当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大による事業への影響につきましては、今後の状況を注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。
(1)経営成績の状況
当社グループは、女性の皆様が輝く人生を過ごしていただけるよう“美”に関する多彩なサービスを提供する『美の総合総社』の実現にむけ、補整下着の販売を中心に、美容コスメや健康関連商品ならびに、婚礼・宴会関連事業、美容関連事業など新たな商品・サービスの拡充を推進しております。
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、消費マインドの低下が進み、緊急事態宣言解除後に段階的に経済活動が引き上げられたものの、感染再拡大の懸念も続いていることから、景気の先行きは不透明な状態で推移いたしました。
このような環境の中、本年4月から5月にかけては、緊急事態宣言下で当社グループの各店においても休業や時短営業を余儀なくされましたが、店舗の清掃や従業員の検温と新型コロナウイルス抗体検査の実施など、徹底した新型コロナウイルス対策による安心・安全な施設環境作りが奏功したことにより、緊急事態宣言解除後の店舗休業明けから、顧客の来店数は回復基調で推移いたしました。
また、テレビCMの放送再開やWEB広告など、多彩なメディアプロモーションを推進した結果、新規顧客の来店予約数が順調に増加いたしました。さらに、主要の補整下着関連事業においては、様々な購入特典や、分割手数料ゼロキャンペーンを実施するなど、お客様のニーズに合わせた販売促進施策が大きく寄与したことから、売上においても回復基調で推移いたしました。
一方、婚礼・宴会関連事業では、コロナ禍による自粛ムードの高まりから、挙式や宴会においては延期やキャンセルが相次ぐ厳しい状況の中、来期以降のブライダル予約獲得に向けた取り組みにシフトいたしました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高86億55百万円(前年同期比8.6%減)、営業利益1億57百万円(前年同期比72.2%減)、経常利益3億30百万円(前年同期比49.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億51百万円(前年同期比63.2%減)となりました。
当社グループにおけるセグメントごとの経営成績は次のとおりです。
[婦人下着及びその関連事業]
婦人下着及びその関連事業においては、補整下着の販売及びコスメや健康食品などの美に関連する商品の販売が主要事業であります。
当第2四半期連結累計期間においては、緊急事態宣言下で休業や時短営業を余儀なくされましたが、新型コロナウイルス対策による安心・安全な店舗環境作りの対策を徹底し、緊急事態宣言解除後の店舗休業明けから、テレビCMの放送再開など、多彩なメディアプロモーションの強化により、来店数が回復基調で推移いたしました。
また、各種プロモーションが奏功した結果、特にミドルエイジ顧客層が増加しており、同年代層向け商品のベルアージュ・アヴァンセ・サクラの新色(限定)『Belleages Avance Sakura Creir Red/Creir Brown(クレイアレッド/クレイアブラウン)』を2020年8月に発売いたしました。同商品においては、多くのお客様からご注文を頂き、翌月の9月末にはほぼ完売となるなど、大変好評を得ました。
以上の結果、売上高は76億0百万円(前年同期比3.5%減)、セグメント利益は3億10百万円(前年同期比46.2%減)となりました。
[マタニティ及びベビー関連事業]
マタニティ及びベビー関連事業においては、マタニティ及びベビー向けのアパレルや雑貨の販売が主要事業であります。
当第2四半期連結累計期間においては、巣ごもり消費による需要拡大を効果的に取り込んだことで、主力のECサイトでの売上が堅調に推移いたしました。
一方、新型コロナウイルス感染再拡大の懸念にともなう外出自粛ムードの高まりや、緊急事態宣言下での店舗休業により、店舗売上が大幅に減少したこと、ならびに昨年11月にカタログギフトから完全撤退したことから減収となりました。
以上の結果、売上高は7億41百万円(前年同期比36.1%減)、セグメント損失は42百万円(前年同期は10百万円の利益)となりました。
[その他]
その他においては、MISEL株式会社の婚礼・宴会関連事業ならびに美容関連事業など、『美の総合総社』の実現に向けた新規事業の開発・育成が主要事業であります。
当第2四半期連結累計期間においては、緊急事態宣言下で休業や時短営業を余儀なくされましたが、新型コロナウイルス対策による安心・安全な施設環境作りの対策を徹底し、緊急事態宣言解除後の店舗休業明けから、美容関連事業の来店数が順調に回復いたしました。
一方、婚礼・宴会関連事業では挙式の延期や宴会のキャンセルに対応するとともに、施設環境の改善ならびにコロナ禍明けを見越した新たなコンテンツの開発に注力するなど、中長期の成長に向けた取り組みにシフトいたしました。
以上の結果、売上高は3億39百万円(前年同期比27.3%減)、セグメント損失は1億10百万円(前年同期は20百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の状況
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は123億82百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億48百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金の増加及び売掛金の減少の結果によるものであります。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は55億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億55百万円減少いたしました。これは主に、無形固定資産の減少の結果によるものであります。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は40億96百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億75百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金の増加及び未払法人税等の減少の結果によるものであります。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は5億49百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億27百万円減少いたしました。これは主に、退職給付に係る負債の減少の結果によるものであります。
(純 資 産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は132億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億44百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加及び剰余金の配当による利益剰余金の減少の結果によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は68億49百万円となり、前連結会計年度末に比べ、19億36百万円増加いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は15億21百万円(前年同期は10億48百万円の増加)となりました。これは主に、売上債権の減少14億30百万円、たな卸資産の減少3億6百万円、税金等調整前四半期純利益2億58百万円等による資金の増加、未払消費税等の減少3億69百万円及び株主優待引当金の減少1億59百万円等による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は7億7百万円(前年同期は3億72百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入22百万円による資金の増加、関係会社貸付けによる支出5億円及び有形固定資産の取得による支出1億63百万円等による資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は11億22百万円(前年同期は1億58百万円の減少)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額13億円等による資金の増加、配当金の支払による1億円等による資金の減少によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、21百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)資金の財源及び資金の流動性の分析
当社グループでは、事業活動および戦略的投資を推進するために一定の資金を必要としております。主な資金の財源としましては、内部資金及び金融機関からの借入により資金調達することとしております。
当社グループの当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は68億49百万円となっており、当社グループの事業活動を推進していく上で必要な流動性を確保していると考えております。また、金融機関との間に当座貸越契約も締結しており、流動性に一部支障をきたす事象が発生した場合にも、一定の流動性を維持できると考えております。
なお、当第2四半期連結会計期間において、新型コロナウイルス感染症等での経済停滞の影響度が不透明であることを鑑み、事業継続の為の運転資金として13億円の借入を行っております。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。