第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出では緩やかな増加が続き、企業収益や設備投資では持ち直しの動きもみられましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、サービス支出を中心に個人消費は弱い動きとなり、依然として厳しい状況で推移しました。海外経済においても一部の国々では順調なワクチン接種により、経済活動の再開が進んでおりますが、変異株による断続的な感染拡大の波が発生している状況に変わりはなく、さらに米中対立や半導体需給ひっ迫の影響もあり、先行きが不透明な状況が続きました。

このような状況下、当社グループの第2四半期連結累計期間における売上高は、272億18百万円(前年同期比109.0%)、営業利益5億37百万円(前年同期比1,067.2%)、経常利益10億43百万円(前年同期比415.0%)および親会社株主に帰属する四半期純利益7億63百万円(前年同期比633.5%)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。なお、セグメント業績の金額には、セグメント間取引が含まれております。

 

包装材関連事業

 段ボールの国内生産動向は、1-6月累計数量(速報値)では前年比104.1%と、電機・機械分野を中心に前年からの回復が見られました。

 このような環境下、当社グループの国内販売数量は、段ボールケースでは、主力の食品分野においては、外出自粛や時短営業の影響を受けたギフト、業務用需要の減少は続きましたが、通販や電機・機械分野の需要増があり、前年比103.1%となりました。段ボールシートでは、昨年コロナ禍で大きな影響を受けたボックスメーカーの業績回復により、前年比106.5%と大きく伸長しました。

 収益面においては、段ボールの販売数量の増加に加えて、印刷紙器事業の寄与により、利益計上となりました。

 海外においては、主原材料価格が高い水準で維持されたことに加えて、当社の進出している東南アジア地域において、新型コロナウイルス感染拡大による企業活動の制約が足かせになり収益面では厳しい状況となりました。

 以上により包装材関連事業の売上高は288億12百万円(前年同期比108.4%)、セグメント利益(営業利益)は5億43百万円(前年同期比840.3%)となりました。

 

不動産賃貸事業

 当セグメントにおきましては、売上高は1億91百万円(前年同期比99.8%)、セグメント利益(営業利益)は1億56百万円(前年同期比98.0%)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ28億36百万円減少し640億26百万円となりました。これは、主に前連結会計年度末に比べ保有株式の株価下落にともなう投資有価証券残高の減少などによるものであります。

 当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ15億1百万円減少し261億46百万円となりました。これは、主に投資有価証券の含み益の減少に伴う繰延税金負債の減少などによるものであります。

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ13億35百万円減少し378億79百万円となりました。これは、主に保有している投資有価証券の株価の下落によるその他有価証券評価差額金の減少などによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ49百万円減少し21億79百万円となりました。これは、営業活動により得られた資金22億68百万円、投資活動により使用された資金10億66百万円および財務活動により使用された資金12億56百万円によるものであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られた資金は22億68百万円(前年同期は16億46百万円)となりました。この主な要因は、税金等調整前四半期純利益を9億96百万円計上したことおよび減価償却費を9億24百万円計上したことなどによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により使用された資金は10億66百万円(前年同期は11億44百万円)となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出9億74百万円などによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により使用された資金は12億56百万円(前年同期は3億28百万円)となりました。この主な要因は、短期借入金の減少5億16百万円、長期借入金の返済2億24百万円および配当金の支払4億94百万円などによるものであります。

 

(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当第2四半期連結累計期間において、重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定に重要な変更はありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(6) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

 当第2四半期連結累計期間において、当社の財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

(7) 研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は95百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等は行われておりません。