第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等は行われておりません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復が続きました。個人消費が雇用所得環境の改善を背景に安定しており、鉱工業生産も在庫調整が進み堅調に推移しました。2016年度後半に円高が一巡し、米大統領選挙後の円安に伴い企業収益が改善したことから、設備投資も持ち直す動きとなりました。このため、景況感も概ね改善しましたが、米新政権の政治手腕に対する懸念も根強く先行きへの不透明感も大きくなっております。

 段ボールの消費動向は、1-3月累計数量(速報値)は前年比101.9%と概ね安定して推移しました。

 このような環境下当社グループにおいては、生産面の合理化および収益視点の販売強化に注力し、主力製品の品質・サービスの向上や企画・開発力の訴求に努めてまいりました。

 段ボールの国内販売数量は、食料品をはじめ多くの分野で堅調に推移しました。特に衛生用品等が前年を大きく上回ったことなどにより、全体として前年比106%の販売量となりました。生産面においては引き続き、歩留りや生産性向上など工場運営の合理化と設備メンテナンスの強化に努めたことなどにより、収益は昨年を上回る結果となりました。

 海外においては、ベトナム・ハイフォンの現地法人がベトナム市場の旺盛な需要を着実に取り込むため、設備増強を前倒しして進めているほか、中国・蘇州の現地法人では生産性向上が収益に結びついた結果、増収増益に大きく寄与しました。

 その結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は112億62百万円(前年同期比108.8%)、営業利益72百万円(前年同期は営業損失1億5百万円)、経常利益2億17百万円(前年同期比379.2%)および親会社株主に帰属する四半期純利益1億11百万円(前年同期比346.2%)となりました。

 セグメントの業績の状況は次のとおりであります。

① 包装材関連事業

 当セグメントにおきましては、売上高は120億2百万円(前年同期比109.7%)、セグメント利益(営業利益)は1億51百万円(前年同期はセグメント損失63百万円)となりました。

② 不動産賃貸事業

 当セグメントにおきましては、売上高は98百万円(前年同期比102.2%)、セグメント利益(営業利益)は81百万円(前年同期比104.2%)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ13億19百万円減少し635億2百万円となりました。これは、主に前連結会計年度末に比べ、受取手形及び売掛金などの売上債権が減少したことなどによるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ7億60百万円減少し253億3百万円となりました。これは、主に短期借入金を返済したことおよび仕入債務が減少したことなどによるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ5億58百万円減少し381億98百万円となりました。これは、主に配当金の支払いなどによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は75百万円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。