第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

a. 財政状態

(総資産)

有形固定資産が2,198百万円、商品及び製品が1,299百万円、原材料及び貯蔵品が985百万円増加したこと等により、総資産は前連結会計年度末に比べて4.3%増加し、128,022百万円となりました。

(負債)

支払手形及び買掛金が2,566百万円増加したこと等により、負債合計は前連結会計年度末に比べて3.6%増加し、73,649百万円となりました。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて5.3%増加し、54,372百万円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純利益2,569百万円により利益剰余金が増加したことによります。自己資本比率は前連結会計年度末に比べて0.5ポイント増加し、42.5%となりました。

 

b. 経営成績

当社グループを取り巻く経済環境は、新型コロナウイルス感染症の行動制限の撤廃により、海外旅行をはじめとした人の往来が正常化し、世界各国の経済活動に持ち直しの動きが見られたものの、ロシア・ウクライナ問題の長期化や中東情勢の悪化に伴う原燃料価格の高止まり、円安の進行、世界的な物価上昇を背景とした金融引締め影響などによる中国や欧米等海外景気の低迷など、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。

このような状況のなか当社グループは、製品価格の改定に加え、紙・パルプ製造事業の生産体制再構築や工場の安定操業に取り組みました。

当第2四半期連結累計期間の営業成績につきましては、販売数量の減少はあったものの、昨年来実施した製品価格改定の影響により、売上高は52,493百万円と前期と比較し6.5%増収となりました。収益面では、製品価格の改定、減産下での効率操業やエネルギーコスト低減に取り組み、営業利益は3,304百万円と119.9%増加と前期と比較し増益となりました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。

 

連結売上高             52,493百万円 (前年同四半期比  6.5%増)

連結営業利益            3,304百万円 (前年同四半期比 119.9%増)

連結経常利益            3,794百万円 (前年同四半期比 49.2%増)

親会社株主に帰属する四半期純利益  2,569百万円 (前年同四半期比  44.4%増)

 

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

① 紙・パルプ製造事業

製品価格改定や減産下での効率操業などの取り組みにより、増収・増益となりました

◎ 新聞用紙

新聞社における夕刊の廃止、また発行部数および頁数の減少による全体的な需要減に歯止めが掛からず、数量は前期を下回りました。金額は価格改定が寄与して前期を上回ることが出来ました。

◎ 印刷用紙

国内販売につきましては、コロナ禍で落ち込んでいた経済活動は正常化したものの、チラシ関連・書籍関連を中心にデジタル化の進行もあり全体数量は前期を下回りました。輸出については、東南アジアを中心とした需要減退および海外メーカーの販売攻勢により、数量は前期を下回りました。金額は販売数量減少があったものの、価格改定が寄与して前期を上回ることが出来ました。

◎ 包装用紙

国内販売につきまして、自動車関連は回復基調にありましたが紙袋の需要回復には至らず、石油化学関連、合成樹脂関連の落ち込みが影響し、数量は前期を下回りました。輸出につきましても海外市況の悪化により前期を下回りました。金額は販売数量減少があったものの、価格改定が寄与して前期を上回ることが出来ました。

◎ 特殊紙・板紙及び加工品等

壁紙は堅調に推移し前期並の数量を確保しました。加工用途は輸出が落ち込んだ影響により全体数量は減少しましたが、価格改定が寄与して金額は前期を上回りました。

◎ パルプ

高岡工場6号抄紙機を昨年9月末に停止し外販パルプの販売を増やした影響などにより数量・金額ともに前期を上回りました。

これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。

 

連結売上高     46,833百万円  (前年同四半期比  8.0%増)

連結営業利益     2,891百万円  (前年同四半期比201.9%増)

 

② 発電事業

売上高は前年並みでしたが、燃料価格の高騰などにより減益となりました。

これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。

 

連結売上高      3,735百万円  (前年同四半期比  1.0%減)

連結営業利益      309百万円  (前年同四半期比 38.6%減)

 

③ その他

工場の定期点検停止等の影響で紙断裁選別包装・紙運送事業の取扱量は減少しましたが、設備設計施工関連事業等の受注が増加したことなどにより売上高は前期並みでした。利益については、設備設計施工関連事業等の受注増に加え人件費などの経費低減により増益となりました。

これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。

 

連結売上高      8,370百万円  (前年同四半期比 0.1%減)

連結営業利益      110百万円  (前年同四半期は 38百万円の連結営業損失)

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は8,470百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は5,913百万円(前第2四半期連結累計期間比327.0%増)となりました。

これは主として、税金等調整前四半期純利益3,453百万円、減価償却費2,905百万円によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は4,231百万円(前第2四半期連結累計期間比60.2%増)となりました。

これは主として、有形固定資産の取得による支出4,178百万円によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は1,507百万円(前第2四半期連結累計期間比33.3%減)となりました。

これは主として、長期借入金の返済による支出2,944百万円、長期借入れによる収入1,500百万円によるものです。

 

(3) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は226百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4) 主要な設備

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。