%増)となりました。

 

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ633百万円増加しております。

これは、現金及び預金が974百万円、商品及び製品が186百万円、仕掛品が62百万円、原料及び貯蔵品が69百万円、投資有価証券が187百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が610百万円、有形固定資産が126百万円、繰延税金資産が79百万円減少したことなどによるものです。

 負債は前連結会計年度末に比べ441百万円増加しております。

これは、支払手形及び買掛金が27百万円、リース債務(流動及び固定)が66百万円、未払法人税等が34百万円、退職給付に係る負債が68百万円、流動負債その他が148百万円減少した一方、短期借入金が800百万円、受入保証金が8百万円増加したことなどによるものです。なお、短期借入金は新型コロナウイルス感染症の更なる拡大に備えて財務の安定を図るため増額したものであります。

 純資産は前連結会計年度末に比べ192百万円増加しております。

これは、その他有価証券評価差額金が129百万円、退職給付に係る調整累計額が19百万円、利益剰余金が27百万円増加したことなどによるものです。また、譲渡制限付株式報酬として17百万円の自己株式の処分をしております。

 なお、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は72.8%となり、前連結会計年度末に比べ1.2ポイント低下いたしました。

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ974百万円増加し、4,319百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は634百万円(前年同期は1,275百万円の収入)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益が233百万円、減価償却費が313百万円、売上債権の減少が612百万円となった一方、たな卸資産の増加が317百万円、法人税等の支払が89百万円あったことなどによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、252百万円の支出(前年同期は454百万円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が249百万円あったことなどによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、592百万円の収入(前年同期は272百万円の支出)となりました。これは、短期借入れによる収入が800百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出が66百万円、配当金の支払が133百万円あったことなどによるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、53百万円であります。
 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。