当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、経済活動が大きく制限されておりましたが、一部では改善の兆しもでてまいりました。ただし、国内だけでなく世界的にも終息には、程遠い状況で、先行きが見通しにくい状況が続いております。
当社グループ主力ユーザーの水産業界におきましては、海洋環境や気象状況の変動による漁獲量の減少や外出自粛の影響で外食産業向けの高級魚・水産物などの需要が減少していることに加え、漁船漁業者の一部は海外への出航ができない状況が続いており、漁業従事者の経営環境は引き続き厳しい状況になっております。
このような状況のもと、当社グループの売上高は、漁業関連事業では、本来前期に納品予定であった繰越分が計上されたことや新リース事業等の手続きが順調に進んだ定置網部門は堅調でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、旋網部門や水産部門、養殖網部門等の売上高が大きく減少しました。陸上関連事業では、コロナ対策で室内換気の必要性から防虫網部門が伸び、獣害防止ネットや落石防止ネット等の災害対策用途の陸上用ネットの販売は好調だったものの、全体としては前年同期と比べ減少しました。営業利益は、売上高が伸び悩む中でも、主力の定置網部門の売上高が好調だったことと、計画的な生産を継続したことで製造原価を抑えることができたこと等により、前年同期並みを維持できました。
また、営業外収益では受取保険金、保証債務費用戻入額等の計上があり、営業外費用で持分法による投資損失等の計上がありましたが、営業外損益はプラスとなりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は8,379百万円(前期同期比13.6%減)、営業利益は352百万円(前期同期比1.1%増)、経常利益は426百万円(前期同期比19.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は269百万円(前期同期比24.5%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
[漁業関連事業]
売上高は6,765百万円(前年同期比17.3%減)となりました。今夏は台風の発生も少なく、主力の定置網部門の売上高は堅調に推移しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で海外向けの商談が停滞し、旋網部門の売上高が減少しました。また、外食産業向けの高級魚の需要が減少したことなどから水産部門、養殖網部門の売上高も減少しました。利益面は、漁業関連事業全体としての売上高は減少しましたが、主力の定置網部門の売上高が好調だったことで、他の部門の落ち込みをカバーでき、セグメント利益は348百万円(前年同期比11.5%増)となりました。
[陸上関連事業]
売上高は1,606百万円(前年同期比5.8%増)となりました。主な要因は施工工事部門の売上高は低調でしたが、防虫網や獣害防止ネットの受注が好調で売上高は増加しました。利益面は、施工工事部門の売上高が減少したこと、防虫網部門の事業強化を図り人件費等のコストが増加したことでセグメント利益は4百万円(前年同期比88.0%減)となりました。
[その他]
前期に引き続き機械の部品加工等の受注は低調でしたが、小口商材が増加し、売上高は6百万円(前年同期比246.1%増)となりました。利益面は、売上高の増加によりやや改善したもののセグメント損失0百万円(前年同期は0百万円の損失)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ418百万円増加し、21,429百万円となりました。その主な内容は、以下のとおりであります。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比べ528百万円増加し、14,862百万円となりました。これは主に商品及び製品の在庫が増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ110百万円減少し、6,566百万円となりました。これは主に投資その他の資産のその他の満期による生命保険料払込金の返戻による減少等によるものです。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比べ1,014百万円増加し、11,638百万円となりました。これは主に電子記録債務及び短期借入金等が増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度と比べ710百万円減少し、3,616百万円となりました。これは主に長期借入金の返済によるものです。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度と比べ114百万円増加し、6,174百万円となりました。これは主に利益剰余金が増加したことによるものです。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前連結会計年度末と比べ228百万円増加し期末残高は824百万円となりました。その主な内容は以下のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産の増加はありましたが、売上債権の減少及び仕入債務の増加等により、837百万円の資金の増加(前年同期は20百万円の資金の増加)となりました。
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、223百万円の資金の減少(前年同期は166百万円の資金の減少)となりました。
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、長短借入金の借入・返済による純減額、配当金の支払等により387百万円の資金の減少(前年同期は97百万円の資金の増加)となりました。
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は107百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。