第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、同感染症)の拡大により、経済活動が大きく抑制され、景気は低迷し極めて厳しい状況となりました。緊急事態宣言の解除による経済活動の再開で景気は回復基調にあるものの、同感染症の流行が収束しないなか、景気回復のペースは当面緩やかになると見込まれます。

国内の住宅市場においては、同感染症による緊急事態宣言解除後、経済活動再開に伴い、中断や遅延していた建設工事も再開しておりますが、4月~5月にかけての大手ゼネコンによる建設現場の閉鎖、訪問による対面での営業活動の制限などもあり、同感染症の影響による需要の落込みは現在も続いております。

このような状況の中、従来から進めてきた非住宅部門(老健施設及びホテル)の拡販と、他社より優れた機能的なドア(防火、防音、遮音)を商品ラインナップに加え、WEB面談などを活用し積極的に営業活動を行いました。また、生産面においては、メーカーとして永遠の課題であるQ(品質)、C(コスト)、D(納期)の向上を図る改善活動を行いました。今後、更に磨きをかける活動を継続してまいります。

一方、中国においては、第1四半期(1月~3月期)では、1月18日から始まった春節の長期休暇に加え、同感染症の影響で、3月末まで工場閉鎖が続きました。また、営業面においては、各省からの移動制限、各建設現場では建設資材や部品の未着や職人が現場に戻れず、工事の再開が遅れるところが頻発致しました。第2四半期(4月~6月期)に入っても同感染症の影響が続いておりましたが、4月後半には各工場も通常稼動となり、建設現場も殆どの現場が再開されました。ところが、5月から6月にかけて南西地域を中心に大雨により各地で水害が発生し、建設工事の中断や製品の出荷ができない事象が発生いたしました。なお、水害の影響も落ち着いたその後は、各工場ともフル稼働しております。同時に受注活動も積極的に行なっており、新規取引先の獲得にも注力しております。なお、中国の第2四半期末の受注残高は、15,784百万円(前年同期比101.5%)となっております。

同感染症封じ込めに、一定の成果を出した中国の6月の主要70都市の新築住宅価格は、前月比0.6%上昇し、前月の伸びから加速した結果となり、同感染症危機からの景気回復を背景に住宅需要は改善しており、今後も堅調に推移するものと考えております。

 以上の結果、円高の影響で中国元の期中平均レートは前年同期比で約5%下がり、中国財務諸表の円換算額にマイナスの影響を与えておりますが、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比11.0%減収の10,925百万円、営業利益は前年同期比7.1%減益の1,327百万円、経常利益は前年同期比1.0%増益の1,487百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比0.5%減益の1,069百万円となりました。

 

 

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 日本においては、売上高は、前年同期比4.1%減の4,232百万円、セグメント利益(営業利益)につきましては前年同期比6.0%増の641百万円となりました。

 中国においては、売上高は、前年同期比15.0%減の6,693百万円、セグメント利益(営業利益)につきましては前年同期比16.8%減の685百万円となりました。

 

 当第2四半期連結会計期間末における資産総額は31,352百万円となり、前連結会計年度末より949百万円増加しております。これは主に受取手形及び売掛金の増加729百万円、有価証券の減少784百万円、商品及び製品の増加459百万円、建設仮勘定の増加269百万円によるものです。

 負債総額は9,268百万円となり、前連結会計年度より536百万円増加しております。これは主に支払手形及び買掛金の減少525百万円、電子記録債務の減少177百万円、短期借入金の増加1,367百万円によるものです。

 純資産につきましては、22,083百万円となり、前連結会計年度末より413百万円増加しております。これは主に利益剰余金の増加688百万円、為替換算調整勘定の減少403百万円によるものです。

 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末より1.2ポイント減少して68.0%となりました。

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は5,285百万円となり、前連結会計年度末と比較して、723百万円の減少となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により減少したキャッシュ・フローは843百万円(前年同期は1,335百万円の増加)となりました。主なプラス要因は税金等調整前四半期純利益1,487百万円、減価償却費238百万円であり、主なマイナス要因は、売上債権の増加額1,170百万円、たな卸資産の増加額751百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により減少したキャッシュ・フローは914百万円(前年同期は1,114百万円の減少)となりました。主なプラス要因は定期預金の払戻による収入153百万円であり、主なマイナス要因は有形固定資産の取得による支出627百万円、出資金の払込による支出275百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により増加したキャッシュ・フローは1,083百万円(前年同期は313百万円の減少)となりました。主なマイナス要因は配当金の支払額375百万円であります。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、33百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

(5)生産、受注及び販売の実績

①生産実績

 当第2四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年9月30日)

前年同四半期比(%)

日本(千円)

3,618,492

94.4

中国(千円)

4,136,723

88.8

合計(千円)

7,755,215

91.3

(注)1.金額は販売価格によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

②受注状況

 当第2四半期連結累計期間における受注状況をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同四半期比(%)

受注残高(千円)

前年同四半期比(%)

日本

3,912,138

84.7

7,052,309

95.7

中国

9,492,720

73.6

15,784,111

101.5

合計

13,404,858

76.5

22,836,420

99.6

(注)1.金額は販売価格によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

③販売実績

 当第2四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年9月30日)

前年同四半期比(%)

日本(千円)

4,232,477

95.9

中国(千円)

6,693,150

85.0

合計(千円)

10,925,627

89.0

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。