当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令が継続した影響により、厳しい状況で推移しております。一方中国や欧米等では国により進捗に差はあるものの概ね経済が正常化に向かいつつあり、国内でもワクチン接種が進み、直近では急速に感染者数が減少し、経済活動の回復への期待感が高まっております。ただし、海外の新型コロナウイルス感染症の動向や国内でも感染の第6波到来の不安は払拭されず、原油をはじめとする資源価格高騰や為替相場の変動等もあり、全体として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループ主力ユーザーの水産業界におきましては、海洋環境や気象状況の変動による漁獲量の減少や、外出自粛の影響で外食産業向けの高級魚や水産物などの需要が減少し魚価が低迷したことから、漁業従事者の経営環境は引き続き厳しい状況となっております。
このような状況のもと、当社グループの漁業関連事業では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響の長期化で、漁業資材の受注が減少したことや定置網部門の製商品の一部の納品が第3四半期以降にずれたこと等により、売上高が減少しました。また、前期より引き続き海外での営業活動が制約され、商談が思うように進まず、海外の売上高も減少しました。陸上関連事業では、獣害防止ネットや防鳥ネット等の陸上ネットの受注は好調でしたが、新型コロナウイルス対策としての防虫網の需要が一段落したことで売上高は前年同期と比べて減少しました。営業利益は、計画的な生産活動を行い、製造原価圧縮等の経費削減に努めましたが、原材料の上昇や主力の定置網部門の売上高が減少したことの影響が大きく、前年同期と比べて減少しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は7,722百万円(前年同期比7.8%減)、営業損失は12百万円(前年同期は352百万円の営業利益)、経常利益は18百万円(前年同期比95.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は42百万円(前年同期は269百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
[漁業関連事業]
売上高は6,183百万円(前年同期比8.6%減)となりました。主な要因は、定置網部門の製商品の一部の納品が第3四半期以降にずれたことや前期に引き続き海外での営業活動が制約され、商談が思うように進まず、現地生産分を含め海外の売上高が減少したこと等によるものです。利益面は、主力の定置網部門の売上高が減少したこと等により、セグメント損失は33百万円(前年同期は348百万円のセグメント利益)となりました。
[陸上関連事業]
売上高は1,495百万円(前年同期比6.9%減)となりました。主な要因は、獣害防止ネットや防鳥ネットの受注は好調でしたが、新型コロナウイルス対策としての防虫網の需要が一段落し、売上高が減少したこと等によるものです。利益面は、前期増加した防虫網部門の経費が落ち着いたこと等により、セグメント利益は20百万円(前年同期比357.1%増)となりました。
[その他]
前期に引き続き機械の部品加工等の受注は低調でしたが、設備等の改修工事等の受注により、売上高は43百万円(前年同期比526.8%増)となりました。利益面は、売上高の増加により、セグメント利益は1百万円(前年同期は0百万円のセグメント損失)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,082百万円増加し、24,592百万円となりました。その主な内容は、以下のとおりであります。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比べ2百万円減少し、14,438百万円となりました。これは主に商品及び製品の在庫が増加しましたが、受取手形及び売掛金が減少したこと等によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ1,085百万円増加し、10,152百万円となりました。これは主に福山新事業所に係わる建設仮勘定が増加したこと等によるものです。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比べ667百万円増加し、11,999百万円となりました。これは主に電子記録債務及び短期借入金が増加したこと等によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末と比べ613百万円増加し、6,452百万円となりました。これは主に福山新事業所建設のため、長期借入金が増加したこと等によるものです。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末と比べ198百万円減少し、6,140百万円となりました。これは主に利益剰余金が減少したこと等によるものです。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前連結会計年度末と比べ99百万円増加し期末残高は735百万円となりました。その主な内容は以下のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、棚卸資産の増加及び仕入債務の減少はありましたが、売上債権の減少等により、84百万円の資金の増加(前年同期は837百万円の資金の増加)となりました。
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、1,353百万円の資金の減少(前年同期は223百万円の資金の減少)となりました。
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、長短借入金の借入・返済による純増額、配当金の支払等により1,364百万円の資金の増加(前年同期は387百万円の資金の減少)となりました。
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は92百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。