文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の各種政策の効果もあり、雇用情勢や所得環境の改善が見られ、景気は緩やかな回復基調で推移しました。その一方で中国を始めとするアジア新興国等の景気減速による影響が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような経営環境のもと、当社グループは提案営業による顧客満足を徹底的に追求するとともに、全社をあげてイノベーション活動に取り組み、業績向上に努めてまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は135億79百万円(前年同期比1.5%増)となり、営業利益は7億47百万円(前年同期比101.5%増)、経常利益は9億75百万円(前年同期比71.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億24百万円(前年同期比118.5%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(緩衝機能材事業)
パルプモウルド部門は、畜産・農業分野では引き続き鶏卵関係やりんご用トレーの出荷が順調に推移しましたが、西日本地区の青果物の需要減により減収となりました。工業分野では医療機器向けの需要減や事務機器向けの生産調整の影響等で減収となりました。
段ボール部門は、工業分野では加工食品分野の需要増や包装改善提案等による拡販で増収となりました。農業分野は春先の天候不順や台風などの影響で低調に推移し減収となりました。
その結果、当事業の売上高は59億84百万円(前年同期比1.1%減)となり、セグメント利益は5億88百万円(前年同期比14.9%増)となりました。
(包装機能材事業)
樹脂部門は、PS食品容器フィルムは原料価格低下の影響で減収となり、キャストフィルムは新機能フィルム等の積極的な拡販により好調を維持し増収となりました。樹脂袋は肥料全体の需要減少で減収となりました。
紙袋部門は、国内は新規拡販に努めたものの需要減退の影響を受け前年並みとなりました。海外は新規顧客拡販が順調に推移し、円安効果もあり増収となりました。
その結果、当事業の売上高は72億52百万円(前年同期比4.4%増)となり、セグメント利益は7億68百万円(前年同期比50.4%増)となりました。
(その他)
売上高は3億42百万円(前年同期比11.6%減)となり、セグメント損失は21百万円(前年同期は51百万円のセグメント損失)となりました。
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は56百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。