第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

  文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を受け、厳しい経営環境にありました。政府や各行政庁による各種支援策や、ワクチン接種率の上昇により、新規感染者数が大幅に減少し、経済活動の持ち直しが期待されましたが、11月には、新変異株(オミクロン型)が発見され、先行きの不透明な状態が続いております。

国内の住宅市場においては、リモートワークの普及や外出自粛など生活様式の変化を背景に、都心の狭小マンションから郊外の戸建住宅取得への関心が高まり、特に木造住宅の増加等がウッドショック(木質建材の供給不足と値上げ)を生み、この状態が暫く続くものと思われます。

このような状況の中、営業面では、名古屋営業所を新設し、中部地方における新規開拓など営業活動の強化を進めております。商品面では、非住宅部門の老健施設向けドアの品揃えをはじめ、各種機能ドアの充実を図りました。生産面では、今期の目標である生産性10%UPは、既に達成し、材料歩留りの向上と併せ、コストダウンとCO2削減に貢献しております。

一方、中国においては、年初来、新型コロナウイルス感染症の発生も散発的で、以後終息に向かうと考えておりましたが、7月頃から中国は「ゼロコロナ」政策として厳格な移動制限を取り、また、政府が不動産バブル抑制を目的に金融規制を強めたため、大手不動産開発業者の債務危機が表面化し、深刻な状態に陥る業者も出ております。

当社グループは、現在、与信問題が懸念される販売先はありませんが、12月に入り、天津、西安等一部にロックダウンされた都市もあり、豊富な受注残があるとはいえ、慎重な営業活動を進めて参ります。

昨年10月、昆山工場内に開設したショールームは、非常に好評でルート販売先に大きく貢献し、売上高は前年同期比10%以上の増加となりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高、利益ともに過去最高となりました。

当社グループにおける当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比18.1%増の236億27百万円、営業利益は前年同期比31.0%増の37億80百万円、経常利益は前年同期比39.1%増の42億90百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比34.4%増の30億1百万円となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 日本においては、売上高は、前年同期比3.6%減の66億1百万円、セグメント利益(営業利益)につきましては前年同期比5.9%減の9億83百万円となりました。

 中国においては、売上高は、前年同期比29.0%増の173億65百万円、セグメント利益(営業利益)につきましては前年同期比51.9%増の27億97百万円となりました。

 

 当第3四半期連結会計期間末における資産総額は403億91百万円となり、前連結会計年度末より52億21百万円増加しております。これは主に現金及び預金の増加17億73百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加34億57百万円、有価証券の減少15億89百万円、棚卸資産の増加9億6百万円、有形固定資産の増加3億94百万円によるものです。

 負債総額は115億99百万円となり、前連結会計年度より12億58百万円増加しております。これは主に支払手形及び買掛金の増加12億58百万円によるものです。

 純資産につきましては、287億91百万円となり、前連結会計年度末より39億63百万円増加しております。これは主に利益剰余金の増加22億37百万円、為替換算調整勘定の増加15億18百万円によるものです。

 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末より0.5ポイント増加して68.7%となりました。

 

 

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(3)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は63百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(4)生産、受注及び販売の実績

①生産実績

 当第3四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

生産高(千円)

前年同四半期比(%)

日本

5,468,881

97.5

中国

9,046,416

122.8

合計

14,515,297

111.9

(注)金額は販売価格によっております。

 

②受注状況

 当第3四半期連結累計期間における受注状況をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同四半期比(%)

受注残高(千円)

前年同四半期比(%)

日本

7,776,808

127.9

8,955,309

130.0

中国

17,000,135

105.7

15,331,073

97.8

合計

24,776,943

111.8

24,286,382

107.6

(注)金額は販売価格によっております。

 

③販売実績

 当第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

販売高(千円)

前年同四半期比(%)

日本

6,294,805

95.9

中国

17,332,782

128.9

合計

23,627,588

118.1

(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。