当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染拡大による事業への影響については、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載のとおりでありますが、今後も新型コロナウイルス感染の収束が見通せず、経済への影響がより一層深刻化、長期化した場合、当社の財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。引き続き、今後の推移状況を注視し、対応してまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間(2019年11月1日~2020年7月31日)のわが国経済は、雇用情勢や所得環境の改善を背景に景気は緩やかな回復基調で推移していたものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令を機に個人消費や輸出が大きく減少し、実質四半期GDP(4月~6月)速報値の成長率が前期比7.8%減(年換算27.8%減)と3期連続のマイナス成長となるなど、景気は急速かつ大幅な後退局面となりました。現在は緊急事態宣言の解除を受けて、経済活動レベルを段階的に引き上げておりますが、回復に向けた動きは鈍く、感染拡大の第2波が懸念される状況下にあります。
このような環境のもと、当社は「中期経営計画チャレンジ110(イチイチゼロ)」(2019年11月~2022年10月)の初年度となる今年度は、成長戦略の一層の進展を加速させ、中核事業である木材事業の通期営業黒字化を必達目標として掲げ、業績の立て直しを図る基盤整備の1年といたしております。
その結果、売上高は67億79百万円(前年同四半期比95.8%)、営業利益は2億69百万円(前年同四半期比1,124.0%)、経常利益は2億21百万円(前年同四半期は経常損失25百万円)、四半期純利益は前年同四半期に発生した固定資産売却益2億61百万円及び補助金収入1億62百万円の反動減により1億30百万円(前年同四半期比39.3%)となりました。これにより、純資産は前事業年度末の35億67百万円から36億59百万円となり、自己資本比率は24.8%から25.3%となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりでありますが、営業損益につきましては、全社費用等配分前で記載しております。
(木材事業)
梱包用材等の受注環境は、米中貿易戦争や新型コロナウイルス感染拡大の影響により、基幹産業である自動車・鉄鋼関連を中心とした輸出梱包向けの出荷が大幅に減少するなど、先行きが見通せない大変厳しい事業環境で推移いたしました。
このような環境のもと、業界のリーディングカンパニーとしての広範な販売網を生かし、小口配送及び即納体制で供給できる強みを最大限発揮するなど、きめ細かな営業活動を通じ、お客様ニーズの取り込みに注力するとともに、梱包用材等以外の新たな分野として海外向けエクステリア材としての販路開拓に尽力してまいりました。また、福山工場の機械オペレーションは、製材工員の育成によるノウハウの蓄積や業務習熟度の向上によって、時間当たりの生産効率は一段と高まってまいりました。
その結果、売上高は39億75百万円(前年同四半期比95.2%)、営業利益は20百万円(前年同四半期は営業損失1億59百万円)と2018年6月の福山工場稼働後初めて営業黒字を計上いたしました。
(ハウス・エコ事業)
新型コロナウイルス感染拡大の影響による経済活動の抑制から業者間の受注競争が激化し、慢性的な労働力不足や原材料費の高騰等による採算性の低下など、依然として厳しい事業環境が続いております。
このような環境のもと、専門的知識・経験を持った即戦力の中途採用を積極的に行うなど、人材の確保に努め、その育成に注力するとともに、施工体制の強化、施工効率の改善及び工種毎における原価管理の徹底等の取り組みにより粗利益率は大幅に改善いたしました。また、鉄骨製作工場認定制度に基づくMグレードの資格取得に向けたプロジェクトチームを立ち上げ、今後の受注獲得に向けた新技術や製品開発を積極的に推進し、技術及び品質において更に高い評価をいただける集団づくりに取り組んでまいりました。
その結果、売上高は21億32百万円(前年同四半期比98.8%)、営業利益は2億29百万円(前年同四半期比168.4%)となりました。
(太陽光発電売電事業)
主な設置場所である中国地方の梅雨入り時期が例年に比べ約2週間早く長雨が続いたことと相まって、売電量は僅かながら前年同四半期を下回りましたが、減価償却負担減により利益は増加いたしました。
その結果、売上高は3億39百万円(前年同四半期比99.4%)、営業利益は1億75百万円(前年同四半期比111.2%)となりました。
(ライフクリエイト事業)
ゴルフ場部門では、例年になく冬季の降雪も少なく天候に恵まれ、良好なコースコンディションを維持してまいりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響による外出自粛に加え、人やモノの移動制限によって来場者数は大幅に減少いたしました。
フィットネス部門では、近郊において24時間型フィットネスジムの新規出店が相次いだことに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、営業規模縮小や臨時休館などの対応を余儀なくされました。
その結果、売上高は2億62百万円(前年同四半期比79.6%)、営業損失は2百万円(前年同四半期は営業利益28百万円)となりました。
(不動産事業)
賃貸物件の定期的な保守メンテナンス及び住宅設備機器の更新を行うことで入居率及び定着率の向上を図ってまいりました。
その結果、売上高は68百万円(前年同四半期比98.8%)、営業利益は45百万円(前年同四半期比106.5%)となりました。
財政状態は、次のとおりであります。
(資産)
当第3四半期会計期間末の総資産につきましては、前事業年度末と比較して49百万円増加し144億52百万円となりました。その主な要因は現金及び預金が1億71百万円、リース未収入金が4億38百万円、未成工事支出金が1億16百万円、その他(流動資産)が1億8百万円それぞれ増加し、受取手形及び売掛金が2億38百万円、原材料及び貯蔵品が2億36百万円、機械装置及び運搬具が3億45百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債につきましては、前事業年度末と比較して42百万円減少し107億92百万円となりました。その主な要因は工事未払金が1億46百万円、1年内返済予定の長期借入金が1億20百万円、その他(流動負債)が2億2百万円それぞれ増加し、短期借入金が2億20百万円、長期借入金が2億26百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産につきましては、前事業年度末と比較して92百万円増加し36億59百万円となりました。その主な要因は利益剰余金が96百万円増加したことによるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。