第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。

(1)経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、長期化する米中貿易摩擦の影響をはじめとする世界経済の下振れ懸念により、外需産業を中心に収益の減速感が見られました。一方個人消費におきましては、消費税増税前の駆け込み需要等、一般消費財市場は堅調に推移いたしました。

 

このような環境の中、当社グループは中期経営方針『Maruko Avenir Project 2020』を掲げ、女性の皆様が輝く人生を過ごしていただけるよう“美”に関する多彩なサービスを提供する『美の総合総社』の実現に向けて取り組んでおります。

当第2四半期連結累計期間においては、主力事業である婦人下着及びその関連事業で、お客様にご満足いただけるよう社員教育の徹底、リニューアル等による店舗環境の改善や商品ラインナップの拡充等により顧客単価が改善し、売上総利益が大幅に増加いたしました。

また、マタニティ及びベビー関連事業において、ギフト部門や物流体制の見直しによる収益改善を推進いたしました。その他、お客様のライフステージに寄り添ったサービスの提供に向けて展開する、ヘアサロンの運営等、新たな商品の開発やサービスの育成を推進いたしました。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高94億65百万円(前年同期比9.8%増)、営業利益5億66百万円(前年同期は5億19百万円の営業損失)、経常利益6億59百万円(前年同期は5億65百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億10百万円(前年同期は7億4百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となり、増収増益を達成いたしました。

 

当社グループにおけるセグメントごとの経営成績は次のとおりです。

[婦人下着及びその関連事業]

婦人下着及びその関連事業においては、補整下着の販売及びコスメや健康食品などの美に関連する商品の販売が主要事業であります。

当第2四半期連結累計期間においては、期首より継続的な営業施策の見直しを行ったこと等により、営業利益が順調に改善いたしました。

商品展開においては、『Decorte Lumiès(デコルテ リュミエス)』の限定色「マーブルエメラルド」の発売及び、ミドルエイジ層向け商品『Belleages Avance Sakura(ベルアージュ アヴァンセ サクラ)』の限定色「グラスブラック」を発売するなど、主力の補整下着販売が順調に推移するとともに、高機能オーダーメイドインソールで足を補整し美を追求する商品「オーソティクス」の提供等、新たな商品ラインナップを拡充いたしました。

以上の結果、売上高は78億73百万円(前年同期比7.4%増)、セグメント利益は5億77百万円(前年同期は4億95百万円の損失)となりました。

 

[マタニティ及びベビー関連事業]

マタニティ及びベビー関連事業においては、マタニティ及びベビー向けのアパレルや雑貨の販売が主要事業であります。

当第2四半期連結累計期間においては、ギフト部門においてカタログ発行の中止や物流体制の見直しなどによるコスト削減に取り組む一方、主力のマタニティ及び順調に成長しているベビー部門への経営資源の集中による収益構造の改革を推進したしました。

以上の結果、売上高は11億60百万円(前年同期比10.6%減)、セグメント利益は10百万円(前年同期は23百万円の損失)となりました。

[その他]

その他においては、集客支援の他、MISEL株式会社のシェアリングサービス、ブライダル及びヘアサロンなど、『美の総合総社』に向けた新規事業の開発、育成が主なものであります。

当第2四半期連結累計期間においては、ヘアサロンの直営店ブランド『FURUSHO(フルショウ)』及び業務委託型ブランド『Embellir(アンベリール)』のヘアサロン関連事業が順調に推移いたしました。

また、ブライダルにおいては、『赤坂シュビア』における主力のウェディング他、法人向け営業を強化し、宴席での利用拡大を促進するなど、稼働率向上に向けた体制構築を推進いたしました。

その他、ブランドバッグのシェアリングサービスなど、58万人を超える顧客を有する補整下着販売事業と連携する新たなサービスの開発・育成を推進いたしました。

以上の結果、売上高は売上高は4億67百万円、セグメント損失は20百万円となりました。

(2)財政状態の状況

(流動資産)

当第2四半期連結会計期間末における流動資産は126億94百万円となり、前連結会計年度末に比べ9億4百万円減少いたしました。これは主に、売掛金の減少の結果によるものであります。

(固定資産)

当第2四半期連結会計期間末における固定資産は54億13百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億81百万円増加いたしました。これは主に、建物及び構築物の増加の結果によるものであります。

(流動負債)

当第2四半期連結会計期間末における流動負債は31億37百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億31百万円減少いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金の減少の結果によるものであります。

(固定負債)

当第2四半期連結会計期間末における固定負債は5億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ17百万円減少いたしました。これは主に、長期借入金の減少の結果によるものであります。

(純 資 産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産は144億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億26百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加の結果によるものであります。

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は49億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ、5億17百万円増加いたしました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、増加した資金は10億48百万円(前年同期は21億87百万円の減少)となりました。これは主に、売上債権の減少7億33百万円、税金等調整前四半期純利益6億51百万円等による資金の増加、仕入債務の減少3億62百万円及び未払金の減少1億71百万円等による資金の減少によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、減少した資金は3億72百万円(前年同期は4億36百万円の減少)となりました。これは主に、差入保証金の回収による収入15百万円による資金の増加、無形固定資産の取得による支出2億12百万円等による資金の減少によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、減少した資金は1億58百万円(前年同期は5億45百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払1億円等による資金の減少によるものであります。

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、23百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(5)資金の財源及び資金の流動性の分析

当社グループでは、事業活動および戦略的投資を推進するために一定の資金を必要としております。主な資金の財源としましては、内部資金及び金融機関からの借入により資金調達することとしております。

当社グループの当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は49億43百万円となっており、当社グループの事業活動を推進していく上で必要な流動性を確保していると考えております。また、金融機関との間に当座貸越契約も締結しており、流動性に一部支障をきたす事象が発生した場合にも、一定の流動性を維持できると考えております。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。