第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、同感染症)の拡大が続き経済活動が大きく抑制され、先行きの不透明感は一層強まっております。

国内の住宅市場においては、5月25日の緊急事態宣言の全面解除を受け、中断していた建設現場やモデル住宅展示場の再開もありましたが、その後、政府が経済優先に舵を切ったとたんに第2波、第3波と感染拡大を招くこととなりました。マンション市場は、テレワーク等による働き方改革もあり住宅需要の変化もありました。

このような状況の中、営業面では対面活動が大きな制約を受け、Web面談等を積極的に活用し、従来から進めてきた非住宅部門(ホテル・老健施設)の拡販と、機能ドア(防火・防音・遮音)にコロナ対策用として通気孔のある換気ドアを新しく追加し、拡販に努めました。生産面では、前年度比10%UPの生産性、工程内不良の半減、客先クレームの撲滅をスローガンに年初より取組んできましたが、第3四半期内に目標達成し、利益面で大きく貢献しております。

一方、中国においては、第1四半期(1月~3月期)は、1月後半からの春節休暇に加え、同感染症も重なり、3月末まで工場閉鎖に近い状態を余儀なくされました。

第2四半期(4月~6月期)に入り、工場は再開しましたが、各工場共に毎日の検温、マスクの配布、地方からの帰省者は2週間の隔離と行動履歴の確認等、大きな制約のもとでの稼動となりました。

第3四半期(7月~9月期)、同感染症は下火となりましたが、7月から8月にかけて、中国西南地方で未曾有の大雨に見舞われ、輸送、現場施工等に大きな影響を受けました。生産面では、前期末から進めてきました増産設備計画(吉屋青島工場:フラッシュドア+枠ライン、宜春工場:フラッシュドア及び框ドア+枠ライン)が9月に完了し、本格稼動に入り、遅れていた生産を取り戻しつつあります。

このような環境のもと受注活動は積極的に行なっており、新規取引先の獲得にも注力しております。なお、中国の第3四半期末の受注残高は、前年同期比9.7%増の15,683百万円となっております。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比8.4%減の20,006百万円、営業利益は同9.3%減の2,885百万円、経常利益は同3.2%減の3,085百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同2.6%減の2,233百万円となりました。なお、円高により中国元の期中平均レートは前年同期比で約3.3%下がり、中国財務諸表の円換算額にマイナスの影響を及ぼしました。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 日本においては、売上高は、前年同期比4.4%減の6,846百万円、セグメント利益(営業利益)につきましては前年同期比8.5%増の1,044百万円となりました。

 中国においては、売上高は、前年同期比10.3%減の13,462百万円、セグメント利益(営業利益)につきましては前年同期比17.0%減の1,841百万円となりました。

 

 当第3四半期連結会計期間末における資産総額は35,893百万円となり、前連結会計年度末より5,491百万円増加しております。これは主に現金及び預金の増加1,832百万円、受取手形及び売掛金の増加2,696百万円、商品及び製品の増加522百万円、建設仮勘定の増加456百万円によるものです。

 負債総額は12,586百万円となり、前連結会計年度より3,854百万円増加しております。これは主に支払手形及び買掛金の増加319百万円、短期借入金の増加3,151百万円によるものです。

 純資産につきましては、23,306百万円となり、前連結会計年度末より1,636百万円増加しております。これは主に利益剰余金の増加1,501百万円、為替換算調整勘定の減少103百万円によるものです。

 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末より6.5%減少して62.7%となりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(3)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は51百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(4)生産、受注及び販売の実績

①生産実績

 当第3四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)

前年同四半期比(%)

日本(千円)

5,607,759

92.8

中国(千円)

7,368,734

95.2

合計(千円)

12,976,493

94.1

(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

②受注状況

 当第3四半期連結累計期間における受注状況をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同四半期比(%)

受注残高(千円)

前年同四半期比(%)

日本

6,079,811

85.1

6,889,728

92.7

中国

16,085,537

87.9

15,683,344

109.7

合計

22,165,348

87.1

22,573,072

103.9

(注)1.金額は販売価格によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

③販売実績

 当第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)

前年同四半期比(%)

日本(千円)

6,562,731

95.4

中国(千円)

13,443,627

89.8

合計(千円)

20,006,358

91.6

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。