当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社グループは、女性の皆様が輝く人生を過ごしていただけるよう美と健康に関する多彩な商品・サービスを提供する 『美の総合総社』の実現に向け、補整下着の販売を中心に、美容コスメや健康関連商品並びに、マタニティ及びベビー関連商品、婚礼・宴会関連事業、美容関連事業など、魅力ある商品・サービスの拡充を推進しております。
当中間連結会計期間における我が国経済は、企業による賃上げの広がりや雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直すなど、社会経済活動の正常化が進み、緩やかな回復基調で推移いたしました。
一方、ロシア・ウクライナ情勢や中東地域における地政学的リスク、資源・原材料・エネルギー価格の高止まりなど、外部環境が企業活動に影響を及ぼしており、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
こうした経営環境のもと、主力事業である婦人下着及びその関連事業においては、人的資本の拡充を目的とした採用・育成強化の推進や、新テレビCMの放映など、中長期的な成長を見据えた先行投資を実施した結果、補整下着の販売が堅調に推移いたしました。
さらに、全社的に経費の最適化を推進いたしました。
以上の結果、当中間連結会計期間の経営成績は、売上高105億10百万円(前年同期比4.9%増)、営業利益1億12百万円(前年同期比310.5%増)、経常利益3億52百万円(前年同期比219.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益2億17百万円(前年同期は8百万円の親会社株主に帰属する中間純損失)と、前年同期比で増収増益となりました。
当社グループにおけるセグメントごとの概要は次のとおりであります。
[婦人下着及びその関連事業]
婦人下着及びその関連事業においては、補整下着の販売及びコスメや健康食品などの美や健康に関連する商品の販売をしております。
当中間連結会計期間におきましては、補整下着の販売が引き続き堅調に推移いたしました。
2025年4月には主力商品シリーズ「mon marier cherire(モンマリエシェリル)」の新色「mon marier cherire silver(モンマリエシェリルシルバー)」(数量限定)、5月には「Curvaceous Kales(カーヴィシャスカレス)」の新色「Kales Warm Pink(カレスウォームピンク)」(数量限定)、8月には「Decorte Lumiés Idelat(デコルテ リュミエス イデラ)」の新色「Idelat Indigo Navy(イデラインディゴネイビー)」(数量限定)を発売いたしました。
これらの商品の販売が好調に推移し、さらに、2025年8月23日から9月30日まで実施した分割手数料優遇施策も奏功したことにより、既存顧客の購入件数及び購入単価が共に増加いたしました。
EC販売においては、店舗販売との連携強化を継続したことで、定期販売の単価及び件数が増加いたしました。さらに、インフルエンサーの活用やメルマガ・LINE等による情報発信を通じて消費者との接点を拡大し、購買意欲の向上に寄与した結果、売上高は前年同期比12.5%増と好調に推移いたしました。
加えて、販売社員の生産性向上を目的とした教育研修の充実を図った結果、一人当たりの売上高が着実に向上いたしました。
以上の結果、売上高は93億4百万円(前年同期比5.7%増)、セグメント利益は2億10百万円(前年同期比12.6%増)となりました。
[マタニティ及びベビー関連事業]
マタニティ及びベビー関連事業においては、マタニティ及びベビー向けのアパレルや雑貨の販売をしております。
当中間連結会計期間において、国内の出生数が統計開始以来、過去最少の見込みとなる厳しい状況が続く中、「助産院監修シリーズ」などターゲット顧客層に効果的にアプローチする商品の展開により、マタニティインナーの販売が好調に推移いたしました。
さらに、「助産院監修シリーズ」が他社モールにおいて、ランキング1位を獲得するなど、好評を博しました。
一方で、将来的な利益体質の強化を見据え、広告費の最適化に向けて抑制した結果、一時的に売上に影響が出ましたが、経費全体の見直しを着実に進めたことで収益構造の改善を推進いたしました。
以上の結果、売上高は5億2百万円(前年同期比10.1%減)、セグメント損失は6百万円(前年同期は30百万円のセグメント損失)となりました。
[婚礼・宴会関連事業]
婚礼・宴会関連事業においては、結婚式場の運営やカフェ・レストランなどの、飲食事業の運営をしております。
当中間連結会計期間において、「GRAND FESTA HAKATA(グランフェスタ博多)」(福岡市・2024年7月グランドオープン)が認知度向上により着実に増収で推移いたしました。
また、直接雇用を強化するなど、店舗運営効率を向上させ、収益改善を推進いたしました。
以上の結果、売上高は4億36百万円(前年同期比18.7%増)、セグメント損失は71百万円(前年同期は1億16百万円のセグメント損失)となりました。
[その他]
その他においては、美容室などの、美容関連事業の運営をしております。
当中間連結会計期間において、スタイリストの採用環境が厳しい中、採用遅れによる人員の減少に伴い、売上高は減収となりました。
一方、中長期的な成長基盤の構築を目指し、スタイリストの育成及び集客力の強化に向けた先行投資を継続的に実施いたしました。
以上の結果、売上高は2億91百万円(前年同期比8.2%減)、セグメント損失は22百万円(前年同期は14百万円のセグメント損失)となりました。
