【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1) 連結子会社の数

前期 33社、当期 36

主要な連結子会社名

いわき大王製紙株式会社、エリエールプロダクト株式会社、フォレスタル・アンチレLTDA.、エリエール・インターナショナル・タイランドCo.,LTD、大王(南通)生活用品有限公司、PT.エリエール・インターナショナル・トレーディング・インドネシア、PT.エリエール・インターナショナル・マニュファクチャリング・インドネシア、H&PCブラジルS.A.、サンテルS.A.、エリエール・インターナショナル・ターキー・キシセル・バクム・ウルンレリ・ウレティムA.S.(以下、「エリエール・インターナショナル・ターキーA.S.」という。)

(連結の範囲または持分法適用の範囲の変更に関する注記)

「第1 企業の概況 3 事業の内容」に記載のとおり、連結の範囲を変更し、当連結会計年度末において36社を連結子会社としています。

 

(2) 主要な非連結子会社の名称等

主要な非連結子会社

ダイオーエコワーク株式会社

(連結の範囲から除いた理由)

非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除いています。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1) 持分法適用の関連会社の数

1

会社等の名称

東京紙パルプ交易株式会社

 

(2) 持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社(ダイオーエコワーク株式会社他)の合計の当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しています。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の決算日が連結決算日と異なる会社は次のとおりです。

 

会社名

 

決算日

フォレスタル・アンチレLTDA.

 

12月31日

エリエール・インターナショナル・タイランドCo.,LTD

 

12月31日

大王(南通)生活用品有限公司

 

12月31日

PT.エリエール・インターナショナル・トレーディング・インドネシア

 

12月31日

PT.エリエール・インターナショナル・マニュファクチャリング・インドネシア

 

12月31日

H&PCブラジルS.A.

 

12月31日

サンテルS.A.

 

12月31日

エリエール・インターナショナル・ターキーA.S.

 

12月31日

 

 

連結財務諸表の作成にあたっては、各社の決算日現在の財務諸表を使用しています。ただし、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っています。

 

 

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

有価証券

その他有価証券

時価のあるもの

期末決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

時価のないもの

移動平均法による原価法

デリバティブ

時価法

たな卸資産

主として移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

有形固定資産(リース資産を除く)

定額法

無形固定資産(リース資産を除く)

定額法

リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しています。

 

(3) 重要な引当金の計上基準

貸倒引当金

一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。

賞与引当金

従業員に対して支給する賞与に充てるため、当連結会計年度末における支給見込額を計上しています。

役員賞与引当金

役員に対して支給する賞与に充てるため、当連結会計年度末における支給見込額を計上しています。

役員退職慰労引当金

役員の退職慰労金に備えるため、内規に基づく当連結会計年度末の要支給額を計上しています。

株式給付引当金

役員等への当社株式の給付に備えるため、当連結会計年度末における株式給付債務の見込額に基づき計上しています。

環境対策引当金

ポリ塩化ビフェニル(PCB)の処分に関する支出に備えるため、今後の処分費用見込額を計上しています。

関係会社事業損失引当金

関係会社における事業損失等に備えるため、関係会社の財政状態等を勘案し、今後の損失負担見込額を計上しています。

 

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっています。

② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主に5年)による定額法により按分した金額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しています。

過去勤務費用は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主に5年)による定額法により費用処理しています。

③ 小規模企業等における簡便法の採用

一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しています。

 

(5) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しています。なお、在外子会社等の資産・負債・収益及び費用は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めて計上しています。

 

(6) 重要なヘッジ会計の方法

ヘッジ会計の方法

繰延ヘッジ処理を採用しています。なお、為替予約について振当処理の要件を充たしている場合には振当処理を、金利スワップについて特例処理の要件を充たしている場合には特例処理を採用しています。

ヘッジ手段とヘッジ対象

① ヘッジ手段 … 為替予約

ヘッジ対象 … 製品輸出による外貨建売上債権及び原材料輸入による外貨建買入債務

② ヘッジ手段 … 金利スワップ

ヘッジ対象 … 借入金

ヘッジ方針

主に当社の内規である「デリバティブ取引管理規則」に基づき、為替変動リスク及び金利変動リスクをヘッジしています。

ヘッジの有効性評価の方法

ヘッジ対象の相場変動又はキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段の相場変動又はキャッシュ・フロー変動の累計とを比較し、両者の変動額を基礎として、ヘッジの有効性を評価することとしています。

また、特例処理によっている金利スワップ及び振当処理によっている為替予約については、有効性の評価を省略しています。

 

(7) のれんの償却方法及び償却期間

のれんの償却については、個別案件ごとに検討し、20年以内で均等償却を行っています。

 

(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない、取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっています。

 

(9) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

① 消費税等の会計処理

税抜方式によっています。

② 連結納税制度の適用

当社及び一部の連結子会社は、当社を連結納税親会社とした連結納税制度を適用しています。

③ 連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用

当社及び一部の国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(2020年法律第8号)において創設されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前の税法の規定に基づいています。

 

(重要な会計上の見積り)

1.有形固定資産及びのれんの評価

当社の資産グループは、それぞれ独立したキャッシュ・フローを生成する最小単位であり、管理会計上も個別の事業計画を策定している単位を基礎として資産のグルーピングを行っています。なお、遊休資産、賃貸資産及びその他の資産については、個別物件ごとにグルーピングを行っています。継続的な営業損益のマイナスや市場価格の著しい下落等、減損の兆候が認められる資産グループについて、合理的な仮定に基づき将来キャッシュ・フローを見積り、当該資産グループの帳簿価額と比較して減損の認識を判定します。その結果、回収不能と判断した場合には、当該資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失に計上しています。

当連結会計年度、連結財務諸表に計上した有形固定資産の減損金額は1,049百万円です。

また、当連結会計年度、連結財務諸表に計上したのれんの減損金額は1,143百万円です。

 

減損処理の手順は以下の通りです。

(1)減損の兆候

資産グループが以下のいずれかに該当する場合、減損の兆候があると判断します。

・過去の業績、中期事業計画に基づく予算及びのれん計上時の事業計画等を考慮して、営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなっているか、あるいは継続してマイナスとなる見込である場合

・使用範囲または方法について、回収可能価額を著しく低下させるような変化が生じたか、あるいは生ずる見込である場合

・経営環境が著しく悪化したか、あるいは悪化する見込である場合

・市場価格が著しく下落した場合

 

(2)減損損失の認識の判定

減損の兆候があると判断した資産グループについて、必要に応じ帳簿価額と割引前将来キャッシュ・フロー総額を比較し、帳簿価額の方が大きい場合に減損を実施する必要があると認識します。将来キャッシュ・フロー総額の算定に使用される前提は、それぞれの資産グループにおける将来見込及び中期事業計画に基づいた3ヵ年予算に基づいており、将来の市場及び経済全体の成長率、現在及び見込まれる経済状況を考慮しています。

 

