第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、昨年10月の消費増税の影響から個人消費が鈍化していたところに、新型コロナウィルス感染症の影響によるインバウンドの減少や外出自粛にともなう市場の低迷で、個人消費や輸出、設備投資に加えて雇用情勢も弱含みとなるなど、景気は急速に悪化しました。世界経済においても、米中通商摩擦の長期化などで脆弱化していたなか、新型コロナウィルス感染症の影響による部材調達の遅延や経済活動の抑制などで、先行きの不透明な状態が続いております。

 段ボールの国内消費動向は、加工食品分野は比較的好調に推移したものの、青果物分野や電気機械分野、繊維製品分野等が低調で、全体としては前年を下回る結果となりました。

 このような環境下、当社グループの国内段ボール販売数量は、青果物における昨年の自然災害を起因とする需要家のケース在庫増による当社の販売減や、電気機械の一部得意先の減産等によって、前年比94.3%となりました。収益面では、2018年12月から鋭意取り組んできた段ボール製品の価格の改定の効果によって、前年から大幅に改善いたしました。

 海外事業については、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、中国およびマレーシアでのロックダウンによる休業、東南アジアにおける一部の得意先でのサプライチェーンの乱れや需要の変動による減産等の要因で、厳しい事業環境が継続しました。

 その結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は125億27百万円(前年同期比99.1%)、営業損失85百万円(前年同期は営業損失3億57百万円)、経常利益44百万円(前年同期は経常損失1億25百万円)および親会社株主に帰属する四半期純損失35百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失2億66百万円)となりました。

 セグメントの経営成績の状況は次のとおりであります。

① 包装材関連事業

 当セグメントにおきましては、売上高は133億37百万円(前年同期比98.6%)、セグメント損失(営業損失)は39百万円(前年同期はセグメント損失3億47百万円)となりました。

② 不動産賃貸事業

 当セグメントにおきましては、売上高は96百万円(前年同期比99.1%)、セグメント利益(営業利益)は80百万円(前年同期比98.7%)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ10億47百万円減少し615億13百万円となりました。これは、主に前連結会計年度末に比べ、売上債権が減少したことなどによるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ4億46百万円減少し263億98百万円となりました。これは、主に仕入債務が減少したことなどによるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ6億1百万円減少し351億15百万円となりました。これは、主に配当金の支払などによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は78百万円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等は行われておりません。