第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクが以下のとおり発生しております。

なお、文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

 

新型コロナウイルス感染症拡大・長期化による影響による事業リスクについて

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い政府より緊急事態宣言が発令されるなど、感染防止対策として外出自粛、イベント・会席の自粛が長期化する中、婦人下着及びその関連事業においては感染防止対策や諸施策により前年同期間に比べて増収で推移しておりますが、一方、婚礼・宴会関連事業において延期やキャンセルが続いており、売上高及び利益ともに前年同期間と比べ大きく減少しております。新型コロナウイルス感染症の拡大状況が落ち着けば、婚礼・宴会関連事業においても業績は回復するものと見込んでおり、今後の状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グル―プが判断したものです。

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、引続き新型コロナウイルス感染症の拡大により、緊急事態宣言解除後も第2波、第3波と感染が拡大するなど停滞感が漂う中、極めて厳しい経営環境のもとで推移いたしました。

このような環境の中、当社グループにおきましては、従業員の新型コロナウイルス抗体検査を継続して実施した他、日々の体温チェックやマスクの着用、除菌や清掃など、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、お客様及び従業員に安心・安全な空間を提供してまいりました。

婦人下着及びその関連事業においては、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、様々な販売施策の実施やECシステムを刷新し、オンラインショップと実店舗でのポイントの共通化を導入いたしました結果、お客様のニーズを捉え、前年同期比で増収となりました。

一方、婚礼・宴会関連事業では、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、挙式や宴会において延期や規模の縮小等が相次ぐなど、売上が低迷いたしました。

マタニティ及びベビー関連事業においても、EC売上は前年を上回ったものの、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響による外出自粛ムードの高まりにより、店舗売上が低迷いたしました。

また、当社グループにおいては、新型コロナウイルス感染症対策の徹底に伴い、費用が増加いたしました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高131億9百万円(前年同期比4.5%減)、営業利益3億25百万円(前年同期比20.7%減)、経常利益4億89百万円(前年同期比10.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億28百万円(前年同期比31.7%減)となりました。

 

当社グループにおけるセグメントごとの経営成績は次のとおりです。

なお、当第3四半期連結累計期間より、報告セグメントの変更等に関する事項に記載のとおり、報告セグメントを変更し、セグメント情報の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較しております。

[婦人下着及びその関連事業]

婦人下着及びその関連事業においては、補整下着の販売及びコスメや健康食品などの美や健康に関連する商品の販売が主要事業であります。

当第3四半期連結累計期間においては、引続き新型コロナウイルス感染症が拡大する中、店内設備における除菌や清掃の徹底の他、従業員の新型コロナウイルス抗体検査の実施や、日々の体温チェックやマスクの着用、手指消毒の徹底等、安心・安全な店舗環境作りに取り組むとともに、ECシステムの刷新によるオンラインショップと実店舗のポイントの共通化の推進など、お客様の利便性の向上に努めました。

さらに、2020年11月にDecorte Lumiés(デコルテリュミエス)に新アイテムを追加し、新色『Orangish Pink(オレンジッシュピンク)』を発売するとともに、corps changer voir(コールシャンジェ ヴォワール)に新色『anemolle navy(アネモールネイビー)』を発売するなど、商品ラインナップを拡充した結果、昨年同期比においては増収となりました。

以上の結果、売上高は114億18百万円(前年同期比1.0%増)、セグメント利益は4億69百万円(前年同期比17.4%増)となりました。

[マタニティ及びベビー関連事業]

マタニティ及びベビー関連事業においては、マタニティ及びベビー向けのアパレルや雑貨の販売が主要事業であります。

当第3四半期連結累計期間においては、引続き新型コロナウイルス感染症の拡大の懸念に伴う外出自粛ムードの高まりにより、EC売上は増加したものの、店舗売上は減少したことから減収となりました。

以上の結果、売上高は11億44百万円(前年同期比32.4%減)、セグメント損失は29百万円(前年同期は31百万円のセグメント利益)となりました。

 

[婚礼・宴会関連事業]

婚礼・宴会関連事業においては、昨年2月より新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、第2波、第3波と感染が拡大する状況の中で、宴会や挙式の自粛ムードが継続しており、挙式や宴会において延期や規模の縮小等が相次ぐ中、施設環境の改善ならびにコロナ禍明けを見越した新たなコンテンツの開発に注力するなど、中長期の成長に向けた取り組みを推進いたしました。

以上の結果、売上高は1億1百万円(前年同期比60.7%減)、セグメント損失は1億24百万円(前年同期は2百万円のセグメント損失)となりました。

 

[その他]

その他においては、美容関連事業など『美の総合総社』の実現に向けた新規事業の開発・育成が主要事業であります。

当第3四半期連結累計期間における美容関連事業においては、既存の顧客基盤により底堅く推移したものの、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、来店頻度の減少や新規顧客数が伸び悩みました。

一方、新規事業の見直しに伴い、シェアリングサービスのバッグを販売し、販売による収益を計上いたしました。

以上の結果、売上高は4億86百万円(前年同期比6.5%減)、セグメント利益は9百万円(前年同期は18百万円のセグメント損失)となりました。

 

(2)財政状態の状況

(流動資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は124億51百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億17百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金の増加及び売掛金の減少の結果によるものであります。

(固定資産)

当第3四半期連結会計期間末における固定資産は55億17百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億73百万円減少いたしました。これは主に、投資その他の資産の減少の結果によるものであります。

(流動負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は40億32百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億11百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金の増加及び未払法人税等の減少の結果によるものであります。

(固定負債)

当第3四半期連結会計期間末における固定負債は5億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億45百万円減少いたしました。これは主に、退職給付に係る負債の減少の結果によるものであります。

(純 資 産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産は134億6百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億78百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加の結果によるものであります。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、32百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(5)経営成績に重要な影響を与える要因

経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」をご参照下さい。

(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループでは、事業活動および戦略的投資を推進するために一定の資金を必要としております。主な資金の財源としましては、内部資金及び金融機関からの借入れにより資金調達することとしております。

当社グループの当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は71億66百万円となっており、当社グループの事業活動を推進していく上で必要な流動性を確保していると考えております。また、金融機関との間に当座貸越契約も締結しており、流動性に一部支障をきたす事象が発生した場合にも、一定の流動性を維持できると考えております。

なお、当第3四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症等での経済停滞の影響度が不透明であることを鑑み、事業継続の為の運転資金として13億円の借入れを行っております。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。