(3)減損損失の測定

減損損失を認識すると判定した資産グループについて、正味売却価額(第三者により合理的に算定された評価額等の時価から、処分費用見込額を控除したもの)と使用価値(割引後将来キャッシュ・フロー)のいずれか高い方を回収可能価額としたうえで、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として当期の損失とします。

 

(未適用の会計基準等)

1.収益認識に関する会計基準等

・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)

・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)

(1) 概要

収益認識に関する包括的な会計基準です。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。

ステップ1:顧客との契約を識別する。

ステップ2:契約における履行義務を識別する。

ステップ3:取引価格を算定する。

ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。

ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。

 

 

(2) 適用予定日

2022年3月期の期首より適用予定です。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。

 

2.時価の算定に関する会計基準等

・「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日)

・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日)

・「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 2019年7月4日)

・「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)

・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日)

 

(1) 概要

国際的な会計基準の定めとの比較可能性を向上させるため、「時価の算定に関する会計基準」及び「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(以下「時価算定会計基準等」という。)が開発され、時価の算定方法に関するガイダンス等が定められました。時価算定会計基準等は次の項目の時価に適用されます。

・「金融商品に関する会計基準」における金融商品

・「棚卸資産の評価に関する会計基準」におけるトレーディング目的で保有する棚卸資産

また「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」が改訂され、金融商品の時価のレベルごとの内訳等の注記事項が定められました。

 

(2) 適用予定日

2022年3月期の期首より適用予定です。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。

 

(表示方法の変更)

(「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の適用)

「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号2020年3月31日)を当連結会計年度の年度末に係る連結財務諸表から適用し、連結財務諸表に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しています。

ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に係る内容については記載していません。

 

(連結損益計算書)

前連結会計年度において、「営業外収益」に独立掲記していました「固定資産賃貸料」「受取保険金」、及び独立掲記していました「法人税等還付税額」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「営業外収益」の「その他」及び「法人税、住民税及び事業税」に含めて表示しています。また、前連結会計年度において、「営業外費用」の「その他」に含めていました「貸船に係る費用」、「特別利益」の「その他」に含めていました「国庫補助金」「固定資産売却益」「受取保険金」、及び「特別損失」の「その他」に含めていました「固定資産圧縮損」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しています。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っています。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」に表示していました「固定資産賃貸料」393百万円、「受取保険金」435百万円、「その他」1,523百万円は、「その他」2,352百万円に組み替え、「営業外費用」に表示していました「その他」2,225百万円は、「貸船に係る費用」524百万円、「その他」1,700百万円に組み替え、「特別利益」に表示していました「その他」790百万円は、「国庫補助金」126百万円、「固定資産売却益」11百万円、「受取保険金」168百万円、「その他」483百万円に組み替え、「特別損失」の「その他」725百万円は、「固定資産圧縮損」126百万円、「その他」598百万円に組み替え、「法人税、住民税及び事業税」12,632百万円、「法人税等還付税額」△343百万円は、「法人税、住民税及び事業税」12,289百万円に組み替えています。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書)

前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていました「固定資産圧縮損」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しています。また、前連結会計年度において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」に独立掲記していました「敷金の差入による支出」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めて表示しています。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っています。

この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」に表示していました「その他」△58百万円は、「固定資産圧縮損」19百万円、「その他」△78百万円に組み替え、「投資活動によるキャッシュ・フロー」に表示していました「敷金の差入による支出」△19百万円、「その他」65百万円は、「その他」45百万円に組み替えています。

 

(追加情報)

(従業員株式交付制度における当社管理職層への対象者範囲の拡大)

当社は2021年3月11日開催の取締役会において、当社執行役員を対象とした従業員株式交付制度(2019年10月16日に導入)について、制度対象者の範囲を当社管理職層の従業員まで拡大するとともに、信託期間を2026年3月31日まで延長することを決定し、これに伴い受託者が当社株式を追加取得するための金銭を当社が追加信託することを決議しました。

(1)制度対象者拡大の目的

本制度は、当社株式の株価上昇により従業員が経済的利益を享受できるというインセンティブにより、従業員の経営参画意識の醸成と行動変容を促し、「持続的な企業価値の向上」を実現することを目的としています。
 今回、制度対象者を執行役員から管理職層まで拡大することで、組織の垣根を超えた全体最適での課題解決や、「自ら考え、決断して実行する」自律人材の継続的な育成、多様性の尊重や社会課題解決の発想をもつことでの新たな価値創造といった中長期的な企業価値の向上に繋がる行動を全社的に促していくものです。

 

(2)取引の概要

当社が金銭を拠出することにより設定する信託が当社株式を取得し、当社が各制度対象者に付与するポイントの数に相当する数の当社株式が本信託を通じて各制度対象者に対して交付される、という株式交付制度です。

 

(3)信託に残存する自社の株式

取締役向け株式交付信託及び従業員向け株式交付信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付帯する費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式として計上しています。当連結会計年度末における当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、1,803百万円及び1,018千株です。

 

(従業員持株会信託型ESOPの導入)

当社は2021年3月11日開催の取締役会において、当社グループの従業員持株会を活用した中長期的な企業価値向上と福利厚生の拡充を目的としたインセンティブ・プランとして「従業員持株会信託型ESOP」の導入について決議しました。

(1)導入の目的

本制度は、福利厚生の一環として、当社グループの従業員持株会を活性化して当社グループ従業員の安定的な財産形成を促進すること、並びに、当社グループ従業員の会社経営への参画意識の向上と業績向上へのインセンティブ付与により、当社の中長期的な企業価値の向上を図ることを目的としています。

 

 

(2)取引の概要

当社は、「大王製紙従業員持株会 」(以下「持株会」という。)に加入する当社グループ従業員を対象に本制度を導入します。

当社は、持株会に加入する当社グループ従業員のうち、一定の要件を充足する者を受益者とする「従業員持株会信託(他益信託)」(以下「持株会信託」という。)を設定します。
 持株会信託は、信託契約後5年間にわたり持株会が取得すると見込まれる数の当社株式を、借入により調達した資金で一括して取得します。なお、当社は、持株会信託の当該借入に対し保証を行います。
 本制度導入後は、持株会による当社株式の取得は持株会信託からの買付けにより行います。持株会による当社株式の取得を通じ、持株会信託に売却益相当額が累積した場合には、信託終了の際に、これを受益者たる当社グループ従業員に対して分配します。一方、当社株価の下落により持株会信託が借入債務を完済できなかった場合には、当社が借入先銀行に対して残存債務を弁済します。その際、持株会に加入する当社グループ従業員が負担することはありません。

 

(3)信託に残存する自社の株式

信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式として計上しています。当連結会計年度末における当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、999百万円及び517千株です。

 

(4)総額法の適用により計上された借入金の帳簿価額
 前連結会計年度 なし、当連結会計年度 999百万円

 

(新型コロナウイルス感染症の影響)

