第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化しており、度重なる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などの感染防止策がとられてきましたが効果は限定的でありました。そのような中、9月に入り急速に感染者数が減少し、9月30日をもって緊急事態宣言が解除されました。今後は経済活動の活発化が予想されますが、第6波の懸念もあり、依然として先行きは不透明な状況が続いております。

このような状況のもと、当社グループの主力である温浴事業では、東京都新宿区歌舞伎町にて事業展開する温浴施設「テルマー湯」におきまして、昨年の緊急事態宣言解除後より時短営業を続けてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大による3度目の緊急事態宣言の発出を受け、2021年4月25日から5月31日までの37日間に加え6月に6日間の合計43日間の臨時休業を実施いたしました。6月1日からは10時から20時までの時短営業を再開いたしましたが、臨時休業と時短営業の繰り返しで通常の24時間営業ができないことなどが響き、4月から9月の来館者数は、5万4千6百人(新型コロナウイルス感染症が顕在化する以前の前々年同期は16万5千9百人)にとどまりました。しかしながら、当第2四半期連結累計期間は前年同期に比べ臨時休業期間が少なかったことなどにより、売上高は前年同四半期に比べ45.9%増加し199,530千円、営業損失は54,918千円(前年同四半期は営業損失121,208千円)となりました。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために休業した43日分の固定費(人件費・賃借料・減価償却費)の合計額32,909千円を「新型コロナウイルス感染症対応による損失」として特別損失に計上しております。

不動産事業では、東京都港区西麻布に所有するビルの住居部分の賃貸収益につきまして、継続して安定した収入を得ることができました。しかしながら、テナント部分の賃貸収益に関しましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、大口のテナントにおきまして賃料の支払いが滞っていたため、2021年1月付で契約の解除を申し入れております。なお、当該テナントに対しては、物件明渡しの訴訟を提起しております。そのため、テナント部分の賃貸収益が大きく減少しております。その結果、売上高は前年同四半期に比べ56.7%減少し36,229千円、営業利益は前年同四半期に比べ78.7%減少し13,165千円となりました。

 

以上の結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は前年同四半期に比べ7.0%増加し235,759千円となりました。営業損失は97,841千円(前年同四半期は営業損失130,198千円)、経常損失は103,324千円(前年同四半期は経常損失133,925千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は127,990千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失170,945千円)となりました。

なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等の適用により、当第2四半期連結累計期間における売上高は55千円減少し、営業損失は116千円減少、経常損失及び税金等調整前四半期純損失はそれぞれ21千円増加しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。

 

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金の減少などにより前連結会計年度末と比較して277,589千円減少し、5,134,955千円となりました。負債は、未払法人税等の減少などにより前連結会計年度末と比較して148,705千円減少し、1,547,027千円となりました。純資産は、利益剰余金の減少などにより前連結会計年度末と比較して128,883千円減少し、3,587,928千円となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ、236,413千円減少し、970,225千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は、165,942千円(前年同四半期は97,009千円の使用)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純損失の計上によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、13,771千円(前年同四半期は55,270千円の使用)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、56,700千円(前年同四半期は243,300千円の獲得)となりました。これは、長期借入金の返済による支出であります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(7)販売の実績

 当第2四半期連結累計期間において、不動産事業の売上高が著しく減少しております。これは東京都港区西麻布に所有するビルの大口のテナントとの契約解除により、賃貸収益が大幅に減少したことによるものであります。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。