文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国・中国の貿易摩擦の動向や欧米の利上げ、中東情勢の混乱等世界情勢のリスクが懸念される中、また、国内においても自然災害が相次ぎ経済に対する不透明感があるものの、政府の経済政策により、国内企業の業績や雇用・所得環境の改善が見られるなど、回復基調で推移しております。
当社グループ主力ユーザーの水産業界におきましては、猛暑や台風などかつてないほどの異常気象による漁業関連業者への影響や一部水産資源の漁獲量の規制など厳しい状況にありますが、世界的な魚食ブームの拡大により、輸出額は年々増加傾向にあるなど、経営環境は概ね安定しております。
このような状況のもと、当社グループの売上高は、養殖網や海苔網の受注は増加しましたが、近海旋網や海外旋網漁業の不漁の影響により旋網部門の受注が減少し、前年同期と比べて減少しました。営業利益は、生産の省力化を目指し、無駄な費用の削減に努めておりますが、原材料費の上昇、運送費、貸倒引当金繰入額や人件費等の費用が増加したことにより、前年同期と比べて減少しました。営業外費用で持分法による投資損失を計上しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は8,729百万円(前年同期比1.4%減)、営業利益は216百万円(前年同期比45.0%減)、経常利益は287百万円(前年同期比34.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は157百万円(前年同期比51.6%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
[漁業関連事業]
売上高は7,460百万円(前年同期比1.1%減)となりました。主な要因は、養殖網や海苔網等の受注は増加しましたが、近海旋網や海外旋網漁業の不漁により旋網部門の受注が減少したことによるものです。利益面は、原材料費の上昇、運送費や人件費等の費用が増加したことにより、セグメント利益は221百万円(前年同期比39.0%減)となりました。
[陸上関連事業]
売上高は1,265百万円(前年同期比2.5%減)となりました。主な要因は、獣害防止ネットや遊具ネット等の受注は増加しましたが、施工工事の売上高及び防虫網等の産業用資材の受注が減少したこと等によるものです。利益面は、施工工事の売上高が減少したこと等により、セグメント損失は4百万円(前年同期は31百万円の利益)となりました。
[その他]
前期に引き続き機械の部品加工等の受注が低調に推移したこと等により、売上高3百万円(前年同期比21.2%減)となりました。利益面は、売上高が減少したことにより、セグメント損失は0百万円(前年同期は0百万円の損失)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ51百万円増加し、20,485百万円となりました。その主な内容は以下のとおりであります。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比べ117百万円減少し、13,707百万円となりました。これは、売上債権が減少したこと等によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ169百万円増加し、6,777百万円となりました。これは、石巻事業所の有形固定資産が増加したこと等によるものです。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比べ196百万円減少し、8,840百万円となりました。これは、短期借入金は増加しましたが仕入債務が減少したこと等によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末と比べ310百万円増加し、6,138百万円となりました。これは、長期借入金が増加したこと等によるものです。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末と比べ62百万円減少し、5,505百万円となりました。これは、その他有価証券評価差額金が減少したこと等によるものです。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ174百万円減少し573百万円となりました。その主な内容は以下のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の減少は、285百万円(前年同期は360百万円の資金の増加)となりました。これは、たな卸資産の増加及び仕入債務の減少等があったことによるものです。
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は、530百万円(前年同期は318百万円の資金の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出等があったことによるものです。
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の増加は、643百万円(前年同期は173百万円の資金の増加)となりました。これは、長短借入金の借入・返済の純増額等があったことによるものです。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は78百万円であります。