コロナ禍は世界経済や国内外での企業活動に影響を与える事象であり、国内においては一部でワクチン接種が開始されたものの、経済活動や日常生活への制限は依然として続いています。また、感染力の強い変異株の流行が拡大傾向にあり、現時点でコロナ禍の収束時期を予測することは困難な状況です。コロナ禍の拡大による業績予想及び会計上の見積りへの影響については、世界的な経済低迷やイベントの自粛、テレワークの拡大等によって洋紙の需要は縮小しているものの、一方では生活者の衛生意識の向上によりマスクやウエットティシューの需要は拡大しており、コロナ禍が一時的な拡大と収束を繰り返すことと連動して各製品の需要も変化しながら、状況は徐々に回復に向かうと仮定した見積りに基づき、固定資産の減損等の会計上の見積りを行っています。ただし、世界的な景気の回復には相当の時間を要する見込であること、また、コロナ禍の拡大による経済活動への影響は不確定要素が多いことから、上記の仮定に変化が生じた場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(連結貸借対照表関係)

※1.担保に供している資産は、次のとおりです。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

現金及び預金

(

)

2,613

(

)

建物及び構築物

17,655

(

17,057

)

18,172

(

15,008

)

機械装置及び運搬具

22,470

(

21,918

)

17,670

(

17,164

)

土地

30,193

(

28,572

)

30,192

(

28,571

)

その他

(

)

987

(

)

70,319

(

67,548

)

69,636

(

60,743

)

 

 

 

担保付債務は、次のとおりです。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

長期借入金
(1年内返済予定を含む)

2,113

(

1,945

)

1,059

(

924

)

長期設備関係未払金
(1年内支払予定を含む)

407

(

)

267

(

)

2,520

(

1,945

)

1,327

(

924

)

 

なお、上記のうち( )内は工場財団抵当並びに当該債務を示しています。

 

※2.国庫補助金等の受入れによる圧縮記帳額は、次のとおりです。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

建物及び構築物

10

(

1,102

)

(

1,102

)

機械装置及び運搬具

156

(

5,439

)

868

(

6,288

)

土地

(

568

)

(

568

)

その他

0

(

122

)

(

122

)

 

(注)上記のうち、( )内は国庫補助金等の受入れによる圧縮記帳累計額を示しています。

 

※3.非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりです。

 

 

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

投資有価証券(株式)

1,993

百万円

2,799

百万円

投資その他の資産
その他(出資金)

118

 

 

 

 

4.保証債務

連結会社以外の会社に対する金融機関等からの借入金に対し、次のとおり債務保証を行っています。

前連結会計年度
2020年3月31日

 

当連結会計年度
2021年3月31日

富士製紙協同組合

60

百万円

 

富士製紙協同組合

61

百万円

その他

 

 

その他

21

 

60

百万円

 

83

百万円

 

 

5.受取手形裏書譲渡高

 

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

受取手形裏書譲渡高

342

百万円

百万円

 

 

6.電子記録債権割引高

 

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

電子記録債権割引高

884

百万円

百万円

 

 

(連結損益計算書関係)

※1.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日

運送費及び保管費

51,817

百万円

53,868

百万円

給与手当及び賞与

15,689

 

16,879

 

賞与引当金繰入額

1,957

 

2,086

 

退職給付費用

806

 

694

 

 

 

 

※2.一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日

3,042

百万円

3,109

百万円

 

 

※3.為替差益

   当連結会計年度において特別利益に計上している「為替差益」は、サンテルの株式取得に係る為替予約で発生したものです。

 

※4.固定資産売却益の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日

建物及び構築物

0

百万円

0

百万円

機械装置及び運搬具

7

 

54

 

土地

3

 

9

 

工具器具備品等

0

 

6

 

11

百万円

70

百万円

 

 

※5.固定資産除売却損の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日

建物及び構築物

295

百万円

189

百万円

機械装置及び運搬具

255

 

472

 

土地

5

 

15

 

撤去費用等

942

 

1,120

 

1,499

百万円

1,796

百万円

 

 

※6.減損損失

当社グループは主に以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日

用途

種類

場所

金額

賃貸資産

建物及び構築物、工具器具備品

愛媛県松山市

1,190百万円

遊休資産

建物及び構築物、機械及び装置、土地、無形固定資産その他

愛媛県四国中央市他

551百万円

 

当社グループは管理会計上で継続的に収支を把握している事業単位にてグルーピングを行っています。なお、事業の用に直接供していない資産(遊休資産、賃貸資産及びその他の資産)については個別物件ごとにグルーピングを行っています。

賃貸資産(建物及び構築物、工具器具備品)については、翌連結会計年度以降のキャッシュ・フローが継続してマイナスとなる見込のため、帳簿価額を回収可能価額まで減額しています。その内訳は、建物及び構築物1,172百万円、工具器具備品17百万円です。なお、賃貸資産の回収可能価額は、使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを6.2%で割り引いて算定しています。

遊休資産(建物及び構築物、機械及び装置、土地、無形固定資産その他)については、帳簿価額を回収可能価額まで減額しています。その内訳は、建物及び構築物0百万円、機械及び装置19百万円、土地15百万円、無形固定資産その他515百万円です。なお、遊休資産の回収可能価額は正味売却価額により測定しており、主に売却見込額により評価しています。

 

 

当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日

用途

種類

場所

金額

その他の資産

のれん、商標権

静岡県富士市

1,526百万円

事業用資産

建物及び構築物、機械及び装置等

インドネシア西ジャワ州他

983百万円

遊休資産

構築物、機械及び装置、工具器具備品、土地

愛媛県四国中央市他

65百万円

 

当社グループは管理会計上で継続的に収支を把握している事業単位にてグルーピングを行っています。なお、事業の用に直接供していない資産(遊休資産、賃貸資産及びその他の資産)については個別物件ごとにグルーピングを行っています。

その他の資産(のれん、商標権)については、一部の連結子会社における利益水準が取得時の事業計画の水準に満たない見込みとなったことに伴い、帳簿価額を回収可能価額まで減額しています。その内訳は、のれん1,143百万円、商標権383百万円です。

事業用資産(建物及び構築物、機械及び装置等)については、継続的な営業損益のマイナスにより資産の収益性が低下したこと等に伴い、帳簿価額を回収可能価額まで減額しています。その内訳は、建物及び構築物191百万円、機械及び装置588百万円、その他203百万円です。

また、遊休資産(構築物、機械及び装置、工具器具備品、土地)については、帳簿価額を回収可能価額まで減額しています。その内訳は、構築物10百万円、機械及び装置51百万円、工具器具備品0百万円、土地2百万円です。

なお、事業用資産及び遊休資産の回収可能価額は正味売却価額により測定しており、主に売却見込額により評価しています。

 

※7.期末たな卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次のたな卸資産評価損が売上原価に含まれています。

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日

640

百万円

965

百万円

 

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日

その他有価証券評価差額金:

 

 

 

 

  当期発生額

△1,973

百万円

2,030

百万円

  組替調整額

△6,759

 

