第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得の環境改善継続や各種政策の効果などにより景気は回復傾向にあるものの、米国の政策運営やアジア情勢の緊迫化を始めとする地政学リスク等、先行き不透明な状況が続きました。
 このような情勢のなかで当社グループは、顧客志向の商品開発強化に取り組むとともに、収益や成長が見込まれる分野への拡販を推進し、業績の向上に努めてまいりました。
 主力の自動車安全部品事業における海外売上の増加や前年同期に比べて円安水準で推移したことなどにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は403億85百万円で前年同期比46億54百万円増となりました。

 損益面については、営業利益は7億79百万円で前年同期比52百万円増、経常利益は為替損益の改善もあり10億21百万円で前年同期比4億99百万円増、当社本社ビル譲渡にともなう特別損失の計上により親会社株主に帰属する四半期純利益は79百万円で前年同期比では32百万円減となりました。

 以下、各事業セグメント別に概況をご報告申し上げます。
 当社は、事業本部制を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「自動車安全部品事業」「機能製品事業」の2つを報告セグメントとしております。

 

①自動車安全部品事業

 シートベルトについては、中国において売上が減少したものの、海外において新規車種の立ち上げ等により売上が増加いたしました。エアバッグについては、国内において受注車種の販売が好調に推移したことや、韓国において現地カーメーカー向け量産が始まったことにより、売上が増加いたしました。しかしながら、内装品その他につきましては、メキシコにおいて大きく伸びたものの、国内・タイにおいて販売が低迷し、売上が減少いたしました。
 この結果、当事業の売上高は299億30百万円で前年同期比36億51百万円増となり、営業利益は10億26百万円で前年同期比2億45百万円増となりました。

②機能製品事業

 パルテム関連は、ライフライン(下水道・上水道・ガス等)の管更生分野において特に下水道の受注が好調に推移し、売上は増加したものの、施工工事を取扱うグループ会社において収益性が悪化したため、損益面では減益となりました。

 防災関連は、消防用ホースの年度初めの物件数が少なく、大口径送水ホースも需要が減少し、売上はやや増加したものの損益面では減益となりました。

 産業資材関連は、船舶用ロープの受注が減少しましたが、物流省力化システム関連が好調で、オールセーフ(株)との連結も寄与し売上は増加、損益面でも増益となりました。
 この結果、当事業の売上高は104億50百万円で前年同期比10億2百万円増となり、営業利益は7億18百万円で前年同期比1億21百万円減となりました。

③その他事業

 当事業の売上高5百万円、営業利益は3百万円と、前年同期に比べ横這いとなりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、8億38百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。