第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、英国のEU離脱問題、中国を始めとする新興国の停滞や米国の新政権への移行などにより為替や株価が乱高下しましたが、国内企業は、政府の経済政策や日銀の金融緩和もあり、設備投資や雇用環境に改善が見られ、緩やかな回復基調で推移しました。

当社グループ主力ユーザーの漁業関連業界におきましては、台風や爆弾低気圧発生等の異常気象による海況異変や円高による水産物の輸出量の減少が懸念されることなど厳しい状況にありますが、前期に引き続き漁船漁業の水揚げ及び経営環境は概ね安定しております。

このような状況のもと、当社グループの売上高は、北海道地区等の定置網部門や陸上用ネットの施工工事の受注が順調であったため、前年同期と比べて増加しました。営業利益は、付加価値の高い定置網の売上高が増加したことや生産効率の向上に継続的に取り組んでいること及び経費削減の努力により前年同期と比べて増加しました。営業外損益では、持分法による投資利益を計上しましたが、ドル安により為替差損が発生しました。また、仕立作業場の取壊しに伴う特別損失を計上しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は13,215百万円(前年同期比22.8%増)、営業利益は860百万円(前年同期比152.2%増)、経常利益は770百万円(前年同期比265.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は460百万円(前年同期比699.3%増)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

[漁業関連事業]

売上高は10,985百万円(前年同期比22.3%増)となりました。主な要因は、前期に引き続き北海道地区等の定置網部門や旋網部門の受注が好調だったことによるものです。利益面は、付加価値の高い定置網の売上高が増加したことにより、セグメント利益は755百万円(前年同期比122.2%増)となりました。

[陸上関連事業]

売上高は2,200百万円(前年同期比24.7%増)となりました。主な要因は、防球ネット等の施工工事が順調に推移したこと及び産業用資材の受注が回復してきたことによるものです。利益面は、売上高が増加したことにより、セグメント利益は106百万円(前年同期は0百万円の利益)となりました。

 [その他]

前期に比べ産業用機械の受注が増加したこと等により、売上高は28百万円(前年同期比201.2%増)となりました。利益面は、産業用機械の材料費の上昇により、セグメント損失は1百万円(前年同期は0百万円の利益)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ133百万円減少し、19,143百万円となりました。その主な内容は以下のとおりであります。

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末と比べ250百万円減少し、13,476百万円となりました。これは、現金及び預金、たな卸資産は増加しましたが、売上債権が減少したこと等によるものです。

固定資産は、前連結会計年度末と比べ118百万円増加し、5,666百万円となりました。これは、土地を購入したこと等によるものです。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末と比べ694百万円減少し、8,307百万円となりました。これは、仕入債務及び短期借入金が減少したこと等によるものです。

固定負債は、前連結会計年度末と比べ218百万円増加し、6,096百万円となりました。これは、長期借入金が増加したこと等によるものです。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末と比べ342百万円増加し、4,739百万円となりました。これは、利益剰余金が増加したこと等によるものです。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は130百万円であります。