当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大や断続的に発出された緊急事態宣言により、個人消費や企業活動への影響が続き、厳しい状況となりました。
国内の住宅市場においては、新設住宅着工戸数が全体として前年比プラスに転じたものの、リモートワークの普及や外出自粛など在宅時間の増加に伴い、都心の狭小マンションから郊外の戸建住宅へ住環境を変える動きがあり、特に木造住宅の増加等が、ウッドショック(木質建材全般の供給不足と値上げ)を呼び、この状態が暫く続くものと思われます。
このような状況の中、営業面では、リニア中央新幹線開通を控え、大型再開発物件の開発が進む中部地方の営業拠点として、名古屋営業所を開設しました。商品面でも、昨年に引き続き機能ドア(通気、防音、遮音、防火)に加え、老健用の品揃えや、各種収納BOXも追加し、積極的に拡販に努めました。また、生産面では、ジャスト・イン・タイムによる無駄の排除や、工場ピッチタイムの更なる短縮を図り、今年度目標である生産性10%UPは、既に達成しました。また、コスト削減、CO2削減のために全材料の歩留り向上を継続的に進めました。
一方、中国においては、1月頃から新型コロナウイルス感染症も散発的な発生に留まり、移動の制限はあるものの市場は大きく改善しました。反面、都市部ではマンション価格高騰を招き、昨年8月に発表され、今年1月施行の不動産開発業者に対する資金調達総量規制(3つのレッドライン)をクリアできない大手業者の与信問題が住宅業界に暗い影を落とすようになりました。しかし、当社グループは、豊富な受注残と十分な与信管理により、事業リスクは発生しておりません。
昨年10月に昆山工場内に開設した大型ショールームは、開発業者や販売代理店に好評で、販売促進に大きな役割を果たすようになりました。また、生産面においては、豊富な受注に応えるため宜春工場の隣接地に第3期工場(土地:53,360㎡、工場・倉庫:25,660㎡、事務所・食堂・寮:14,000㎡)として大型工場を建設中であり、今年度の完成を目指しています。
以上の結果、当社グループにおける当第2四半期連結累計期間は、売上高、利益ともに過去最高となりました。売上高は前年同期比18.7%増の12,968百万円、営業利益は前年同期比35.0%増の1,792百万円、経常利益は前年同期比45.3%増の2,161百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比40.4%増の1,500百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
日本においては、売上高は3,959百万円(前年同期比6.5%減)、セグメント利益(営業利益)は595百万円(前年同期比7.2%減)となりました。
中国においては、売上高は9,009百万円(前年同期比34.6%増)、セグメント利益(営業利益)は1,196百万円(前年同期比74.6%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における資産総額は37,256百万円となり、前連結会計年度末より2,086百万円増加しております。これは主に現金及び預金の増加1,905百万円、有価証券の減少1,589百万円、棚卸資産の増加986百万円、有形固定資産の増加299百万円によるものです。
負債総額は9,751百万円となり、前連結会計年度より589百万円減少しております。これは主に短期借入金の減少776百万円によるものです。
純資産につきましては、27,504百万円となり、前連結会計年度末より2,676百万円増加しております。これは主に利益剰余金の増加1,137百万円、為替換算調整勘定の増加1,308百万円によるものです。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末より3.0ポイント増加して71.2%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、5,723百万円となり、前連結会計年度末より1,401百万円減少となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は1,475百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益2,112百万円、棚卸資産の増加額820百万円によるものです。なお、前年同期は843百万円の支出でした。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は1,888百万円となりました。これは主に、定期預金の預入による支出1,668百万円によるものです。なお、前年同期は914百万円の支出でした。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は1,217百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少815百万円、配当金の支払額350百万円によるものです。なお、前年同期は1,083百万円の獲得でした。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、40百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当第2四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
生産高(千円) |
前年同四半期比(%) |
|
日本 |
3,446,162 |
95.2 |
|
中国 |
5,151,577 |
124.5 |
|
合計 |
8,597,739 |
110.9 |
(注)金額は販売価格によっております。
②受注状況
当第2四半期連結累計期間における受注状況をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
受注高(千円) |
前年同四半期比(%) |
受注残高(千円) |
前年同四半期比(%) |
|
日本 |
4,382,622 |
112.0 |
7,896,493 |
112.0 |
|
中国 |
12,166,771 |
128.2 |
18,534,279 |
117.4 |
|
合計 |
16,549,393 |
123.5 |
26,430,772 |
115.7 |
(注)金額は販売価格によっております。
③販売実績
当第2四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
販売高(千円) |
前年同四半期比(%) |
|
日本 |
3,959,434 |
93.5 |
|
中国 |
9,009,087 |
134.6 |
|
合計 |
12,968,522 |
118.7 |
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。