第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善などを背景に個人消費の持ち直しが見られ、全体として緩やかな回復基調で推移しましたが、米国の保護主義的な通商政策に端を発する米中の貿易摩擦の懸念などによる世界経済の下振れリスクの高まりや、豪雨、台風、地震などの自然災害が全国各地で頻発するなど、景気の先行きは不透明な状況となっております。

このような状況のなか、当社グループでは高度化並びに多様化する市場の要望に対応するため、品質向上を第一とし、グローバルマーケットに通用する先端ファブリックの開発を加速させてまいりました。また、海外企業との提携を含め、海外市場の拡大を積極的に進めました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、292億23百万円(前年同期比2.0%増)となり、営業利益は17億80百万円(前年同期比4.9%増)、経常利益は22億88百万円(前年同期比4.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億77百万円(前年同期比6.8%増)となりました。

 

セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。

 

① 繊維事業

衣料ファブリック部門は、国内外において高感性・高機能素材の開発と市場導入を進めてまいりました。なかでも海外向けファッション分野、海外向けスポーツ・機能分野については堅調に推移し増収となる一方、中東向け民族衣装は市場動向により減収となりました。国内向けは総じて厳しい市場環境にあるなか、スポーツ・機能分野が海外同様に順調に推移し、当部門全体は増収となりました。
 資材ファブリック部門は、医療・福祉のメディカル分野、生活関連資材分野を中心に順調に増加し、リビング分野についても概ね計画通りに推移しました。また、車輌内装材も堅調に推移したことから、当部門全体は増収となりました。
 製品部門は、市場動向により減収となりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当事業の売上高は286億86百万円、セグメント利益(営業利益)は16億99百万円となりました。

 

② 物流物販事業

物流並びに物販分野の当第3四半期連結累計期間の売上高は5億36百万円、セグメント利益(営業利益)は76百万円となりました。

 

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、471億7百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億87百万円減少しました。負債は、117億5百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億99百万円減少しました。純資産は、354億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ88百万円減少しました。

 

 (2)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は5億82百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。