当第3四半期連結累計期間において、事業等のリスクについて新たに発生した事項または重要な変更はない。
当第3四半期連結累計期間の連結業績については、一昨年から取り組んできた製品価格の改定や連結子会社の増加に伴い増収となった。利益面では、固定費の増加はあるものの、製品価格の改定や原料価格が前年を下回ったこと等により、前年同期に比べ増益となった。この結果、売上高513,605百万円(前年同期比3.6%増)、営業利益34,892百万円(同66.4%増)、経常利益36,461百万円(同58.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益24,995百万円(同68.2%増)となった。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
① 板紙・紙加工関連事業
板紙・紙加工関連事業については、固定費の増加はあるものの、製品価格の改定や原料価格が前年を下回ったこと等により、増収増益となった。
この結果、当セグメントの売上高は344,511百万円(同5.2%増)、営業利益は26,367百万円(同98.6%増)となった。
② 軟包装関連事業
軟包装関連事業については、製品価格の改定等により、増収増益となった。
この結果、当セグメントの売上高は57,760百万円(同3.4%増)、営業利益は2,804百万円(同57.2%増)となった。
③ 重包装関連事業
重包装関連事業については、樹脂製品の販売量が減少したこと等により、減収減益となった。
この結果、当セグメントの売上高は30,329百万円(同2.7%減)、営業利益は1,198百万円(同6.0%減)となった。
④ 海外関連事業
海外関連事業については、中国における需要低迷等により、減収減益となった。
この結果、当セグメントの売上高は55,222百万円(同0.9%減)、営業利益は2,580百万円(同1.0%減)となった。
⑤ その他の事業
その他の事業については、売上高は増収となったが、運送事業の採算悪化等により、増収減益となった。
この結果、当セグメントの売上高は25,780百万円(同2.1%増)、営業利益は1,792百万円(同3.7%減)となった。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、トライコー・パッケージング&ロジスティクス社、同社の子会社およびグットマン社を連結の範囲に含めたことで、有形固定資産、のれん等の増加により、821,231百万円となり、前連結会計年度末に比べ51,876百万円増加した。
負債は、主に長短借入金や社債の増加により528,601百万円となり、前連結会計年度末に比べ33,943百万円増加した。
純資産は、為替換算調整勘定の減少はあったが、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加等により、292,630百万円となり、前連結会計年度末に比べ17,933百万円増加した。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末と同じ34.3%となった。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はない。
なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等は次のとおりである。
当社取締役会は、大規模買付行為を受け入れるか否かの判断は、最終的には当社株主の判断に委ねられるべきものであると考えている。しかしながら、大規模買付行為の中には、その目的等から企業価値ひいては株主共同の利益に対して明白な侵害をもたらすもの、株主に株式の売却を事実上強要するおそれがあるもの、対象会社の取締役会や株主が大規模買付行為の内容等を検討し、代替案を提案するための十分な時間や情報を提供しないもの、大規模買付者の提示した条件よりも有利な条件を引き出すために大規模買付者との交渉を必要とするもの等、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に資さないものも少なくない。また、当社の経営の特質を考慮すると、大規模買付行為が当社ならびに当社のステークホルダーに与える影響や大規模買付者の経営方針や事業計画等によっては、当社の企業価値ひいては株主共同の利益が損なわれる可能性も否定できない。
したがって、当社は、このような当社の企業価値・株主共同の利益に資さない大規模買付行為を行う者は、当社の財務および事業の方針の決定を支配する者として不適切であると考えている。
当社は、以下のような取組みを通じて、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を向上させることが、多様な投資家からの当社への投資につながり、結果的に、基本方針の実現に資するものと考え、実施している。
・“Less is more.”をパッケージづくりのコンセプトとして掲げ、製品と生産プロセスの両面でより少ない資源・エネルギー化を徹底し環境負荷の低減を図るとともに、より高品質で付加価値が高く、社会のさまざまな課題の解決に資するパッケージの開発を推進している。
当社は、中長期的な企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に取り組んでいく。また、当社は、大規模買付行為を行おうとする者に対し、大規模買付行為の是非を株主の皆様が適切に判断するために必要かつ十分な情報の提供を求め、あわせて取締役会の意見等を開示し、株主の皆様の検討のための時間と情報の確保に努める等、関係法令の許容する範囲内において、適切な措置を講じていく。
3.取組みに対する当社取締役会の判断およびその理由
2.ⅰ)の取組みは、いずれも、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を向上させるための取組みであるため、これらの施策により、多様な投資家が当社へ投資することが期待できるという意味で、多様な株主のさまざまな意見の反映という当社の基本方針に沿うものである。また、これらの施策は、当社の会社役員の地位の維持とは関係がない。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は1,202百万円である。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はない。