文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成27年11月1日~平成28年4月30日)のわが国経済は、雇用情勢や所得環境の改善が続くなか、政府による各種政策の効果もあって緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、中国をはじめとする新興国経済の成長鈍化や原油価格の下落による資源国経済の低迷、さらには日銀のマイナス金利政策導入後も為替の円高基調が続くなど、景気は様々な下振れリスクを抱えながら、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような環境のもと、当社グループは、新規・休眠顧客の開拓や既存顧客との関係強化などの戦略を積極的に推進すると共に、適正価格による製品販売や製造原価の削減、事業全般にわたる効率化を図ることにより、収益性の向上に取り組んでまいりました。
木材事業におきましては、輸出用梱包材が引続き低迷を続ける中、好調を続けていた国内物流用の木製パレットや通信関連用電線ドラム用材の荷動きにも陰りが見え始め、梱包用材等の受注環境は厳しい状況で推移いたしました。原木価格につきましては、最大消費国である中国経済の成長鈍化により弱含みで推移していたものの、直近では同国の輸入丸太在庫量が調整されたことでFOB価格は高騰・高止まりしております。
このような環境のもと、本社工場(広島県福山市)において需給バランスを考慮し、市場の動向に合わせた安定的な生産を行い、必要以上に出荷量の拡大を追わず、適正価格による製品販売を徹底してまいりました。また、同工場から運賃コストがかかる関東・東海地区に対しては、杉・檜・北海道カラ松等の国産材の仕入調達を強化することで、新規・休眠顧客の掘り起こしに注力し、安定的な収益の確保に努めてまいりました。
なお、現在生産を行っている本社工場(広島県福山市)は、設備の老朽化が進んでいることから、広島県福山市に工場用地を取得し、新工場の建設(移転)を決定いたしました。
その結果、売上高は23億89百万円(前年同四半期比99.5%)、営業利益は2億78百万円(前年同四半期比130.1%)となりました。
ハウス・エコ事業のハウス部門におきましては、期首から回復基調で推移した建設業界は、第2四半期に入り今後の景気の先行き不安から設備投資に慎重な姿勢が見られ、激しい受注競争と技能労働者不足による労務単価の上昇や資材価格の高止まり、公共投資の減速感と相まって、受注環境は厳しい状況のもと推移いたしました。
このような環境のもと、年度末を迎え大型物件が複数完工し、様々な顧客ニーズへの的確かつ迅速な対応によって顧客満足度を高め、従来からの顧客の掘り起こしと新規顧客の開拓、提案型受注活動に積極的に取組んでまいりました。また、工事利益率の向上を目標とした受注時採算性の強化と原価・施工管理の徹底を図ることで利益率の向上に努めてまいりました。
エコ部門におきましては、再生可能エネルギーに対する固定価格買取制度の運用見直しが行われ、太陽光発電に対する買取価格の低下や出力制御ルールの適用によって、市場の低迷が続き、受注環境は厳しいままに推移いたしました。
このような環境のもと、メガソーラー等の大型物件が複数完工し、商談から施工までの期間が比較的短い小規模(50kW未満の低圧容量)物件をターゲットとした受注活動に注力してまいりました。また、現在約4.5メガワットの自社太陽光発電所が順調に稼働を続ける中、平成28年10月に売電開始予定の広島県三次市吉舎町メガソーラー発電所等の工事に着手するなど、積極的な事業展開を行った結果、当連結会計年度末には約8.5メガワット、来期以降現在計画中のものを含めると合計で約12メガワットの発電所が稼働する見込みであります。
その結果、売上高は26億45百万円(前年同四半期比187.5%)、営業利益は3億26百万円(前年同四半期比307.7%)となりました。
ライフクリエイト事業のカラオケ部門におきましては、平成28年1月をもって残りの1店舗を閉鎖し、カラオケ事業から撤退いたしました。
ゴルフ場部門におきましては、お客様の利便性の向上を目的とした設備の改修や各種イベントを開催することにより、近隣コースとの競争力の確保と魅力あるゴルフ場づくりに取組み、来場者数の確保に努めてまいりました。
フィットネス部門におきましては、平成27年11月にフィットネスコミュニティ「スポパル」1号店をオープンいたしました。300坪ほどの洗練されたフロアーは、ジムエリアとスタジオに分かれており、広島県福山市初のスタジオプログラムを導入しております。
「げんき・きれい・ともだち」を基本理念とするスポパルは、会員様とのコミュニケーションを大切にし、お客様満足度の向上を図ることで、入会者の獲得、会員の定着に持続的に努めてまいりました。
その結果、売上高は1億75百万円(前年同四半期比94.1%)、営業損失は45百万円(前年同四半期は営業損失8百万円)となりました。
なお、従来の「アミューズメント事業」セグメントの名称を「ライフクリエイト事業」に変更しております。当該変更は名称の変更のみであり、セグメントの区分方法に変更はありません。
不動産事業の賃貸物件におきましては、賃貸マンションの改修工事を行い、お客様の利便性を高めると共に、不動産情報誌への継続的な広告を行うことにより、安定した稼働率を確保し、収益の向上に努めてまいりました。
なお、売買の引渡物件は4件でありました。
その結果、売上高は2億10百万円(前年同四半期比470.8%)、営業利益は68百万円(前年同四半期比264.3%)となりました。
