第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、英国のEU離脱問題や、米国の大統領選挙などにより為替や株価が不安定さを増すなど、景気の先行きに不透明な状況が続いてきました。

 国内の住宅市場では、熊本や鳥取地震をはじめ、東北地方の記録的な大雨など、自然災害の発生による建築現場の納入遅延などが相次ぎましたが、住宅ローンの超低金利を背景とした住宅取得に対する動きは、活発に推移し、また賃貸住宅市場においても、都市部を中心に相続税改正に伴う底堅い建築需要が継続致しました。

 このような状況の中、当社は、売上高は計画を上回る状況で順調に推移致しました。また、安定した利益確保のため、一部レイアウト変更等による生産性の向上と省力化による原価低減に取り組んで参りました。

 販売活動に関しましては、長期的には少子高齢化による新規住宅の着工減は避けられず、非住宅部門の老健施設やサ高住物件の受注強化と、システム収納家具の販売を積極的に推進致しました。

 一方、中国においては、北京、上海、広州等、一級都市の住宅価格が高騰し、なお今年に入り毎月2%前後上昇するなど、大手有力デベロッパーは今年度の売上、利益が、年度目標を達成したため、翌期に販売を延ばすことで、内装工事の延期が相次ぎ、本来第3四半期(中国は7月、8月、9月)は繁忙期であるにも拘らず、同期間の前年度の売上額約3,400百万円に対し、当年度は約2,400百万円(約30%減)と減少し(前年度、当年度共に1元16円で換算した場合)、次年度以降への持ち越しの動きが見られました。

 このような背景の中、当社グループは、前期からマンション市場の大半を占めるスケルトン販売(内装なしの躯体のみ)の顧客に対する販売強化のため、引き続き代理店を通じて販売するルート販売を積極的に展開し、現在主要都市に48カ所の代理店(ショールーム設置社)を確保し、成長拡大と安定への布石を着々と進めました。

 さらに、今年6月に吉屋(煙台)集成建築科技有限公司(住宅内装工事合弁会社)を設立し、現在順調な営業活動を展開しております。また、7月には、吉屋(青島)家居有限公司(流し台、洗面、収納BOX等の生産販売会社)を設立し、現在工場の建設中で、2017年7月に操業を開始する予定です。当社グループは、既存の昆山、青島、宜春の3工場を併せ、上記2社の本格稼働に入る来期には、一般住器販売を含め、施工及び製品供給体制を備えた建材グループの企業として、中国住宅市場に於いて加速度的な事業拡大を目指して参ります。

 なお、当第3四半期連結累計期間における、円高を背景とした現地通貨の下落の影響により、連結決算における中国事業の円建て換算過程において、業績に約15%のマイナスの影響が出ております。

 以上の結果、当第3四半期連結会計期間の売上高につきましては12,072百万円(前年同期比8.7%減)、営業利益は1,760百万円(前年同期比24.5%減)、経常利益は1,632百万円(前年同期比25.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,175百万円(前年同期比24.5%減)となりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(3)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は13百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(4)生産、受注及び販売の実績

①生産実績

 当第3四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年12月31日)

前年同四半期比(%)

日本(千円)

5,860,612

123.0

中国(千円)

3,795,063

78.3

合計(千円)

9,655,675

100.5

(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

②受注状況

 当第3四半期連結累計期間における受注状況をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同四半期比(%)

受注残高(千円)

前年同四半期比(%)

日本

6,453,577

113.6

5,825,860

115.4

中国

5,832,283

61.6

6,807,589

77.7

合計

12,285,860

81.1

12,633,449

91.5

(注)1.金額は販売価格によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

③販売実績

 当第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年12月31日)

前年同四半期比(%)

日本(千円)

6,437,312

116.7

中国(千円)

5,635,667

73.1

合計(千円)

12,072,979

91.3

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。