第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 ①財政状態

当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ138百万円増加し、12,870百万円となりました。これは主として現金及び預金が増加したこと等によるものであります。負債合計は前連結会計年度末に比べ26百万円増加し、2,538百万円となりました。これは主として支払手形及び買掛金、繰延税金負債が増加したこと等によるものであります。純資産は前連結会計年度末に比べ111百万円増加し、10,331百万円となりました。これは主として繰延ヘッジ損益、為替換算調整勘定が増加したこと等によるものであります。その結果、自己資本比率は80.3%となりました。

 ②経営成績

当第2四半期連結累計期間(2023年3月1日~2023年8月31日)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴いコロナ禍の収束に向けた動きが加速し、対面型サービスを中心に個人消費の持ち直しが進んだことや、円安を背景とする輸出企業の好業績維持とインバウンド需要の増加により、緩やかな回復基調が続いております。一方で、世界経済は欧米各国での金融引締め政策や中国での不動産市況悪化に伴う消費低迷等の影響で依然として減速傾向にあることから、先行きの景気下振れ懸念が払拭できない状態が続いております。

当業界におきましては、DXの進展に伴いITを活用した情報セキュリティや業務改善への取組みが強化され、企業でのペーパーレス化が更に進んだことで法人需要の縮小が続いておりますが、ライフスタイルの多様化により、個人需要においてはより趣味や嗜好に特化した製品の売上げが伸張しております。また、販売チャネルは、通販ルートへのシフトが進み、キャッシュレス支払の浸透によりEC市場の成長は続いております。店頭ルートも文具、事務用品専門店からスーパー・コンビニ・ドラッグストア等業態の垣根を越えた取扱先が増加しております。

このような状況のもと、当社グループでは事務用品等事業におきまして「良い品はお徳です」をモットーに、皆様の暮らしに豊かさをもたらす製品、環境や時代及び多様化する需要にマッチした魅力ある製品の開発を積極的に進め、売上の拡大に努めてまいりました。

主な新製品としましては、推し活応援サプライとして文具市場に新たなカテゴリーを提案いたしましたグッズ収納シリーズ「myfa(ミファ)」、少ない冊数の本やCD・DVDなどのケース類の収納物が倒れることなく整理できる「1冊でも倒れないブックスタンド」を発表し、売上を伸ばしました。また日本文具大賞2023において「myfa コレクションスタンド L/デコレーションポーチ ミニ」がデザイン部門にて、「1冊でも倒れないブックスタンド」が機能部門にて、「Noir×noir(ノアールノアール)コングレスケース」がサステナブル部門にてそれぞれ優秀賞を受賞し、「にゃんシーン ボックスペンポーチ」が日本文紙MESSE(メッセ)大賞2023のデザイン性部門において「最優秀賞(一財)大阪デザインセンター理事長賞」を受賞いたしました。一方既存製品では、主力製品の机収納シリーズの「机上台」、ロングセラーの「ルーパーファイル」や「カラークリヤーホルダー」のほか、「リクエストD型リングファイル」、OEM製品等が引き続き堅調に推移いたしました。

この結果、事務用品等事業は新製品の積極的な投入や、量販及び海外向け売上の増加等により前年同期比増収となりました。不動産賃貸事業につきましては、テナントの稼働率がほぼ前年通りで推移したものの、一部空室の発生により前年同期比は減収となりました。

以上により、当第2四半期連結累計期間における売上高は4,548百万円(前年同期比5.2%増)となりました。

 

利益面につきましては、前年同期比増収ではあったものの想定額に及ばなかった事に加え、原材料価格の高止まり、円安に伴う輸入コストの上昇等が大きく響き、105百万円の営業損失(前第2四半期連結累計期間は営業損失4百万円)、経常損失は55百万円(前第2四半期連結累計期間は経常利益100百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は3百万円(前第2四半期連結累計期間は親会社株主に帰属する四半期純利益63百万円)となりました。

 

 セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。

 

部    門

売上高(百万円)

構成比(%)

前年同期比増減
(%)

 

フ      ァ      イ      ル

1,326

29.2

4.1

 

バインダー・クリヤーブック

1,149

25.3

7.8

 

収   納   整   理   用  品

1,480

32.5

11.2

 

そ  の  他  事  務  用  品

367

8.1

△13.0

 

事   務   用   品   等   事   業

4,324

95.1

5.6

 

不   動   産   賃  貸   事   業

224

4.9

△2.1

 

合         計

4,548

100.0

5.2

 

   [事務用品等事業]

    事務用品等事業は、以下の4部門に大別しております。

   <ファイル部門>

クリヤーホルダー、リングファイル、パンチレスファイル、ルーパーファイル、クリップファイル等を主要製品とするファイル部門の売上高は1,326百万円(前年同期比4.1%増)となりました。

   <バインダー・クリヤーブック部門>

クリヤーブック、クリヤーポケット、ツイストノート、多穴リングバインダー等を主要製品とするバインダー・クリヤーブック部門の売上高は1,149百万円(前年同期比7.8%増)となりました。

   <収納整理用品部門>

ペンケース、机上台、クリヤーケース、バッグ、デスクトレー等を主要製品とする収納整理用品部門の売上高は1,480百万円(前年同期比11.2%増)となりました。

   <その他事務用品部門>

スライドカッター、コンパクトホッチキス、カルテフォルダー、カルテブック等を主要製品とするその他事務用品部門の売上高は367百万円(前年同期比13.0%減)となりました。

以上の結果、事務用品等事業の売上高は4,324百万円(前年同期比5.6%増)となり、利益につきましては、前年同期比増収ではあったものの想定額に及ばなかった事に加え、原材料価格の高止まり、円安に伴う輸入コストの上昇等が大きく響き、176百万円の営業損失(前第2四半期連結累計期間は営業損失86百万円)となりました。

   [不動産賃貸事業]

不動産賃貸事業は、テナントの稼働率がほぼ前年通りで推移したものの、一部空室の発生等により前年同期比減収となり、売上高は224百万円(前年同期比2.1%減)となり、営業利益は70百万円(前年同期比13.5%減)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ598百万円減少し1,675百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金の増加は、729百万円となりました。これは主として棚卸資産、売上債権の減少、減価償却費等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

  投資活動による資金の増加は、23百万円となりました。これは主として投資有価証券の売却等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

  財務活動による資金の減少は、167百万円となりました。これは主として、長期借入金の返済、配当金の支払等によるものであります。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は34百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設は、以下のとおりであります。

会社名

物件名

(所在地)

セグメント

 の名称

設備の内容

取得額

(百万円)

資金調達方法

取得年月

提出会社

コスモリード菊川

(東京都

墨田区)

不動産賃貸

事業

賃貸用住居

665

自己資金

2023年9月

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。