文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、個人消費や設備投資に持ち直しの動きが見られ、雇用・所得環境の改善により緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米国の新政権による政策動向や、中国を始めとするアジア新興国の経済動向、さらには地政学的リスクの高まり等、世界経済の不確実性により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような経営環境のもと、当社グループは、トータル・パッケージング・ソリューション提案による顧客満足を徹底的に追求するとともに、全社をあげてイノベーション活動に取り組み、業績向上に努めてまいりました。
その結果、売上高は主にPSフィルム製品の増収、パルプモウルド製品の鶏卵トレーの拡販、段ボール製品のうち大型ケース拡販等により46億36百万円(前年同期比6.1%増)となり、利益については、国内の高付加価値製品の売上増加や販管費削減等により、営業利益は3億88百万円(前年同期比28.4%増)、経常利益は4億48百万円(前年同期比73.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億10百万円(前年同期比71.4%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(緩衝機能材事業)
パルプモウルド部門は、畜産・農業分野ではりんご用、メロン用トレーが減収となったものの、鳥インフルエンザ対策やリニューアル効果で鶏卵トレーが好調であったこと、また、トマト用、デコポン用トレーも好調で、増収となりました。工業分野では消費財向けの需要増の影響で増収となり、パルプモウルド部門全体でも増収となりました。段ボール部門は、農業分野は原料価格低下に伴う影響で減収となったものの、工業分野での大型ケース拡販等により段ボール部門全体では増収となりました。
その結果、当事業の売上高は20億31百万円(前年同期比6.0%増)となり、セグメント利益は2億40百万円(前年同期比19.4%増)となりました。
(包装機能材事業)
樹脂部門は、食品容器フィルムや機能性フィルムなどのPSフィルムの出荷量は好調を維持し、またキャストフィルム、樹脂袋も堅調に推移し増収となりました。紙袋部門は、国内は合成樹脂、製粉分野が低調でしたが、化学薬品、飼料分野が好調で増収、海外は数量ベースでは好調を維持しているものの、世界的な原紙納期逼迫の影響もあり減収となりました。
その結果、当事業の売上高は24億89百万円(前年同期比5.0%増)となりましたが、原料価格高騰等によりセグメント利益は3億39百万円(前年同期比6.9%減)となりました。
(その他)
売上高は1億14百万円(前年同期比43.9%増)となり、セグメント利益は3百万円(前年同期は4百万円のセグメント損失)となりました。
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は18百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。