上記の結果、売上高は54億19百万円(前年同四半期比134.0%)、営業利益は5億33百万円(前年同四半期比220.1%)、経常利益は5億15百万円(前年同四半期比224.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億11百万円(前年同四半期比239.3%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末と比較して6億4百万円増加し101億97百万円となりました。その主な要因は現金及び預金が2億92百万円、原材料及び貯蔵品が3億9百万円、土地が10億21百万円それぞれ増加し、販売用不動産が2億円、仕掛品が5億23百万円、その他(主に前渡金)が4億9百万円減少したことによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較して2億23百万円増加し79億36百万円となりました。その主な要因は短期借入金が7億90百万円増加し、長期借入金が1億58百万円、その他(主に未成工事受入金)が3億89百万円それぞれ減少したことによるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比較して3億81百万円増加し22億60百万円となりました。その主な要因は利益剰余金が3億94百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して2億92百万円増加し8億93百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間の活動別概況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は11億7百万円(前年同四半期は61百万円の資金増加)となりました。その主な要因は税金等調整前四半期純利益5億14百万円、たな卸資産の減少3億79百万円、前渡金の減少2億55百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は14億12百万円(前年同四半期は1億35百万円の資金減少)となりました。その主な要因は有形固定資産の取得による支出14億10百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は5億97百万円(前年同四半期は2億96百万円の資金増加)となりました。その主な要因は短期借入金の増加7億90百万円、長期借入による収入3億50百万円に対して、長期借入金の返済5億14百万円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 継続企業の前提に関する重要事象等について
該当事項はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当第2四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同四半期比(%) |
木材事業 | 1,629,433 | 92.8 |
ハウス・エコ事業 | 2,472,966 | 178.6 |
合計 | 4,102,399 | 130.6 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 金額は、販売価格によっております。
4 ライフクリエイト事業及び不動産事業は、非製造業であるため、記載を省略しております。
② 受注実績
当第2四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 期首契約残高 | 四半期中契約高 | 四半期中契約実行高 | 四半期末契約残高 | 四半期末契約残高 | ||
金額(千円) | 金額(千円) | 前年同四半期比(%) | 金額(千円) | 前年同四半期比(%) | 金額(千円) | 金額(千円) | |
ハウス・エコ事業 | 2,065,004 | 1,477,786 | 131.4 | 2,645,278 | 187.5 | 897,512 | 381,976 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 木材事業は受注生産を行っておりますが、生産から販売までが短納期であるため、また、ライフクリエイト事業及び不動産事業は非製造業であるため、記載を省略しております。
③ 販売実績
当第2四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同四半期比(%) |
木材事業 | 2,389,285 | 99.5 |
ハウス・エコ事業 | 2,645,278 | 187.5 |
ライフクリエイト事業 | 175,403 | 94.1 |
不動産事業 | 210,014 | 470.8 |
合計 | 5,419,981 | 134.0 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はありません。
(8) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変動があったものは、次のとおりであります。
① 計画の変更
当社ハウス・エコ事業の太陽光発電設備の新設(広島県三原市)については、平成28年3月着工、平成28年10月完工を予定しておりましたが、土地の開発許認可の関係で遅れが生じたことにより、平成28年6月着工、平成28年12月完工に変更しております。
② 設備の新設
当社木材事業の福山工場建設予定地(広島県福山市)を、平成28年3月に1,009,386千円にて取得いたしました。
③ 新設計画の追加
当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は次の通りであります。
会社名 | 事業所名 | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達 | 着手年月 | 完了予定 | 完成後の | |
総額 | 既支払額 | ||||||||
提出 会社 | 福山工場 | 木材事業 | 建物・機械装置他 | 2,680,000 | 434 | 借入金 | 平成28年 | 平成30年 | 約10% |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。