△175

 

    税効果調整前

△8,733

 

1,854

 

    税効果額

2,391

 

△453

 

    その他有価証券評価差額金

△6,341

 

1,400

 

繰延ヘッジ損益:

 

 

 

 

当期発生額

13

 

32

 

組替調整額

29

 

△13

 

税効果調整前

42

 

18

 

税効果額

△13

 

△5

 

繰延ヘッジ損益

29

 

12

 

為替換算調整勘定:

 

 

 

 

当期発生額

685

 

△3,539

 

組替調整額

 

 

税効果調整前

685

 

△3,539

 

税効果額

 

 

為替換算調整勘定

685

 

△3,539

 

退職給付に係る調整額:

 

 

 

 

当期発生額

△164

 

1,434

 

組替調整額

34

 

△122

 

税効果調整前

△129

 

1,312

 

税効果額

46

 

△428

 

退職給付に係る調整額

△83

 

883

 

持分法適用会社に対する持分相当額:

 

 

 

 

当期発生額

 

26

 

組替調整額

 

△0

 

持分法適用会社に対する持分相当額

 

26

 

    その他の包括利益合計

△5,709

 

△1,215

 

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度
期首株式数
(千株)

当連結会計年度
増加株式数
(千株)

当連結会計年度
減少株式数
(千株)

当連結会計年度末
株式数
(千株)

発行済株式

 

 

 

 

 普通株式

153,713

819

154,532

合計

153,713

819

154,532

自己株式

 

 

 

 

 普通株式(注)

3,620

306

302

3,624

合計

3,620

306

302

3,624

 

(注)1.普通株式の発行済株式数の増加819千株は、転換社債型新株予約権付社債の転換によるものです。

2.当社は、取締役等に対し、信託を用いた株式報酬制度「株式交付信託」を導入しており、当連結会計年度末の自己株式数には、信託が保有する自社の株式が302千株含まれています。

 (自己株式の変動事由の概要)

  増加数の主な内訳は、次のとおりです。

   「株式交付信託」に係る信託による取得  302千株

   単元未満株式の買取り等による増加     4千株

  減少数の主な内訳は、次のとおりです。

   「株式交付信託」に係る信託への売却   302千株

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

会社名

内訳

目的とな
る株式の
種類

目的となる株式の数(千株)(注2)

当連結会計
年度末残高(百万円)

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会
計年度末

提出会社

2020年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(2015年9月17日発行)

普通株式

16,452

819

15,633

(注1)

(注3)

 

(注)1.転換社債型新株予約権付社債については、一括法によっています。

2.目的となる株式の数は、新株予約権が権利行使されたものと仮定した場合における株式数を記載しています。

3.目的となる株式数の変動事由の概要

減少は、転換社債型新株予約権付社債の転換によるものです。

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2019年6月27日
定時株主総会

普通株式

829

5.50

2019年3月31日

2019年6月28日

2019年11月13日
取締役会

普通株式

753

5.00

2019年9月30日

2019年12月6日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2020年6月26日
定時株主総会

普通株式

1,291

利益剰余金

8.50

2020年3月31日

2020年6月29日

 

(注)2020年6月26日開催の定時株主総会決議の配当金の総額には、取締役等への株式報酬制度のために設定した「株式交付信託」に係る信託口に対する配当金2百万円が含まれています。

 

 

当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度
期首株式数
(千株)

当連結会計年度
増加株式数
(千株)

当連結会計年度
減少株式数
(千株)

当連結会計年度末
株式数
(千株)

発行済株式

 

 

 

 

 普通株式

154,532

14,481

169,013

合計

154,532

14,481

169,013

自己株式

 

 

 

 

 普通株式(注)

3,624

1,233

1,940

2,917

合計

3,624

1,233

1,940

2,917

 

(注)1.普通株式の発行済株式数の増加14,481千株は、転換社債型新株予約権付社債の転換によるものです。

2.当社は、取締役等に対し、信託を用いた株式報酬制度「株式交付信託」を導入しており、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末の自己株式数には、信託が保有する自社の株式がそれぞれ302千株、1,018千株含まれています。また、当社は、持株会に加入する当社グループ従業員のうち、一定の要件を充足する者を受益者とする「持株会信託」を導入しており、当連結会計年度末の自己株式数には、信託が保有する自社の株式が517千株含まれています。

 (自己株式の変動事由の概要)

  増加数の主な内訳は、次のとおりです。

   「株式交付信託」に係る信託による取得  716千株

   「持株会信託」に係る信託による取得   517千株

  減少数の主な内訳は、次のとおりです。

   「株式交付信託」に係る信託への売却   716千株

   「持株会信託」に係る信託への売却    517千株

   子会社による当社株式の売却       552千株

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

会社名

内訳

目的とな
る株式の
種類

目的となる株式の数(千株)(注2)

当連結会計
年度末残高(百万円)

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会
計年度末

提出会社

2020年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(2015年9月17日発行)

普通株式

15,633

15,633

(注1)

(注3)

 

(注)1.転換社債型新株予約権付社債については、一括法によっています。

2.目的となる株式の数は、新株予約権が権利行使されたものと仮定した場合における株式数を記載しています。

3.目的となる株式数の変動事由の概要

減少は、転換社債型新株予約権付社債の転換によるものです。

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2020年6月26日
定時株主総会

普通株式

1,291

8.50

2020年3月31日

2020年6月29日

2020年11月11日
取締役会

普通株式

1,164

7.00

2020年9月30日

2020年12月4日

 

(注)2020年6月26日開催の定時株主総会決議及び2020年11月11日開催の取締役会決議の配当金の総額には、取締役等への株式報酬制度のために設定した「株式交付信託」に係る信託口に対する配当金がそれぞれ2百万円含まれています。

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2021年6月29日
定時株主総会

普通株式

1,676

利益剰余金

10.00

2021年3月31日

2021年6月30日

 

(注)2021年6月29日開催の定時株主総会決議の配当金の総額には、取締役等への株式報酬制度のために設定した「株式交付信託」に係る信託口に対する配当金10百万円、「従業員持株会信託型ESOP」の導入に伴い設定した「持株会信託」に係る信託口に対する配当金5百万円が含まれています。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

 

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日

現金及び預金勘定

113,054

百万円

130,643

百万円

預入期間が3か月を超える
定期預金

△3,669

 

△342

 

現金及び現金同等物

109,384

 

130,301

 

 

 

※2.株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日

 株式の取得により新たにサンテルS.A.を連結の範囲に含めたことに伴う連結開始時の資産および負債の内訳並びにサンテルS.A.の株式の取得価額とサンテルS.A.取得のための支出(純額)との関係は次のとおりです。

 

流動資産

10,720

百万円

固定資産

31,687

 

のれん

20,502

 

流動負債

△11,042

 

固定負債

△19,876

 

非支配株主持分

19,698

 

 株式の取得価額

51,690

百万円

現金及び現金同等物

△1,359

 

