第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期における我が国経済は、新型コロナ感染者数の拡大に伴い、緊急事態宣言が発令され、社会経済活動が全面的に縮小せざるを得ない状況に陥りました。その後、解除されたものの経済や国民生活への深刻な影響が続いており、状況を注視し、必要な対策を講じていくことが求められております。

国内の住宅市場においては、前年度の新設住宅着工数が、昨年10月の消費税増税もあり、88万4千戸と前年度比7.3%減となり、3年連続の減少となりました。政府により、増税後、住宅ローン減税の控除期間の延長、次世代住宅ポイント制度の創設など、税制、予算上の対策がとられたものの、直近の当年1月~3月期の新設住宅着工戸数は、前年同期比9.9%減となり、更に以後コロナ禍が加わり、住宅関連業者として非常に厳しい状況が続くものと考えております。

このような状況の中、従来から進めてきた非住宅部門(老健施設及びホテル)の拡販と、他社より優れた機能的なドア(防火、防音、遮音)を商品ラインナップに加え、より積極的に営業活動を行うこと、また、生産面においては、メーカーとして永遠の課題であるQ(品質)、C(コスト)、D(納期)に更に磨きをかけてまいります。

一方、中国においては、今期(中国の会計期間は1月~12月)の第1四半期(1月~3月期)は、1月18日~2月5日までの春節休暇は恒例の長期休暇であり、既に織り込み済みではありましたが、コロナ禍が加わり各省で多少のばらつきはあるものの、工場再開は2月10日まで自粛期間があり、またそれ以降も、毎日の検温、マスクの配布、地方からの帰省者は2周間の隔離が絶対条件となり、2月は各工場ともに本格操業に至りませんでした。営業面においても、各省からの移動制限と、各建設現場は、そこで働く職人が戻らず、また、建設資材や部品が到着しないなど、工事の再開が遅れるところが頻発致しました。しかしながら、このような状況化下においても、デベロッパー(不動産開発業者)からの発注は多く、中国の住宅需要は堅調に推移すると考えております。

以上の結果、当第1四半期連結会計期間の売上高は前年同期比21.9%減収の3,728百万円、営業利益は前年同期比60.5%減益の187百万円、経常利益は前年同期比29.1%減益の292百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比31.9%減益の213百万円となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 日本においては、売上高は、前年同期比10.3%減の1,905百万円、セグメント利益(営業利益)につきましては前年同期比4.0%減の240百万円となりました。

 中国においては、売上高は、前年同期比31.3%減の1,823百万円、セグメント損失(営業損失)につきましては、52百万円となりました。

 

 当第1四半期連結会計期間末における資産総額は28,014百万円となり、前連結会計年度末より2,388百万円減少しております。これは主に現金及び預金の減少1,045百万円、受取手形及び売掛金の減少1,507百万円、商品及び製品の増加376百万円によるものです。

 負債総額は6,913百万円となり、前連結会計年度より1,818百万円減少しております。これは主に支払手形及び買掛金の減少870百万円、電子記録債務の減少271百万円、未払法人税等の減少319百万円によるものです。

 純資産につきましては、21,100百万円となり、前連結会計年度末より569百万円減少しております。これは主に為替換算調整勘定の減少339百万円によるものです。

 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末より4.0ポイント増加して73.2%となりました。

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(3)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は15百万円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(4)生産、受注及び販売の実績

①生産実績

 当第1四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

前年同四半期比(%)

日本(千円)

1,634,990

89.7

中国(千円)

1,233,788

62.4

合計(千円)

2,868,778

75.5

(注)1.金額は販売価格によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

②受注状況

 当第1四半期連結累計期間における受注状況をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同四半期比(%)

受注残高(千円)

前年同四半期比(%)

日本

1,996,636

83.6

7,464,236

100.5

中国

2,825,850

66.0

14,435,252

115.9

合計(千円)

4,822,486

72.3

21,899,488

110.2

(注)1.金額は販売価格によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

③販売実績

 当第1四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

前年同四半期比(%)

日本(千円)

1,905,048

89.7

中国(千円)

1,823,935

68.7

合計(千円)

3,728,984

78.1

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。