当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
① 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、日本国内において雇用・所得環境等は良好なものの、米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの感染拡大など、世界的な経済リスクの懸念が生じております。
当社グループ主力ユーザーの水産業界におきましては、海洋環境や気象状況の変動による漁獲量の減少や度重なる台風等の自然災害による被害などで、漁業関連事業者の経営環境は厳しい状況にあります。
このような状況のもと、当社グループの売上高は、定置網部門の売上高は減少しましたが、旋網部門、陸上用ネットの施工工事の売上高が増加したことにより、前年同期と比べて増加しました。営業利益は、原材料費の上昇や商品の販売比率が増加したこと及び定置網漁業を行う子会社の不漁による操業率の低下などで売上原価は増加しましたが、貸倒引当金繰入額の減少などで一般管理費が減少したことで、前年同期と比べて増加しました。また、営業外収益は、前年同期で計上した石巻事業所建設に伴う補助金収入が当第3四半期ではなくなり、前年同期と比べて減少しました。営業外費用は、保証債務費用を計上したこと等により前年同期と比べて増加しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は12,683百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益は249百万円(前年同期比40.7%増)、経常利益は183百万円(前年同期比29.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は39百万円(前年同期比66.0%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
[漁業関連事業]
売上高は10,333百万円(前年同期比1.3%増)となりました。主な要因は、定置網部門の売上高は減少しましたが、旋網部門の売上高が増加したことによるものです。利益面は、作業の効率化を図り経費削減に努めたことや貸倒引当金繰入額が減少したことにより、セグメント利益は175百万円(前年同期比13.7%増)となりました。
[陸上関連事業]
売上高は2,347百万円(前年同期比4.3%増)となりました。主な要因は、防虫網の売上高は減少しましたが、獣害防止ネット、陸上用ネットの施工工事の売上高が増加したこと等によるものです。利益面は、施工工事の売上高が増加したこと等により、セグメント利益は74百万円(前年同期比217.5%増)となりました。
[その他]
前期に引き続き機械の部品加工等の受注が低調に推移し、売上高2百万円(前年同期比61.8%減)となりました。利益面も売上高の減少により低下し、セグメント損失は0百万円(前年同期は0百万円の損失)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ51百万円減少し、20,915百万円となりました。その主な内容は以下のとおりであります。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比べ140百万円増加し、14,229百万円となりました。これは、売上債権は減少しましたが、たな卸資産が増加したこと等によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ192百万円減少し、6,686百万円となりました。これは、長期営業債権が減少したこと等によるものです。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比べ1,478百万円増加し、11,268百万円となりました。これは、仕入債務は減少しましたが、短期借入金が増加したこと等によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末と比べ1,380百万円減少し、3,889百万円となりました。これは、長期借入金が減少したこと等によるものです。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末と比べ149百万円減少し、5,757百万円となりました。これは、当社海外子会社のあるチリの通貨安により為替換算調整勘定が減少したことや配当金の支払いにより利益剰余金が減少したこと等によるものです。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は127百万円であります。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。