未払金

△4,894

 

 差引:取得のための支出

45,436

百万円

 

 
 株式の取得により新たにエリエール・インターナショナル・ターキーA.S.を連結の範囲に含めたことに伴う連結開始時の資産および負債の内訳並びにエリエール・インターナショナル・ターキーA.S.の株式の取得価額とエリエール・インターナショナル・ターキーA.S.取得のための支出(純額)との関係は次のとおりです。

 

 

流動資産

976

百万円

固定資産

468

 

のれん

1,700

 

流動負債

△2,903

 

固定負債

△59

 

非支配株主持分

△8

 

為替換算調整勘定

△1

 

 株式の取得価額

172

百万円

現金及び現金同等物

△22

 

デット・エクイティ・スワップによる取得

2,186

 

未収入金

33

 

 差引:取得のための支出

2,370

百万円

 

 

(リース取引関係)

1.ファイナンス・リース取引

所有権移転外ファイナンス・リース取引

リース資産の内容

 有形固定資産

主に生産設備(機械装置及び運搬具)です。 

 

リース資産の減価償却の方法

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりです。 

 

2.オペレーティング・リース取引

 (借主側)

 オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 (単位:百万円)

 

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

 1年内

1,954

1,909

 1年超

13,059

11,015

  合計

15,014

12,925

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、設備投資計画に照らして、必要な資金を銀行借入及び社債発行により調達しています。また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しています。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針です。 

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されています。投資有価証券は、主に取引先企業との業務または資本提携等に関連する株式であり、市場価格の変動リスクに晒されています。また、子会社及び取引先企業等に対して長期貸付を行っています。 

営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日です。借入金及び社債は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的にしたものです。変動金利の借入金は、金利の変動リスクに晒されていますが、そのうち一部は、デリバティブ取引(金利スワップ取引)をヘッジ手段として利用しています。 

デリバティブ取引は、借入金に係る支払利息の金利変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引、並びに外貨建売上債権及び外貨建買入債務の為替変動リスクに対するヘッジを目的とした為替予約です。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (6)重要なヘッジ会計の方法」をご参照下さい。 

 

(3) 金融商品のリスク管理体制

① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社は、営業債権について、当社の内規である「与信管理要領」等に基づき、取引先の財務状況や信用状態等から与信限度額を設定し、取引先ごとに回収期日や残高を管理することにより債権保全管理を行っています。取引先の信用状態については、興信所への信用調査依頼及び当社独自の調査等にて把握しており、一部の営業債権に対しては、取引信用保険の付保又はファクタリングの実施等の債権保全措置を適切に講じています。また、長期貸付金については、回収期日や残高を管理するとともに、定期的に取引先の財務状況等を把握し、回収懸念の早期把握や軽減を図ることで管理しています。なお、連結子会社においても、当社の「与信管理要領」等に準じて、同様の管理を行っています。 

 

② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

当社及び一部の連結子会社では、借入金に係る支払利息の金利変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用しています。

投資有価証券については、定期的に時価や取引先企業の財務状況等を把握し、取引先との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しています。 

デリバティブ取引については、基本方針は取締役会等で決定され、取引の実行は当社の内規である「デリバティブ取引管理規則」に従って財務担当部門が行っています。

 

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社は、各部署からの報告に基づき財務担当部門が月次で資金繰計画を作成する等の方法により、営業債務及び借入金等について支払期日に支払いが実行できなくなる流動性リスクを管理しています。なお、連結子会社においても、当社と同様に月次で資金繰計画を作成する等の方法により、流動性リスクを管理しています。 

 

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれています。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれていません((注2)参照)。

 

 

前連結会計年度(2020年3月31日

 

連結貸借対照表計上額
(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

(1) 現金及び預金

113,054

113,054

(2) 受取手形及び売掛金

92,741

92,741

(3) 電子記録債権

10,982

10,982

(4) 投資有価証券

18,744

18,744

(5) 長期貸付金(1年内回収予定を含む)

3,823

 

 

貸倒引当金(※1)

△823

 

 

 

3,000

3,095

95

資産計

238,522

238,618

95

(1) 支払手形及び買掛金

53,135

53,135

(2) 短期借入金

15,452

15,452

(3) 未払金

39,215

39,215

(4) 未払法人税等

10,946

10,946

(5) 社債

60,300

60,101

△198

(6) 1年内償還予定の新株予約権付社債

22,540

22,782

241

(7) 長期借入金

295,824

294,003

△1,821

(8) 長期設備関係未払金(1年内支払予定を含む)

1,105

1,102

△3

負債計

498,521

496,739

△1,782

デリバティブ取引(※2)

(14)

(14)

 

※1 長期貸付金に個別に計上している貸倒引当金を控除しています。

 ※2 デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示し、合計で正味の債務となる項目については()で表示しています。

 

当連結会計年度(2021年3月31日

 

連結貸借対照表計上額
(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

(1) 現金及び預金

130,643

130,643

(2) 受取手形及び売掛金

100,019

100,019

(3) 電子記録債権

8,005

8,005

(4) 投資有価証券

18,279

18,279

(5) 長期貸付金(1年内回収予定を含む)

3,000

3,026

26

(6) 長期性預金

314

314

資産計

260,261

260,288

26

(1) 支払手形及び買掛金

64,662

64,662

(2) 短期借入金

13,744

13,744

(3) 未払金

40,191

40,191

(4) 未払法人税等

6,492

6,492

(5) 社債(1年内償還予定を含む)

60,000

59,986

△14

(6) 長期借入金(1年内返済予定を含む)

348,838

347,042

△1,796

(7) 長期設備関係未払金(1年内支払予定を含む)

581

580

△1

負債計

534,512

532,700

△1,812

デリバティブ取引(※)

(32)

(32)

 

 ※ デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示し、合計で正味の債務となる項目については()で表示しています。

 

(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項

資 産

(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金、(3) 電子記録債権

これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。

 

(4) 投資有価証券

投資有価証券の時価については、株式は取引所の価格によっています。なお、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照下さい。

 

(5) 長期貸付金

長期貸付金(1年内回収予定を含む)の時価については、元利金の合計額を国債の利回り等適切な指標に信用リスクを上乗せした利率で割り引いた現在価値により算定しています。

 

(6) 長期性預金

長期性預金の時価については、変動金利であり、短期間で市場金利を反映することから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっています。

 

負 債

(1) 支払手形及び買掛金、(2) 短期借入金、(3) 未払金、(4) 未払法人税等

これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。

 

(5) 社債

 社債(1年内償還予定を含む)の時価については、市場価格のあるものは市場価格に基づき、市場価格のないものは元利金の合計額を当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しています。

 

(6) 長期借入金、(7) 長期設備関係未払金

長期借入金(1年内返済予定を含む)及び長期設備関係未払金(1年内支払予定を含む)の時価については、元利金の合計額を、新規に同様の借入または設備購入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しています。

