文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費や設備投資環境の改善から、緩やかな拡大基調となりました。一方、海外政治・経済情勢の不透明感は緩和しつつあるものの、中国および新興国の経済動向や東アジア等の地政学的リスクには注意を必要とする状況であります。
このような経営環境のもと、当社グループは引き続き「TPS(トータル・パッケージング・ソリューション)提案」により顧客満足を徹底的に追及するとともに、全社をあげてイノベーション活動に取り組み、業績向上に努めてまいりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、主にフィルム製品および段ボール製品の増加で、46億77百万円(前年同期比0.9%増)となりました。利益については、原燃料費など製造原価増の販売価格転嫁活動途上でもあり、営業利益は2億63百万円(前年同期比32.1%減)、経常利益は3億7百万円(前年同期比31.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億7百万円(前年同期比33.1%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(緩衝機能材事業)
パルプモウルド部門は、工業分野と青果物用トレーで一部増加したものの、畜産分野では鶏卵関係で流通形態の変更もあり減少した結果、パルプモウルド部門の売上高は12億8百万円(前年同期比5.7%減)となりました。
段ボール部門は、農業分野は天候不順の影響もあり減収となったものの、工業分野では値上げ効果もあり増収となり段ボール部門の売上高は7億81百万円(前年同期比5.7%増)となりました。
成型部門は、樹脂成型品について今期より生産、販売を開始したことで売上高は従来の宙吊式包装容器(ゆりかーご)と合わせて46百万円(前年同期比322.2%増)となりました。
その結果、当事業の売上高は、20億36百万円(前年同期比0.2%増)となりましたが、原燃料費の増加等により
セグメント利益は1億88百万円(前年同期比21.6%減)となりました。
(包装機能材事業)
フィルム部門は、食品容器用フィルムが国内における中食需要増の影響もあり好調で、フィルム部門の売上高は10億57百万円(前年同期比 9.6%増)となりました。
重包装袋部門は、国内は製粉向け増加およびOEM生産販売(前期第2四半期より生産)の影響で増収となりましたが、海外は拡販計画の遅れの影響もあり減収となった結果、重包装袋部門の売上高は14億77百万円(前年同期比3.1%減)となりました。
その結果、当事業の売上高は25億35百万円(前年同期比1.8%増)となりました。セグメント利益は重包装袋部門における原料の値上げの影響が大きく、2億79百万円(前年同期比17.6%減)となりました。
(その他)
売上高は1億5百万円(前年同期比7.9%減)となり、セグメント利益は3百万円(前年同期比11.4%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1億17百万円増加し、211億51百万円となりました。
流動資産については、電子記録債権、商品および製品の増加等により前連結会計年度末に比べて35百万円増加しております。固定資産については、有形固定資産等の増加等により、前連結会計年度末に比べて82百万円増加しております。
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は76億3百万円となり、前連結会計年度末に比べて48百万円の増加となりました。流動負債については、短期借入金等の増加等により、前連結会計年度末に比べて1億14百万円増加しております。固定負債については、長期借入金の返済等により、前連結会計年度末に比べて66百万円減少しております。
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は135億47百万円となり、前連結会計年度末に比べて69百万円の増加となりました。
(3)事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は20百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。