※上記、各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
(2)財政状態の状況
(流動資産)
当中間連結会計期間末における流動資産は134億83百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億54百万円減少いたしました。これは主に、短期貸付金の増加及び売掛金の減少、現金及び預金の減少、関係会社短期貸付金の減少、商品の減少の結果によるものであります。
(固定資産)
当中間連結会計期間末における固定資産は58億11百万円となり、前連結会計年度末に比べ52百万円減少いたしました。これは主に、退職給付に係る資産の増加、建物及び構築物の減少、土地の減少、繰延税金資産の減少の結果によるものであります。
(流動負債)
当中間連結会計期間末における流動負債は40億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億44百万円減少いたしました。これは主に、短期借入金の増加及び1年内返済予定の長期借入金の減少、買掛金の減少、未払法人税等の減少の結果によるものであります。
(固定負債)
当中間連結会計期間末における固定負債は6億9百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億85百万円減少いたしました。これは主に、長期借入金の減少の結果によるものであります。
(純 資 産)
当中間連結会計期間末における純資産は146億52百万円となり、前連結会計年度末に比べ22百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純利益の計上による利益剰余金の増加及び自己株式の増加による減少の結果によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は16億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ、4億53百万円減少いたしました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は11億37百万円(前年同期は2億30百万円の増加)となりました。これは主に、売上債権の減少7億80百万円、税金等調整前中間純利益の計上3億56百万円、棚卸資産の減少3億31百万円、利息の受取額2億12百万円等による資金の増加、法人税等の支払額2億77百万円及び仕入債務の減少2億6百万円等による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は7億81百万円(前年同期は7億95百万円の増加)となりました。これは主に、貸付金の回収による収入37億50百万円、関係会社貸付金の回収による収入4億円等による資金の増加、貸付けによる支出49億円等による資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は8億9百万円(前年同期は15億11百万円の減少)となりました。これは主に、短期借入金の純増額1億円等による資金の増加、長期借入金の返済による支出6億75百万円及び自己株式の取得による支出1億40百万円等による資金の減少によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループの事業上及び財務上の当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当中間連結会計期間における研究開発活動の金額は、7百万円であります。
なお、中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因について
当中間連結会計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性の分析
当社グループでは、事業活動及び戦略的投資を推進するために一定の資金を必要としております。主な資本の財源としましては、内部資金及び金融機関からの借入により資金調達することとしております。
当社グループの中間連結会計期間末の現金及び現金同等物は16億68百万円となっており、当社グループの事業活動を推進していく上で必要な流動性を確保していると考えております。また、金融機関との間に当座貸越契約も締結しており、流動性に一部支障をきたす事象が発生した場合にも、一定の流動性を維持できると考えております。
子会社の設立及び連結子会社間の会社分割
当社は、2025年5月22日開催の取締役会において承認された吸収分割契約に基づき、当社連結子会社であるMISEL株式会社(以下「MISEL」といいます。)を吸収分割方式により婚礼・宴会関連事業と美容関連事業のそれぞれを承継する婚礼・宴会分割準備株式会社と美容分割準備株式会社をMISELの100%出資の子会社として設立し、2025年10月1日付けで両社に承継(以下「本会社分割」といいます。)する連結子会社間の吸収分割を行いました。
詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表 注記事項」の(重要な後発事象)をご参照ください。
連結子会社の吸収合併
当社は、2025年5月22日開催の取締役会において承認された吸収合併契約に基づき、当社を吸収合併存続会社とし、本会社分割後、太陽光事業及び事業管理を行うMISELを吸収合併消滅会社とする吸収合併を、2025年10月1日付けで行いました。
詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表 注記事項」の(重要な後発事象)をご参照ください。