 

(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品

 

 

(単位:百万円)

区分

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

非上場株式

2,444

2,278

関係会社株式

1,994

3,873

 

これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(4) 投資有価証券」には含めていません。

 

(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2020年3月31日

 

1年以内
(百万円)

1年超
5年以内
(百万円)

5年超
10年以内
(百万円)

10年超
(百万円)

預金

112,977

受取手形及び売掛金

92,741

電子記録債権

10,982

投資有価証券

 

 

 

 

  その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

  (1) 債券(社債)

  (2) その他

長期貸付金

3,000

823

合計

216,701

3,000

823

 

 

 

当連結会計年度(2021年3月31日

 

1年以内
(百万円)

1年超
5年以内
(百万円)

5年超
10年以内
(百万円)

10年超
(百万円)

預金

130,581

受取手形及び売掛金

100,019

電子記録債権

8,005

投資有価証券

 

 

 

 

  その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

  (1) 債券(社債)

  (2) その他

長期貸付金

3,000

長期性預金

35

279

合計

241,641

279

 

 

(注4)社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2020年3月31日

 

1年以内
(百万円)

1年超
2年以内
(百万円)

2年超
3年以内
(百万円)

3年超
4年以内
(百万円)

4年超
5年以内
(百万円)

5年超
(百万円)

短期借入金

15,452

社債

15,300

15,000

10,000

20,000

転換社債型新株予約権付社債

22,530

長期借入金

53,724

62,969

53,465

49,248

52,159

24,257

長期設備関係未払金

537

385

168

13

2

リース債務

1,012

770

526

379

208

359

合計

93,256

79,425

69,160

49,640

62,370

44,616

 

 

当連結会計年度(2021年3月31日

 

1年以内
(百万円)

1年超
2年以内
(百万円)

2年超
3年以内
(百万円)

3年超
4年以内
(百万円)

4年超
5年以内
(百万円)

5年超
(百万円)

短期借入金

13,744

社債

15,000

15,000

10,000

15,000

5,000

転換社債型新株予約権付社債

長期借入金

64,813

65,634

75,629

71,936

38,171

32,652

長期設備関係未払金

388

171

15

5

1

リース債務

1,387

1,963

756

469

327

2,357

合計

95,333

82,769

76,402

82,411

53,500

40,010

 

 

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2020年3月31日

 

種類

連結貸借対照表
計上額(百万円)

取得原価
(百万円)

差額
(百万円)

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

株式

13,843

8,129

5,714

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

株式

4,900

6,284

△1,384

合 計

18,744

14,413

4,330

 

(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額2,444百万円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めていません。

当連結会計年度(2021年3月31日

 

種類

連結貸借対照表
計上額(百万円)

取得原価
(百万円)

差額
(百万円)

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

株式

13,305

7,076

6,229

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

株式

4,973

5,423

△449

合 計

18,279

12,499

5,780

 

(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額2,278百万円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めていません。

 

2.売却したその他有価証券

前連結会計年度(2020年3月31日

種類

売却額(百万円)

売却益(百万円)

売却損(百万円)

株式

7,700

6,778

0

 

 

当連結会計年度(2021年3月31日

種類

売却額(百万円)

売却益(百万円)

売却損(百万円)

株式

1,427

435

48

 

 

3.減損処理を行った有価証券

前連結会計年度(2020年3月31日

当連結会計年度において、有価証券について19百万円(その他有価証券19百万円)の減損処理を行っています。

なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っています。

 

当連結会計年度(2021年3月31日

当連結会計年度において、有価証券について213百万円(その他有価証券213百万円)の減損処理を行っています。

なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っています。

 

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

該当事項はありません。

 

 

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

(1) 通貨関連

前連結会計年度(2020年3月31日

ヘッジ会計
の手法

取引の種類

主なヘッジ
対象

契約額等(百万円)

時価
(百万円)

 

うち1年超

為替予約等の
振当処理

為替予約取引

 

 

 

 

 売建

 

 

 

 

  米ドル

売掛金

0

(注2)

 買建

 

 

 

 

    米ドル

買掛金

6,404

(注2)

合計

6,405

 

(注) 1.時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しています。

2.為替予約等の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている外貨建金銭債権債務と一体として処理されているため、その時価は売掛金及び買掛金の時価に含めて記載しています。

当連結会計年度(2021年3月31日

ヘッジ会計
の手法

取引の種類

主なヘッジ
対象

契約額等(百万円)

時価
(百万円)

 

うち1年超

為替予約等の
振当処理

為替予約取引

 

 

 

 

 売建

 

 

 

 

  米ドル

売掛金

2

(注2)

 買建

 

 

 

 

    米ドル

買掛金

3,003

(注2)

合計

3,006

 

 

(注) 1.時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しています。

2.為替予約等の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている外貨建金銭債権債務と一体として処理されているため、その時価は売掛金及び買掛金の時価に含めて記載しています。

 

(2) 金利関連

前連結会計年度(2020年3月31日

ヘッジ会計
の手法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等(百万円)

時価
(百万円)

 

うち1年超

金利スワップの特例処理

金利スワップ取引

 

 

 

 

  受取変動・支払固定

長期借入金

50,752

47,228

(注2)

 

(注)1.時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しています。

2.金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は長期借入金の時価に含めて記載しています。

 

当連結会計年度(2021年3月31日

ヘッジ会計
の手法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等(百万円)

時価
(百万円)

 

うち1年超

金利スワップの特例処理

金利スワップ取引

 

 

 

 

  受取変動・支払固定

長期借入金

50,274

50,274

(注2)

 

(注)1.時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しています。

2.金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は長期借入金の時価に含めて記載しています。

 

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社及び連結子会社は、確定給付型の制度として、規約型企業年金制度及び退職一時金制度を設けています。 

一部の連結子会社は、中小企業退職金共済制度に加入しています。なお、一部の連結子会社は簡便法により、退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しています。 

また一部の連結子会社は、企業型確定拠出年金制度を設けています。

 

2.確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日

退職給付債務の期首残高

28,175

百万円

28,249

百万円

 勤務費用

1,372

 

1,355

 

 利息費用

221

 

218

 

 数理計算上の差異の発生額

△94

 

△127

 

  退職給付の支払額

△1,424

 

△995

 

 過去勤務費用の発生額

 

△708

 

 企業結合の影響による増減額

 

38

 

その他

 

△8

 

退職給付債務の期末残高

28,249

 

28,021

 

 

(注)上記には、簡便法を適用した制度に係る退職給付債務は含まれていません。また、その他の内訳は為替の換算による影響です。

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日

年金資産の期首残高

8,054

百万円

7,907

百万円

 期待運用収益

80

 

79

 

 数理計算上の差異の発生額

△258

 

597

 

 事業主からの拠出額

355

 

344

 

 退職給付の支払額

△324

 

△219

 

年金資産の期末残高

7,907

 

8,709

 

 

