第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、国内経済の回復基調が続く中、緩やかな個人消費の持ち直しと共に推移いたしました。一方で、西日本豪雨や台風、地震などの自然災害の影響長期化により、先行きについては楽観視できない状況にあります。

このような環境の中、当社グループは、中期経営方針として『Maruko Avenir Project 2020』を掲げ、女性の皆様が輝く人生を過ごしていただけるよう“美”に関する多彩なサービスを提供する『美の総合総社』の実現に向けて、本年10月1日には持株会社体制への移行など、様々な取り組みを推進いたしました。

当第2四半期連結累計期間の売上高は86億18百万円(前年同期比17.9%増)、営業損失は5億19百万円(前年同期は営業利益5億14百万円)、経常損失は5億65百万円(前年同期は経常利益4億61百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は7億4百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益6億23百万円)となりました。

 

前年同期に比べ増収となりました主な要因は、以下のとおりです。

① 本年3月に当社グループ入りした株式会社エンジェリーベを連結子会社化したことにより、マタニティ及びベビー関連事業が期初より売上に寄与したこと。

② 主力の婦人下着及びその関連事業において、2018年11月より新たな基幹製品シリーズとして発売した『Curvaceous(カーヴィシャス)』が好調な受注に反して生産遅延があったものの、旧基幹製品シリーズ『Carille(カリーユ)』等の値引販売やポイント付与等、様々な販売施策の拡充により売上を確保できたこと。

 

 一方で、前年同期に比べ減益となりました主な要因は、以下のとおりです。

 婦人下着及びその関連事業において、上記のとおり基幹製品シリーズ『カーヴィシャス』の生産遅延により、旧基幹製品シリーズ『カリーユ』の値引販売等による代替え施策を行ったことにより、値引販売品の売上構成比の高まりによって、売上総利益率が低下したこと。

 中長期的な成長を見据えたプロモーションの強化、店舗網の拡充、ボディスタイリスト(店舗販売社員)を中心とする採用の促進など成長投資を継続して先行して実施していることから、前年同期に比べて経費が増加したこと。

③ 経常損失に関しては上記の要因に加えて、株主数が(前期9月末の32,032名から当期9月末52,221名へと)増加する中、前期9月末の株主様を対象とする優待から優待商品カタログを追加し、内容を拡充したことにより、株主優待費用が増加したこと。

④ 親会社株主に帰属する四半期純損失に関しては、前期のような退職給付制度改定益など特別利益の計上が無かったこと。

当社グループにおけるセグメントごとの経営成績は次のとおりです。

[婦人下着及びその関連事業]

婦人下着及びその関連事業においては、補整下着の販売及びコスメや健康食品などの美に関連する製商品の販売が主なものであります。

当第2四半期連結累計期間におきましては、体型補整下着の主力基幹製品シリーズ『カーヴィシャス』が好調な受注に対して生産ラインの拡充が遅れ、上記のとおり売上は確保したものの、売上総利益率が大幅に低減し、プロモーション等、先行投資費用を回収するまでには至りませんでした。

以上の結果、婦人下着及びその関連事業の売上高は73億29百万円、セグメント損失は4億95百万円となりました。

一方、新規顧客の獲得では、東京・大阪・名古屋など都市部を中心にテレビCMを放映するなどメディアプロモーションを強化したことにより、メディアを通じてご来店いただけるお客様が増加するとともに、お客様からのご紹介によるご来店も増加した結果、新規ご来店客数は前年同期比31.7%増となりました。

 

店舗展開では、当社初のご新規様専門店『Avenir MARUKO 新宿センタービル店』(東京都新宿区)を開設した他、『大宮店』(埼玉県さいたま市)、『広小路伏見店』(愛知県名古屋市)、『博多口店』(福岡県福岡市)、『あべの店』(大阪府大阪市)の5店舗を新設するとともに、『渋谷店』(東京都渋谷区)、『上野店』(東京都台東区)や『西宮北口店』(兵庫県西宮市)など18店舗を大規模リニューアル(移転含む)するなど、お客様が気軽に安心して、快適にボディメイクを楽しんでいただける店舗環境の整備を推進いたしました。

また商品展開では、本年6月にテスト販売した『Hip Up Pants(ヒップアップパンツ)』が好評により即完売し、9月より定番化し追加したところ、初回の2,000本が予約完売となるご好評をいただきました。同商品については下期以降も継続的な人気が期待できます。その他、コスメやサプリメントなどにおいても定番商品化が決定するなど、商品ラインナップの拡充が着実に進みました。

[マタニティ及びベビー関連事業]

マタニティ及びベビー関連事業においては、平成30年3月に弊社グループ入りした株式会社エンジェリーベによるマタニティ及びベビー向けのアパレルや雑貨、出産の内祝いギフトの販売が主なものであります。

当第2四半期連結累計期間においては、自社ECサイト及び大手ショッピングモールでの販売が堅調に推移しており、特にベビー向けの商品販売では、アパレルからベビーカーなどの関連商品まで幅広い商品の拡充により、前年同期比36.2%増と好調に推移いたしました。生産、仕入れコストの見直しにより売上総利益率を向上させる一方、集客力と顧客対応力の強化など、中長期的な成長を見据えた体制づくりを推進いたしました。

以上の結果、マタニティ及びベビー関連事業の売上高は12億97百万円、セグメント損失は23百万円となりました。

(2)財政状態の状況

(流動資産)

当第2四半期連結会計期間末における流動資産は131億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ16億9百万円減少いたしました。これは主に、売掛金及びたな卸資産が増加した一方、現金及び預金が減少したことによるものであります。

(固定資産)

当第2四半期連結会計期間末における固定資産は63億36百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億13百万円増加いたしました。これは主に、建物及び構築物の増加の結果によるものであります。

(流動負債)

当第2四半期連結会計期間末における流動負債は38億92百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億76百万円減少いたしました。これは主に、未払金の増加、株主優待引当金の増加、短期借入金の減少及び未払法人税等の減少の結果によるものであります。

(固定負債)

当第2四半期連結会計期間末における固定負債は5億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ64百万円増加いたしました。これは主に、資産除去債務の増加及び長期借入金の減少の結果によるものであります。

(純 資 産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産は150億28百万円となり、連結会計年度末に比べ7億84百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上及び剰余金の配当による利益剰余金の減少の結果によるものであります。

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は61億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ、31億70百万円減少いたしました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、減少した資金は21億87百万円(前年同期は6億78百万円の減少)となりました。これは主に、株主優待引当金の増加1億25百万円、未払金の増加1億24百万円等による資金の増加、売上債権の増加12億4百万円及び税金等調整前四半期純損失5億74百万円等による資金の減少によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、減少した資金は4億36百万円(前年同期は1億97百万円の減少)となりました。これは主に、差入保証金の回収による収入16百万円による資金の増加、有形固定資産の取得による支出3億46百万円等による資金の減少によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、減少した資金は5億45百万円(前年同期は61億36百万円の増加)となりました。これは主に、短期借入金純減少額3億95百万円、配当金の支払1億円等による資金の減少によるものであります。

 

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、10百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。