第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、英国のEU離脱問題や中国を始めとする新興国の経済成長の停滞により、将来に対する慎重な見方から、円高・株安が進みましたが、国内企業は、政府の経済対策や日銀の金融緩和もあり、設備投資や雇用環境に改善が見られ、緩やかな回復基調で推移しました。

当社グループ主力ユーザーの水産業界におきましては、台風や爆弾低気圧発生等の異常気象による海況異変や円高による水産物の輸出量の減少が懸念されることなど厳しい状況にありますが、前期に引き続き漁船漁業の水揚げ及び経営環境は概ね安定しております。

このような状況のもと、当社グループの売上高は、北海道地区の定置網部門や陸上用ネットの施工工事の受注は順調でしたが、養殖網部門の受注が減少したため、前年同期と比べて減少しました。営業利益は、付加価値の高い定置網の売上高が増加したことや生産効率の向上に継続的に取り組んでいること及び経費削減の努力により前年同期と比べて増加しました。しかしながら、営業外損益では、前年同期は為替差益が発生しましたが、当第1四半期では円高により為替差損が発生しました。

この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は3,879百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は248百万円(前年同期比38.7%増)、経常利益は151百万円(前年同期比1.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は83百万円(前年同期比30.4%増)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

[漁業関連事業]

売上高は3,271百万円(前年同期比4.6%減)となりました。主な要因は、前期に引き続き北海道地区の定置網部門や海苔網部門の受注は好調でしたが、養殖網部門の受注が前年同期と比べて減少したことによるものです。利益面は、付加価値の高い定置網の売上高が増加したことにより、セグメント利益は244百万円(前年同期比30.0%増)となりました。

[陸上関連事業]

売上高は604百万円(前年同期比1.8%増)となりました。主な要因は、産業用資材の受注は低調でしたが、陸上用ネットの施工工事の受注が順調に推移したことによるものです。利益面は、売上高が増加したことにより、セグメント利益は4百万円(前年同期は9百万円の損失)となりました。

[その他]

前期に引き続き機械の部品加工等の受注が低調に推移したこと等により、売上高2百万円(前年同期比45.1%減)となりました。利益面は、売上高が減少したことにより、セグメント損失は0百万円(前年同期は0百万円の利益)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ237百万円増加し、19,514百万円となりました。その主な内容は以下のとおりであります。

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末と比べ309百万円増加し、14,036百万円となりました。これは、売上債権は減少しましたが、たな卸資産が増加したこと等によるものです。

固定資産は、前連結会計年度末と比べ72百万円減少し、5,476百万円となりました。これは、減価償却により有形固定資産が減少したこと等によるものです。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末と比べ76百万円減少し、8,925百万円となりました。これは、仕入債務及び短期借入金が減少したこと等によるものです。

固定負債は、前連結会計年度末と比べ389百万円増加し、6,267百万円となりました。これは、長期借入金が増加したこと等によるものです。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末と比べ76百万円減少し、4,320百万円となりました。これは、為替換算調整勘定が減少したこと等によるものです。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は39百万円であります。