(注)上記には、簡便法を適用した制度に係る年金資産715百万円(前連結会計年度754百万円)は含まれていません。

 

(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日

退職給付に係る負債の期首残高

1,939

百万円

2,068

百万円

 退職給付費用

330

 

192

 

 退職給付の支払額

△154

 

△117

 

 制度への拠出額

△47

 

△43

 

 連結範囲の変更に伴う増減額

 

△44

 

 合併の影響による増減額

 

122

 

 企業結合の影響による増減額

 

94

 

 その他

 

2

 

退職給付に係る負債の期末残高

2,068

 

2,274

 

 

(注)その他の内訳は為替の換算による影響です。

 

 

(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

積立型制度の退職給付債務

8,335

百万円

7,901

百万円

年金資産

△8,661

 

△9,425

 

 

△326

 

△1,523

 

非積立型制度の退職給付債務

22,736

 

23,110

 

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

22,410

 

21,586

 

退職給付に係る負債

23,254

 

23,110

 

退職給付に係る資産

△844

 

△1,523

 

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

22,410

 

21,586

 

 

(注)上記には、簡便法を適用した制度に係る退職給付債務及び年金資産が含まれています。

 

(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日)

勤務費用

1,372

百万円

1,355

百万円

利息費用

221

 

218

 

期待運用収益

△80

 

△79

 

数理計算上の差異の費用処理額

55

 

48

 

過去勤務費用の費用処理額

△21

 

△170

 

簡便法で計算した退職給付費用

330

 

192

 

確定給付制度に係る退職給付費用

1,877

 

1,565

 

 

(注)上記の退職給付費用以外に、早期退職費用として前連結会計年度は238百万円、当連結会計年度は207百万円を支払っており、特別損失に計上しています。

 

(6) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日

数理計算上の差異

△108

百万円

773

百万円

過去勤務費用

△21

 

538

 

合 計

△129

 

1,312

 

 

 

(7) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

未認識数理計算上の差異

△232

百万円

△1,005

百万円

未認識過去勤務費用

△468

 

△1,007

 

合 計

△701

 

△2,013

 

 

 

 

(8) 年金資産に関する事項

① 年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は次のとおりです。

 

前連結会計年度
2020年3月31日

当連結会計年度
2021年3月31日

一般勘定

35

33

債券

36

 

36

 

株式

16

 

22

 

その他

13

 

9

 

合 計

100

 

100

 

 

(注)上記には、簡便法を適用した制度に係る年金資産は含まれていません。

 

② 長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予測される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。

 

(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎

 

前連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日

当連結会計年度

(自 2020年4月1日

至 2021年3月31日

割引率

0.1%~1.06

0.1%~1.06

長期期待運用収益率

1.0

1.0

 

 

3.確定拠出制度

連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度145百万円、当連結会計年度150百万円です。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
2020年3月31日

 

当連結会計年度
2021年3月31日

繰延税金資産

 

 

 

 

 

 賞与引当金

1,634

百万円

 

1,728

百万円

 未払事業税

714

 

 

550

 

 税務上の繰越欠損金(注)

3,626

 

 

4,244

 

 繰越税額控除

753

 

 

183

 

 たな卸資産未実現損益

689

 

 

812

 

 退職給付に係る負債

7,202

 

 

7,182

 

 固定資産・投資有価証券未実現損益

283

 

 

282

 

 固定資産修正額

643

 

 

586

 

 投資有価証券評価損

1,024

 

 

891

 

 減損損失

1,357

 

 

1,292

 

 投資簿価修正

2,313

 

 

2,313

 

 組織再編に伴う評価差額金

2,763

 

 

2,070

 

 その他

2,858

 

 

3,179

 

繰延税金資産小計

25,865

 

 

25,319

 

 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)

△3,190

 

 

△3,062

 

 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△7,285

 

 

△6,132

 

評価性引当額小計

△10,475

 

 

△9,195

 

繰延税金資産合計

15,390

 

 

16,124

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

 その他有価証券評価差額金

△1,412

 

 

△1,651

 

 関係会社留保利益

△3,375

 

 

△3,449

 

 連結納税による固定資産時価評価差額

△772

 

 

△800

 

 組織再編に伴う評価差額金

 

 

△1,706

 

 商標権

△784

 

 

△3,401

 

 顧客関連資産

 

 

△648

 

 その他

△2,188

 

 

△2,436

 

繰延税金負債合計

△8,533

 

 

△14,092

 

繰延税金資産純額

6,856

 

 

2,031

 

 

 

(注) 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

前連結会計年度(2020年3月31日

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

合計

(百万円)

税務上の繰越

欠損金(a)

380

512

378

1,322

309

723

3,626

評価性引当額

△373

△504

△313

△1,301

△309

△386

△3,190

繰延税金資産

7

7

64

20

336

436

 

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。

 

 

当連結会計年度(2021年3月31日

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

合計

(百万円)

税務上の繰越

欠損金(b)

576

388

1,310

434

129

1,403

4,244

評価性引当額

△557

△338

△1,295

△434

△129

△307

△3,062

繰延税金資産

19

50

14

1,096

1,181

 

(b) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異の原因となった主な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

 

当連結会計年度
(2021年3月31日)

法定実効税率

30.5

 

30.5

 (調整)

 

 

 

 

 

 住民税均等割額

0.3

 

 

0.3

 

 損金及び益金に永久に算入されない額

1.1

 

 

0.3

 

 評価性引当額の増減

4.5

 

 

1.4

 

 のれん償却額

2.6

 

 

3.3

 

 関係会社の留保利益に係る繰延税金負債計上

0.6

 

 

0.2

 

 過年度法人税等還付額

△1.1

 

 

 

 その他

0.1

 

 

△0.8

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

38.6

 

 

35.2

 

 

 

(企業結合等関係)

(取得による企業結合)

1.Ozen Kisisel Bakim Urunleri Uretim A.S.

当社は、2020年2月27日開催の取締役会において、トルコ共和国(以下、トルコ)の大手食品・消費財メーカーグループであるYildiz Holding A.S.(以下、ユルドゥズ)が保有する衛生用品メーカーOzen Kisisel Bakim Urunleri Uretim A.S.(以下、ウゼン)の全株式を取得することを決議し、2020年5月29日に株式の取得を実行しました。

(1)企業結合の概要

① 被取得企業の名称及びその事業の内容
   被取得企業の名称

Ozen Kisisel Bakim Urunleri Uretim A.S.(ウゼン・キシセル・バクム・ウルンレリ・ウレティム・アー・シェー)

   事業の内容

   紙おむつ・ウエットワイプ・液体石鹸等の製造販売

② 企業結合を行った主な理由

ウゼンはイスタンブールに近い好立地に工場を持ち、ベビー用紙おむつ、ウエットワイプ、液体石鹸の3つのカテゴリーの生産・販売を行っており、当社ホーム&パーソナルケア事業との相乗効果が見込まれます。また、ウゼンは2007年にベビー用紙おむつ事業に参入しましたが、2011年から2019年まで衛生用品の世界的大手であるESSITYが資本参加していたこともあり、紙おむつ製造に関する技術力は高いと判断しています。

このような状況において、トルコに工場を設置して事業拡大を推進するにあたり、自社での工場建設とM&Aを比較検討した結果、ユルドゥズからウゼンを譲り受けることが当社にとって最適であるとの判断に至りました。

 ③ 企業結合日

 2020年5月29日(株式取得日)

 2020年3月31日(みなし取得日)

 ④ 企業結合の法的形式

     現金を対価とする株式取得

 

 ⑤ 結合後企業の名称

   Elleair International Turkey Kisisel Bakim Urunleri Uretim A.S.

