第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、近隣諸国の不穏な行為や米国政権の動向に対する懸念などで、国際的な緊張が高まり、経済に対する影響も懸念される状況ですが、欧米景気の拡大や政府の経済政策により、国内企業の業績や雇用環境の改善が見られるなど、回復基調で推移しております。

当社グループ主力ユーザーの水産業界におきましては、異常気象による海況の異変や一部水産資源の漁獲量の規制など厳しい状況にありますが、世界的な魚食の高まりにより、水産物の輸出額は年々増加傾向にあるなど、経営環境は概ね安定しております。

このような状況のもと、当社グループの売上高は、陸上用ネットの施工工事の受注が順調であったことや連結子会社が増加したことにより前年同期と比べて増加しました。営業利益は、生産の平準化を図り、無駄な費用の削減に努めておりますが、付加価値の高い定置網の売上高が減少したことにより前年同期と比べて減少しました。営業外損益では、前年同期は為替差損が発生しましたが、当第1四半期ではドル高により為替差益が発生しました。

この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は4,111百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益は161百万円(前年同期比34.8%減)、経常利益は145百万円(前年同期比3.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は102百万円(前年同期比22.7%増)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

[漁業関連事業]

売上高は3,450百万円(前年同期比5.5%増)となりました。主な要因は、定置網部門の受注は減少しましたが、連結子会社が増加したことや養殖網部門、海苔網部門の受注が順調に推移したことによるものです。利益面は、付加価値の高い定置網の売上高が減少したことにより、セグメント利益は151百万円(前年同期比37.8%減)となりました。

[陸上関連事業]

売上高は658百万円(前年同期比9.0%増)となりました。主な要因は、産業用資材の受注及び陸上用ネットの施工工事の受注が順調に推移したことによるものです。利益面は、売上高が増加したことにより、セグメント利益は9百万円(前年同期比129.6%増)となりました。

[その他]

前期に引き続き機械の部品加工等の受注が低調に推移したこと等により、売上高2百万円(前年同期比20.9%減)となりました。利益面は、売上高が減少したことにより、セグメント損失は0百万円(前年同期は0百万円の損失)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ647百万円増加し、20,282百万円となりました。その主な内容は以下のとおりであります。

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末と比べ546百万円増加し、14,141百万円となりました。これは、売上債権及びたな卸資産が増加したこと等によるものです。

固定資産は、前連結会計年度末と比べ100百万円増加し、6,140百万円となりました。これは、当期から連結子会社となった会社の有形固定資産が増加したこと等によるものです。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末と比べ627百万円増加し、9,508百万円となりました。これは、仕入債務は減少しましたが短期借入金が増加したこと等によるものです。

固定負債は、前連結会計年度末と比べ56百万円増加し、5,903百万円となりました。これは、長期借入金が増加したこと等によるものです。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末と比べ36百万円減少し、4,870百万円となりました。これは、為替換算調整勘定が減少したこと等によるものです。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は48百万円であります。