当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の第1波を越えた後、一部に回復に向けた期待があったものの、秋ごろからの感染再拡大により先行き不透明な状況となっております。
当社グループの主要な得意先であります紙・パルプ業界は、電子媒体へのシフトや人口減など構造的な変化に加え、感染拡大による経済活動の制限等により、需要減少が続いております。
このような状況におきまして、当社グループは、限られた活動範囲の中、懸命な営業・技術サービスの提供及びコストダウンに努めてまいりましたが、売上高は7,441百万円(前年同期比8.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は135百万円(前年同期比62.4%減)となりました。
セグメントごとの業績は以下のとおりであります。
①フェルト事業
紙・パルプ用フェルトの売上高につきましては、国内は高シェアを維持できたものの、需要の減少により4,278百万円(前年同期比13.8%減)となりました。国外の主要な取引先であるアジア諸国の製紙会社では、新型コロナウイルス感染拡大による操業への影響は比較的少なく1,324百万円(前年同期比6.0%増)となりました。工業用その他の売上高は、1,422百万円(前年同期比8.8%減)となりました。この結果、セグメント利益は424百万円(前年同期比40.4%減)となりました。
②不動産賃貸事業
当連結会計年度から本格的に収益が発生した賃貸物件により、売上高は415百万円(前年同期比18.0%増)となりました。この結果、セグメント利益は219百万円(前年同期比27.8%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ545百万円増加しております。
これは、現金及び預金が169百万円、有価証券が200百万円、商品及び製品が121百万円、原材料及び貯蔵品が103百万円、流動資産その他が105百万円、投資有価証券が608百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が194百万円、有形固定資産が192百万円、繰延税金資産が325百万円減少したことなどによるものです。
負債は前連結会計年度末に比べ88百万円増加しております。
これは、短期借入金が800百万円増加した一方、支払手形及び買掛金が121百万円、リース債務(流動及び固定)が99百万円、未払法人税等が89百万円、流動負債その他が279百万円、退職給付に係る負債が103百万円減少したことなどによるものです。
純資産は前連結会計年度末に比べ457百万円増加しております。
これは、その他有価証券評価差額金が522百万円増加した一方、利益剰余金が113百万円減少したことなどによるものです。また、譲渡制限付株式報酬として17百万円の自己株式の処分をしております。
なお、当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は74.3%となり、前連結会計年度末に比べ0.3ポイント上昇いたしました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、92百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。