(エリエール・インターナショナル・ターキー・キシセル・バクム・ウルンレリ・ウレティム・アー・シェー)

 ⑥ 取得した議決権比率

   取得前の議決権比率   0.0%

   取得後の議決権比率 100.0%

 ⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠

   当社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。

 

(2)連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間

   2020年4月1日から2020年12月31日まで

 

(3)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

   取得の対価 現金による株式取得の対価 172百万円

   取得原価               172百万円

なお、上記の現金による株式取得の対価とは別に、2020年5月29日付でウゼンの全株式を取得した際に、ウゼンのユルドゥズに対する債務2,198百万円について、ウゼンの同意の下、ユルドゥズに第三者弁済を実施しました。この結果、ウゼンは当社に対し、2,198百万円の債務を負担しています。当該債務は2020年7月にデット・エクイティ・スワップ(債務の株式化)の手法により被取得企業の資本に振り替えました。

 

(4)主要な取得関連費用の内容及び金額

  アドバイザリー費用等 187百万円

(5)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

① 発生したのれんの金額

  1,700百万円

 ② 発生原因

   今後の事業展開によって期待される超過収益力によるものです。

 ③ 償却方法及び償却期間

   20年間にわたる均等償却

 

(6)企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

   流動資産    976百万円

   固定資産    468百万円

   資産合計   1,444百万円

   流動負債   2,903百万円

   固定負債     59百万円

   負債合計   2,962百万円

 

(7)企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

   売上高              533百万円

   営業利益              5百万円

   経常損失            △82百万円

   親会社株主に帰属する当期純損失 △82百万円

 (概算額の算定方法)

 企業結合が連結会計年度開始の日に完了したと仮定して算定された売上高及び損益情報と、取得企業の連結損益計算書における売上高及び損益情報との差額を、影響の概算額としています。また、企業結合時に認識されたのれん等が当連結会計年度開始の日に発生したものとし、償却額の調整を行い算出しています。

 なお、当該注記は監査証明を受けていません。

 

2.Santher -Fabrica de Papel Santa Therezinha S.A.

当社は、2020年2月27日開催の取締役会において、ブラジル連邦共和国(以下、ブラジル)のSanther -Fabrica de Papel Santa Therezinha S.A.(以下、サンテル)の全株式を丸紅株式会社(以下、丸紅)と共同で間接的に取得すること(以下、本買収)を決議し、2020年6月29日に株式の取得を実行しました。なお、サンテルの株式は、当社及び丸紅がそれぞれ51.0%及び49.0%出資するブラジルの共同投資会社であるH&PC BRAZIL PARTICIPACOES S.A.(以下、買収子会社)を通じて100%取得しました。

(1)企業結合の概要

① 被取得企業の名称及びその事業の内容

  被取得企業の名称

Santher - Fabrica de Papel Santa Therezinha S.A.(サンテル・ファブリカ・デ・パぺル・サンタ・テレジーニャ・エッスィ・アー)

  事業の内容

  衛生用紙及び紙おむつ等のホーム&パーソナルケア製品及び特殊紙の製造・販売

 ② 企業結合を行った主な理由

サンテルは、ブラジルにおいて衛生用紙及びベビー用紙おむつや生理用ナプキン等のパーソナルケア商品の製造・販売を行っており、創業80年以上の歴史があります。同社商品のブラジル全土におけるブランド認知度は非常に高く、なかでも現地消費者から高く評価されている「Personal(ペルソナル)」ブランドにより、ホーム&パーソナルケア市場のリーダーとしての確固たる地位を築いています。特に、衛生用紙においてはマーケット・リーダーとしての確固たる地位を築いており、紙おむつ、生理用品においてはローカルメーカーの中ではトップシェアを有しています。
 ブラジルのホーム&パーソナルケア市場は世界第4位の市場規模で過去5年間で衛生用紙が年率5.6%、紙おむつが同5.4%の成長を遂げており、人口の増加や経済発展・生活水準の向上に伴う普及率上昇により今後も継続的な市場拡大が見込まれます。係る成長市場で当該事業に参入するには、グリーンフィールドから一定のシェアを獲得して利益を上げるには相当な年数がかかることが予想されるため、有望なローカル企業を友好的に取り込むことが有効な手法であるとの判断からサンテル買収の決断に至りました。

③ 企業結合日
   2020年6月29日(株式取得日)
   2020年3月31日(みなし取得日)
 ④ 企業結合の法的形式
   現金を対価とする株式取得
 ⑤ 結合後企業の名称
   変更はありません。
 ⑥ 取得した議決権比率
   取得前の議決権比率  0.0%
   取得後の議決権比率 51.0%(うち、間接所有 51.0%)
 ⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠
   買収子会社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。

 

(2)連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間

   2020年4月1日から2020年12月31日まで

 

(3)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

   取得の対価 現金による株式取得の対価 51,690百万円

   取得原価               51,690百万円

 

 

(4)主要な取得関連費用の内容及び金額

  アドバイザリー費用等 1,098百万円

 

(5)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

 ① 発生したのれんの金額

   20,502百万円

 ② 発生原因

   今後の事業展開によって期待される超過収益力によるものです。

 ③ 償却方法及び償却期間

   20年間にわたる均等償却

 

(6)企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

   流動資産    10,720百万円

   固定資産    31,687百万円

   資産合計    42,407百万円

   流動負債    11,042百万円

   固定負債    19,876百万円

   負債合計    30,918百万円

 

(7)のれん以外の無形固定資産に配分された金額及びその主要な種類別の内訳ならびに加重平均償却期間

  種類         金額    加重平均償却期間 

商標権         8,955百万円   20年

顧客関連資産      2,131百万円   13年

 

(8)企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

   売上高              8,376百万円

   営業利益              633百万円

   経常損失             △332百万円

   親会社株主に帰属する当期純損失 △276百万円

 (概算額の算定方法)

 企業結合が連結会計年度開始の日に完了したと仮定して算定された売上高及び損益情報と、取得企業の連結損益計算書における売上高及び損益情報との差額を、影響の概算額としています。また、企業結合時に認識されたのれん等が当連結会計年度開始の日に発生したものとし、償却額の調整を行い算出しています。

 なお、当該注記は監査証明を受けていません。